よこよこさんのBlog
8万キロ以上走ったi-MiEV(X)でビワイチ無充電走行チャレンジ成功!180604 2018-07-01 00:22:08
私のi-MiEV(アイ・ミーブ)も乗り始めて4年が過ぎ、
体感レベルや数値上では「普段使っていて支障がない」とは言えるものの、
(私がまとめた詳しいデータは こちら をご参照ください)
もっと解りやすい具体的な例を示せないか?と思っていたところ、
兵庫県ではテレビ大阪で放送されている「出川哲朗の充電させてもらえませんか?」で
「琵琶湖をグルッと125キロ!行くぞ彦根城」と題して滋賀県が放送されることを知り、調べてみると・・・
途中で充電せずに琵琶湖をグルッと一周走れそうな事が解ったので、
2016年にアイ・ミーブ(i-MiEV・X)で一充電200km を走って以来、2年ぶりに無充電走行チャレンジしました。
走行ルートを計画段階で考えたことは・・・
1)琵琶湖をグルッと一周できる出来るだけ平坦でゴーストップの少ないルート。
2)アイ・ミーブXでのJC08モード一充電走行距離172kmを超えるルート。
ということで考えたルートは↓
走行距離は178.1kmと出ました。
そんなこんなで当日。
自宅を満充電で出発し、吹田ICから名神高速へ。
大津ICで下車して今回の無充電走行チャレンジルートのうち、
浜大津駅付近から今回のスタート&ゴールである「滋賀三菱自動車販売・彦根店」までの区間をテスト走行。
滋賀三菱自動車販売・彦根店前を通過して「イオンタウン彦根」でChademo充電。
ここまでのデータを下記にまとめます。
(表をクリックすると大きくなります)
滋賀三菱自動車販売・彦根店で普通充電を行い満充電。
充電している間に「無充電走行チャレンジ」している旨のペーパーを貼り付け。
満充電後に出発前のデータ記録&写真撮影。
走行可能距離は「165km」と表示。
トリップメーターをリセットしてゼロにします。
各セルごとの電圧
ユニットごとの電池温度
電池残存率
87.08%(新品と比べて約13%劣化しています)
いよいよ出発です!
今回、ご協力頂いた滋賀県在住の 電気自動車ニュース のEddyさんに途中まで先導して頂きました。
約1/3走ったセブンイレブン新旭バイパス店付近で途中経過を記録。
スタートから65.9km走りました。
残り走行可能距離は107km
電圧もキレイに揃っています。
電池温度
電池残量は68.5%
出川さんも立ち寄った「白髭神社」
出川さんも立ち寄った「びわ湖バレイ」
浜大津駅からは朝走ったルートと同じ道を走りました。
守山市と近江八幡市のファミリーマートでも記録を取りながら走ったのですが、想定より電池残量は減りません。
当初の想定ルート通りに走っても良いのですが、それだとカメマークすら点灯しない状態でのゴールになりそう。
「無充電走行チャレンジ」と言うにはチャレンジしなさ過ぎなので、
事前の想定ルートでは湖岸道路から外れる交差点を右折せずにそのまま湖岸道路を走りました。
スタート後、湖岸道路に出た彦根市内の交差点まで走ってもカメマークはまだ点灯しません。
このままだとゴールの「滋賀三菱自動車販売・彦根店」からどんどん離れてしまうので湖岸道路から離脱。
せっかくなので発売当初の一充電走行距離180kmに目標を変更してルート検討。
米原駅近くのフジテック・エレベーター試験塔近くを通るルートにしました。
国道8号線に合流する交差点でカメマーク点灯。
残り走行可能距離は「---」になりました。
スタートから175.7km走って点灯しました。
そのまま国道8号線を大阪方向に走って無事にゴール!
目標の180kmを超える180.4kmを充電せずに走りました。
ゴールでの電池残量は7.5%でした。
セルごとの電圧も大きくバラついています。
最も電圧の低いセルの電圧は3.535Vです。
これまでの経験で電池残量ゼロ%または最低電圧が2.800Vになるまでは走れることが解っているので、
電欠までもう少しは走れそうです。
電池平均温度はスタート時と大きくは変わっていません。
電池残存率もスタート時と変化ありませんでした。
87.08%(新品と比べて約13%劣化)
事前に用意していたペーパーに結果を記入して記念撮影しました。
ちょっと前後しますが、今回走ったルートと勾配はこんな感じです。
詳細は こちら をご覧ください。
今回走ったルートをなぞったのですが、web上では184kmと表示されています。
(実際はトリップメーター指示値の180.4km)
ビワイチ無充電走行チャレンジのデータは下記の通りです。
(表をクリックすると大きくなります)
この結果が示すように、今回のチャレンジでプロのドライバーではない一般ユーザーの一人が、
テストコース等ではない実際の道路で一定の条件下ではありますが、
8万キロ以上走って駆動用電池が87%まで劣化したアイ・ミーブ(i-MiEV)でも
走り方次第で発売当時のカタログ値以上の距離を充電せずに走ることを実証することが出来ました。
ネットなどで見る限り、駆動用電池を使用し始めて8万kmを超えてカタログ値以上を走った記録は見当たりませんでした。
i-MiEV(アイ・ミーブ)の優秀性を示す一つの実績になりました。
チャレンジ終了後は彦根店でChademo充電を30分行い、MMFスタッフと夕食のために岐阜市へ一般道だけで移動しました。
「サガミ岐阜加納店」にはEV用普通充電設備が設置されていたので、滞在中に充電して満充電で出発しました。
(表をクリックすると大きくなります)
最後になりましたが、
ルート計画・スタート&ゴール地点の選定でご協力いただいた「電気自動車ニュース」では「ビワイチ」と題して、
また「滋賀三菱自動車販売株式会社の Facebook」でも、「2018年6月5日 1:41付け」でご紹介頂きました。