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よこよこさんのBlog

アイ・ミーブ(i-MiEV_X)無充電走行チャレンジ2021夏!約15万キロ車でチャレンジしました!! 2021-09-20 00:59:53

私のアイ・ミーブXは、新車から7年・約14万キロとなる今年(2021年)4月に駆動用バッテリーを保証で交換してもらいました。
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当初は、駆動用バッテリーを交換した春に1回充電して何km走れるかチャレンジする予定でしたが、まん延防止措置が発出されていたので夏に延期しました。
2021年8月現在、兵庫県は緊急事態宣言が発出され、「不要・不急な外出、県外への移動を避ける」ことが求められています。
これ以上延期すれば記録を見込めないので、兵庫県内でルート検討を行い実施しました。

直近では、2018年に「ビワイチ無充電走行チャレンジ」を行っています。
8万キロ以上走ったi-MiEV(X)でビワイチ無充電走行チャレンジ成功!180604
http://ev-owners.jp/blog/blog.cgi?id=6845

事前準備として、荷室に積んでいる充電ケーブル、電装品バッテリー用ブースターケーブル、牽引ロープなどが入ったBOXを下ろしました。
測定してみると重量は19.6kg有りました。

後ろの窓に「無充電走行チャレンジ」を実施している旨のペーパーを貼り付け。
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昨夜からの自宅充電が満充電になり、出発前のデータ記録&写真撮影。
走行可能距離「164km」、トリップメーターをリセットして朝6:20に自宅を出発!
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要所ごとに記録をしながら走ります。
R2浜手バイパス終点の「ハーバーランド」で途中経過を撮影。
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自宅から約35km走って電池残量は残り87.0%、残り走行可能距離:165km

R2をそのまま西へ。西明石駅手前の「ローソン西明石5丁目店」で途中経過を撮影。
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自宅から約58km走って電池残量は残り76.5%、残り走行可能距離:142km

西明石駅前からR250(明姫幹線)へ。明姫幹線西端近くのエネオス前で途中経過を撮影。
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自宅から約80km走って電池残量:残り67.0%、残り走行可能距離:122km

明姫幹線の西側終点の高砂西ICからは姫路市内のゴーストップを避けるために姫路バイパスへ。
姫路バイパスは左車線を約55km/hでクルーズコントロールをセットして走行。

姫路バイパス終点で下車。R179を走って「姫路三菱・太子店」へ。
お店の人に撮影許可をもらって撮影場所を提供してもらいました。
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自宅からちょうど100km走って電池残量:残り59.0%、残り走行可能距離:105km

この後もR2を西へ。東有年交差点を左折して南下。「坂越駅」で折り返します。
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自宅から約130km走って電池残量:残り46.0%、残り走行可能距離:77km

先ほどと同じ道を戻って再び「姫路三菱・太子店」で途中経過を撮影。
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自宅から約159km走って電池残量:残り32.0%、残り走行可能距離:47km

引き続き同じ道を戻って姫路バイパスに乗り、高砂西ICで下車して途中経過を撮影。
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自宅から約179km走って電池残量:残り23.0%、残り走行可能距離:28km

再びR250(明姫幹線)を東へ。「イエローハット土山店」で折り返します。
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自宅から約196km走って電池残量:残り14.5%、残り走行可能距離:10km

自宅から205.3km走った地点でカメマーク点灯、残り走行可能距離:---km

明姫幹線西端近くのエネオス前で途中経過を撮影。
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自宅から約212km走って電池残量:残り7.0%、残り走行可能距離:---km

姫路バイパスに乗り、中地ICで下車して北上。
R2で左折し、西行の一方通行に。

電池残量は残り0.5%になりました。
次は電池残量0%でいよいよ電欠(エンジン車で言うガス欠)になります。
目標にしていた姫路三菱・青山店に到着するのは無理と判断し、

