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よこよこさんのBlog

i-MiEV(X)運用を開始して2年過ぎました。 2016-05-04 23:47:28

今回投稿した内容は、当初私のi-MiEV購入店のお店ブログ用に

ユーザーならではの「実際のところどうなん?」と言う視点で原稿を作っていたのですが、

「例の出来事」でお店ブログの更新をストップしているとのことで

お店ブログの原稿をベースに個人ブログ用に再構成したものをココへupします。

2014年3月21日に納車されたた私のi-MiEV(アイミーブ)。
納車後無事に2年が経過し、走行距離も45000kmを突破しました。

このブログ で運用開始後1年間で聞かれたことを書きましたが、今回はその後の経過などをご紹介します。
※あくまで私の実績をまとめたもので全ての場合で同じ結果になるとは限りません。
 1つの実例として参考にして下さい。

2014年3月21日納車から2016年3月22日(関西電力の検針日)までの走行距離:45675km(この1年で25643km走りました)

納車から2016年3月22日(関西電力の検針日)までの
自宅充電:215回(この1年で93回)、自宅外充電:563回(この1年で379回)でした。
あくまで回数を集計しただけですので、自宅での1時間程度の補充電や自宅外で5分未満補充電したものも含めた回数です。

今回は下記7項目について記載します。
1.充電スポットが増えたと言う実感がないけど?
2.この1年でどこまで遠くに行ったの?
3.2年間、45000km走って駆動用バッテリーの劣化はあった?
4.「三菱自動車 電動車両サポート」本格運用して1年。充電料金は1か月でどの位増えたの?
5.2年間、45000km走って何を交換したの?
6.災害時にこそ電気自動車!
7.新たな悩み。

1.充電スポットが増えたと言う実感がないけど?
昨年の このブログ では約13000ヶ所以上あるとご紹介した充電スポットですが、
この1年で更に5000ヶ所以上増えて18000ヶ所以上となりました。

新規オープンした大規模ショッピングモール等ではほぼ例外なく充電設備が設置される等、

近畿2府4県を移動するレベルでは無計画にドライブへ出発しても充電には困らないレベルの設置状況になりました。

また、三菱自動車電動車両サポートの会員向け専用アプリ を使うと電動車両サポートが使える充電設備が利用されているかどうかがスマホやタブレット画面で解るので充電スポットに到着してもすぐに充電出来ない充電待ち(充電渋滞)をある程度未然に防ぐことが出来ます。


2.この1年でどこまで遠くに行ったの?
昨年度は充電設備の増加や このニュース でも紹介されていましたが、次世代自動車センターが実施した高速道路利用実態調査事業のモニター車両として私のi-MiEVを登録したこともあり走行距離が延びました。

日帰りでは 淡路島 や徳島、お泊りだと 香川&岡山(前編) (後編)、遠くは沼津に前泊して箱根へ昨年に続いて行きましたし、 一番遠くだと兵庫→岐阜→熊本→佐賀→福岡→兵庫と高速道路を8日間で往復し2440km走りました。


(JR西日本のCMでも以前紹介されてた熊本・天草でイルカウォッチングした時の写真です)

とこのブログをまとめている最中に熊本地震(熊本・大分大震災と言った方が良いかも?)が発生して余震が続いています。
少しでも早い余震収束、復旧、復興になることをお祈りしています。


3.2年間、45000km走って駆動用バッテリーの劣化はあった?
私自身、EVに対する一番の不安点は距離や充電回数と時間経過によって駆動用バッテリーが劣化しないかです。
解りやすい例えだと携帯やスマホなど使い始めて2年もしたら使い始めの半分も電池が持たない!と言うような事態がEVで発生してしまうとドライブどころでは無くなりますから。

3月に実施した12ヶ月点検に合わせて調べてもらった結果、2年&45000km走っているにもかかわらず、新品と比べて95%の容量がある(新品と比べて5%しか目減りしていない)ことが解りました。
8年もしくは16万kmのどちらか早い方に達するまでに基準以下まで劣化した場合は駆動用バッテリーを新品に交換してくれるメーカー保証もあります。

数値だけでなく、体感的にも1回充電して走れる距離が短くなったとは現在のところ感じていません。
昨年4月には一定の条件下ではありますが、カタログ値(180km)以上の一充電走行距離191.2kmを走行しました。
普段使いでのこの1年間の実績では、春と秋:約120km、夏:約100km、冬:約90kmです。
夏と冬はどちらの季節もそれなりに冷暖房を使用しています。

やっぱり走れる距離が短いとお感じかもしれません。
ただ自宅で充電出来る方なら、電欠(エンジン車で言うガス欠)にならずに自宅まで戻って来ることが出来れば翌朝には充電が終わっているので全く問題ありません。
自宅外でも休憩のついでに充電すれば充電時間はロスタイムになりません。
(この2年間で電欠は1回もありませんでした)

私の場合、平日1日の走行距離は約30kmです。
普段の使い方での充電は、春~秋:3~4日に1回、冬:2~3日に1回程度です。
普段の使い方で冬でも1日充電せずに済むならばEVを購入するか検討に値すると思います。

