HOME > ブログ

KAKUさんのBlog

「2015年 EVオーナーズクラブ(EVOC)新年会 MTG in NUMAZU」 活動報告パートⅡ 2015-02-11 20:14:02

パートⅠからの続き


くまさん>

次のテーマについてお話したいのですが、FCVについてです。 

マスコミでは、FCVとEVのどちらが生き残るかというテーマがよく見かけますが、生き残るかどうかというのは間違いで、私は、これから共存していくだろうと思います。水素社会は、FCVに限らず、今後日本にとっては必要だと私は考えています。
なぜかというと、化石燃料に頼らないエネルギー政策というのは、日本の国防上必要だと僕は思っているのですよね。中東・アメリカあたりの石油に頼らないエネ ルギーの開発は日本には絶対必要だということだとすると、国内で生産できる水素というのは、石油に限らず生産できる体制ができるなら、たとえば、水から太陽光を使って水素が作れるというのを、大規模なプラントとしてこれから開発していけば、国内でエネルギーを生み出していくという大前提からすると、FCV というのはwelcomeなんですね。

ですので、FCVに限らず、発電所を含め家庭での消費電力も含め、水素社会が今後だんだん発展してくるだろうと思うのです。2020年の東京オリンピックに向けて、東京都は水素社会インフラを整備するんだという話も出てきますし、経済産業省としても水素社会をバックアップする予算編成を組んでいます。国家プ ロジェクトとして動いていますので、水素を否定するということではなくて、今後水素はどういった形で生産できるかといところが一番大きな問題だと思っていま す。

究極なe-mobilityというのは、水素レンジエクステンダーEVだろうと思っています

FCV もEVも融合してくるんじゃないかと、要は、ガソリンとEVがPHEVになったように、FCEVみたいなものになっていくんじゃないかと。要するに、水素 も発展しますし、バッテリーもどんどん技術開発されていくわけですから、両方のメリットを出した車がでてくるんではないかなあというのが私の意見でござい まして、EVOCもそれに向けて、FCVを拒否するのではなくて、今後共存できる社会が生まれるだろうという前提で推進していこうかなあというふうに思います。

FCVはですね、じつは私も購入しようと検討したのですけど、当初トヨタは年産500台くらいしかしないと計画を打ち出しました。すでに1500台の予約で埋まっていると、これは官公庁、企業に中心に行って、個人には一切行き渡らないのですが、それで、トヨタは、年間3000台くらいの増産計画をしているそうで、うまくすれば3年後くらいに買えるんではないのと、そういう車なのです。ですから、議論の余地もないと思っていただいたほうがいいと思います。要するに買えない車なのです。

ですから、2年後くらいにFCVがどうなっているか、みなさん楽しみに見ていただければいいのではないかというレベルで、それよりも、もっともっと航続距離が延びるEVの開発を期待したいなあと思います。

 

最後に、

③EVOCの今後の活動に関して、周知したいと思います。

決定事項に関しては、5月16日 Eddyさんが琵琶湖でミーティングを行いたいということで計画しています。

翌日17日には淡路島で開催の、「淡路花博2015  EVアイランドあわじ札所巡り」とかぶせて開催しようかと考えています。

滋賀と淡路で行うとちょっと距離がありますが。

あわじ巡礼祭に関しては、EVOCのトップページに花博のバナーが貼っていますので、情報を確認されて、ご都合がつく方は、関東地区からも関西へと遠征をしていただければなあと思います。

あと、例年実施しておりますEVOCカンファレンスを、一週おいての5月30日に開催します。これについては、別紙にカンファレンスの内容を明記しておりますので、こちらもご覧いただいて、今年は一日のみの開催とし、予定ではありますが、EVOCメンバーで集まったメンバーで最新のEVにお乗り頂く形にしようと思っています。

また、東北のボランティアについては、knight-さんにプランニングしていただき、EVOCサイトに載せてもらって、皆様都合がつけば参加していただきたくお願いします。

11月のEVアイランド淡路のイベントは未定です。兵庫県の淡路県民局が企画、予算取りしている最中でして、これがうまくいけば大きな規模でEVフェアをやりたいという話があります。

最後に、11月の鉾田の復興イベントですが、昨年お客様の反応がいま一のところがあったりして、車種を限定しての展示の方がいいかなと、どんなデモンストレーションがいいかなあと企画を練って、考えたいと思っています。

 

さて、5月30日実施のEVOCカンファレンスの内容に戻りますが、なるべく、行政の方も、なるべく多く参加してもらいたいと思っていまして、経済産業省、神奈川県など、お声掛けをしております。これに、兵庫県さんも来ていただければありがたいですし、例年参加していただいている箱根町、さいたま市、小田原市にも声を掛けさせていただいています。

期待しているのは、日本充電サービス(NCS)さんですが、声を掛けたいなあと思っており、EVオーナーさんのいろいろな意見・声を聴いてもらいたいなあと思っています。

NEXCO東日本さんもお招きして、福島以北はどうなっているか?という話も聞いてみたいと思っています。

 

当然、メーカーさんにもお声を掛けさせてもらっていますので、VWJのSさん。ぜひ、5月のカンファレンスの出席もお願いします。

5月のカンファレンスでの目玉は、もしかして、ひょっとすると、MIRAIに乗れるかもしれません!!。

なお、夜は、懇親会ホテルパウエルにてEV談義ができる機会をとりたいと思っています。

その後、フリー談議となりました。EVにまつわる裏話は、ネット上ではナイショです。^^;


 

以上、新年会Meetingでの内容でした。

みなさん、このような討議の場に参加されたい方は、是非、5月30日開催のカンファレンスにご参集くださいね。

開催要項が固まり次第、追って、EVOCサイトで告知しますので、どうぞ、お楽しみに。

長文でしたが、最後までお読みいただきありがとうございました。

Meetingの雰囲気が伝わりましたなら幸いです。

 

(2015.2.12 20:00 校正)


▲ページの先頭へ