安全に駐車出来る「セブンイレブン姫路土山7丁目店」で運転終了。
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写真撮影をしている間に電池残量が0.5%から0%に変わり電欠。走行可能を表す「READY」の文字が消えました。
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動かせなくなったので、本当にレッカーを要請しないといけません。
JAFにも加入していますが、今回は三菱電動車両サポートのロードサービスを要請しました。
https://ev-support.mitsubishi-motors.co.jp/service/roadservice.html

三菱電動車両サポートのコールセンターから「コロナウイルス感染対策として、

レッカー車に運転手の同乗は出来ない。タクシーで移動して欲しい。タクシー料金は後日返金する」とのこと。
レッカー車の到着予定時刻が解ったのでタクシーの手配。
幸い迎車料金無料なタクシー会社が近くに有り、当方の希望時刻に配車できるとのことで配車をお願いしました。

無事にレッカー車が到着。あかつきレッカーが来てくれました。
あかつきレッカーの方とお話ししている中で「無充電走行チャレンジ」のペーパーを見て「それで電欠したんですね?」と話題になったので、「だから今日は出川さんの「やばいよ。やばいよ。充電プリーズ!」と書いてるこのTシャツを着てるんですよ」と「出川哲朗の充電させてもらえませんか?のTシャツ」を見せて「ははは・・・なるほど~」と少し笑いも取れましたw
https://shop.tv-tokyo.co.jp/shop/g/gDBS001709/

と雑談しつつ、さすがプロ。サクッと搬送準備完了!
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一旦レッカー業者さんとお別れしてタクシーで一足先に出発。
姫路三菱・青山店へ無事に搬入してもらいました。
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副店長さんから「電欠状態からいきなり急速充電を行うのはバッテリーにダメージを与える可能性が有る」

との助言&ご配慮で、約1時間半サービスピット内で普通充電。
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その後、急速充電を行いました。
液晶画面は見にくかったです。早急な改善を要望します。。。

さて最後になりましたが、今回の無充電走行チャレンジの結果は・・・
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226.2kmを充電せずに走りました。

事前に用意していたペーパーに結果を記入して記念撮影しました。
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駆動用バッテリーを新品に交換してもらってから7500km以上走った状態での記録なので、

新品交換直後のチャレンジならもう少し長く充電せずに走れた可能性が有ります。
とは言え、無充電走行チャレンジを行っても、駆動用バッテリー交換直後と電池容量が変わらないのは、

明らかに正常ではないと思うので、改めて三菱販売店で確認してもらおうと思っています。

今回のチャレンジでプロのドライバーではない一般ユーザーの一人が、テストコース等ではない

(兵庫県の方にとっては馴染みの)実際の道路で一定の条件下ではありますが、

新車から約15万キロ走ったEVでも駆動用バッテリーを交換すれば、

カタログ値を上回る距離を充電せずに走れたことは大きな意義があると思います。

最後に今回の無充電走行チャレンジで、SOC1%辺りの走行距離をまとめてみました。
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全体で見ると同じ道を走っていても西行きの方が電力消費が少ないですね。

今回の走行ルートは下記をご覧ください。
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今回、アイ・ミーブXで満充電から充電せずに電欠寸前まで使って実際に226.2kmを走りましたが、

「アイ・ミーブMで満充電から充電せずに電欠寸前まで使って実際に何km走った!」

という話はネット上でほぼ見かけません。
聞いたところでは、空気の密度よりも窓を開けない方が記録に反映しやすいそうです。
アイ・ミーブXだと、窓を開けない気象条件を待つよりも使用による電池の劣化の影響の方が大きそうなので、

今回チャレンジしました。
 
アイ・ミーブMに使われている東芝SCiB電池は劣化が少ないので、いつでもチャレンジできますね。
ここに出入りしているアイ・ミーブM乗りの皆さんのチャレンジレポを大いに期待しています!
 
ちなみにアイ・ミーブMのJC08モードでの一充電走行距離120km。
私のアイ・ミーブX記録226.2kmは、JC08モードの1.31倍に相当します(226.2km÷172km)
単純比較ですが、アイ・ミーブMだと「120km×1.31=157km」は充電せずに走れる??


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