特にクルマが複数台あるご家庭であまり遠出しない使い方も割とあるのでしたら
「私って1日どれ位の距離走っているのかな?」と調べてみてはいかがでしょう?
「調べてみると私の使い方ならEVでも全く問題ない」と言う方も大勢いらっしゃるのでは?
1台はエンジン車、もう1台はEVなら万一の際でも使い分けができます。


4.「三菱自動車 電動車両サポート」本格運用して1年。充電料金は1か月でどの位増えたの?
昨年4月から「三菱自動車 電動車両サポート」が本格運用になり三菱販売店など多くの充電スポットが有料になりました。
この1年は平均で1か月約2100km走りましたが、月額基本料金(ベーシック)+充電器利用料の合計で約2200円で、自宅充電分を加えても約3300円です。
1km走るのに1.6円未満です。月々のガソリン価格から燃費に換算すると1年間平均で約106km/Lと言う低燃費です。
(表とグラフはクリックすると大きくなり、見やすくなります。)




私は自宅充電がメインで自宅まで戻るのに不安な残量の時は、近隣のショッピングモールで三菱自動車 電動車両サポートを使わなくても独自会員やWAONを使えば普通充電できるのでベーシック会員です。


5.2年間、45000km走って何を交換したの?
運用開始後1年でのブログ でも書きましたが、EVにはエンジンが積んでいないので
エンジンオイル、プラグ、エアーエレメント、ベルト類がないので交換が不要です。

2年間に交換した具体的なものは、デフオイル、エアコンフィルター、タイヤ4本、キーレスオペレーションキーの電池、

人によっては3年分に相当する距離を走ったので1年半(36000km)で念のために交換したブレーキフルードだけです。

一般的には約5年分に相当する距離を2年間で走ったのですが、

エンジンブレーキに相当する回生ブレーキがマニュアル車並に効くのでブレーキパッドの摩耗も少ないです。
45000km走ったのですが、ブレーキパッドは新品から2.0mmしか摩耗していません。
このペースだと10万キロまでブレーキパッドは交換せずに済みそうな感じです。


6.災害時にこそ電気自動車!
2.でも少し触れましたが、4/14(木)に熊本地震が発生しました。
一部でガソリンスタンドに行っても在庫がないために給油できなかったり、
給油するためにガソリンスタンド手前で長い車列が出来ていたと言う報道もありました。

また、東日本大震災では燃料油の供給体制が崩壊して、特に個人のマイカーに給油できない期間が長期間続きました。
その点ライフラインでは、電力の復旧が一番早く仙台市内では3日後には稼働できましたし、
電気さえ復旧すれば順番待ちはあるにせよ待ちさえすれば確実に充電出来ます。

またアウトランダーPHEVではグレードによっては標準で、MiEVシリーズだと MiEVパワーボックス を使うと大容量の駆動用バッテリーに蓄えられた電力を、非常時や外出先などの様々なシーンで、色々な家電製品に最大1500Wまで取り出すことができます。

3月に出かけた 「ETCマイレージ&ポイント交換ドライブ2016」PHEVで門司&下関へGO!(1日目) でも車中泊の際に電気毛布を利用しました。
エンジンを稼働させずに車内を冷暖房出来るメリットは大きいです。

それ以外でも特に企業の社用車や官公庁の公用車ならば「動く電源車」としての使い方など様々なメリットがありますし、官公庁は一般家庭より優先して電力は復旧されるので不稼働日短縮に繋がります。
ガソリン単価、EVの1km走行単価、車両価格を入れ替えて計算する必要がありますが、導入を検討する上で参考になる情報も こちら にありますのでご覧下さい!


7.新たな悩み。
購入前は、平日はアイミーブ、休日はシャリオを使う想定だったので1年で1万km走るだろうと思っていたのですが、実際使い始めてみると普段使いの使い勝手の良さや運用コストの安さもあり一昨年1年で2万km、この1年では充電設備の増加、高速道路利用実態調査事業のモニター車両になったこともあり1年で25000kmと更に延びました。

長く安心して使うために、加入を考えている「つく2保証I」(初回車検時加入)の加入条件が初度登録日から36ヶ月経過日の45日前(加入時点)の走行距離が6万km未満であることなので、距離を見ながらお出かけしないといけないこと。
まさかこんな状況になるとは・・・。


最後に・・・
補助金制度や消費税率が変わったので、私が購入した2年前と比べると新車購入時の実質負担額は残念ながら高くなってしまいました。
ただ今だと新車だけでなく中古車でもアイミーブ(i-MiEV)やミニキャブMiEV(バン&トラック)を購入することもできます。
現在、全国の三菱販売店で在庫しているMiEVシリーズの中古車は こちら です。
クリーンカーで購入する場合、購入前に駆動用電池の容量を測定をして教えてくれるので、
状態の良い車と巡り合えれば意外とお手軽にEVライフを始めることができますよ。

過去にブログで紹介したこともありますが、トリップメーター、
燃費マネージャー、CaniOn、関西電力の検針票を基にデータを月ごとにまとめています。

次回は2年間で得られた数値をまとめてお伝えできれば・・・と思っています。


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