2015-04-07 13:32:30【coco充電】掲載済EVOC関連記事を転載2[リーフで上山温泉編]
EVサムライInterview 参の巻 (2012年4月19日up)
coco充電では、EV用充電スポットの施設情報&口コミを中心に、昨年12月のサイト開設以来、ゆっくりとではありますが、着実に機能追加を行ってきております。皆さまからの温かい励まし、ときにはちょっぴりキビしいお言葉を受けとめながら、日々成長してまいりました。
そんな中、目玉機能のひとつルートマップが公開されました。これは、目的地までのルートに充電スポットを配置して、ドライブルートを組み立てることができる機能で、コミュニティから入ることができます。それぞれのルートマップには掲示板が付いており、他の会員様とコメントのやり取りができます。もちろん非公開で秘密のルートを作って保存しておくことも可能です。現在、走破済みのルートがたくさん公開されていますので、ぜひご活用ください。
ルートマップのサンプル画像
そしてこの度、ルートマップ機能の実装に合わせ、ちょっと面白いキャンペーンを行いましたので、そのご報告です。と言いますか、皆さん、もちろん参加してくださいましたよね?(笑)
出発前にパチリ
このドライブチャレンジ応援キャンペーンは、少々手が込んでおりまして、まずcoco充電のリードユーザーとしておなじみの『くまさん&CARLさん』にルートマップ機能を使って、山形県かみのやま温泉までのルートを設定してもらいました。
総計500kmの道のりをどのように走り、どこを観光して、何回充電するのか?
まずはcoco充電会員の皆さまと掲示板で会話していただきながら、立ち寄る可能性のある充電スポットをなぞって、かみのやま温泉までのおよそのルートを作成しました。事前に登録されていたのは下記のとおり。
スタート:日産レンタカー練馬駅前店
B.経由地点:(株)高岳製作所 小山工場
C.経由地点:日産自動車㈱栃木工場
D.経由地点:栃木県庁舎
E.経由地点:栃木日産自動車販売㈱西那須野店
F.経由地点:NASUのラスク屋さん
G.経由地点:㈱日産サティオ福島郡山店
H.経由地点:福島日産自動車株式会社 鎌田店
I.経由地点:福島日産自動車株式会社喜多方店
ゴール:上山市役所
そして、3月23日に出発。到着までにかかった充電金額を皆さんに当てていただくというものです。
走行中には、道々起こる出来事をTwitterでリアルタイムに中継。臨場感あるレポートに、編集部もドキドキの連続でした。
そして、見事充電金額を当てた方には、抽選で1組2名様にEVエコタウン山形県 かみのやま温泉「旅館あづま屋」ペア宿泊券をプレゼント!
さらに、先着300名様にcoco充電オリジナルステッカーが当たる!という、なかなか気合いの入ったキャンペーンだったのですよ。
宿泊券を協賛していただいた、山形県のかみのやま温泉は、町ぐるみでEVタウン構想を進めるとってもエコ・コンシャスな町。
市役所に急速充電器を設置したり、充電可能な宿も充実してるってことで、今回の目的地となりました。
とここで、かみのやま温泉の紹介を。
かみのやま温泉ってどんなとこ?
「健康」と「ECO」が合体。
人も車も思いっきり充電できる上山EVエコタウンプロジェクトが進行中!
「上山市では、温泉クアオルト事業=「質の高い滞在型温泉保養地づくり」を進める中で、「健康」「環境」「観光」の3要素をキーワードにした『EVエコタウンプロジェクト』にも取り組んでいます。
温泉街を中心に電気自動車(EV)用の充電インフラの整備、EVタクシーやEVレンタカーによる市内観光などを計画。
“空気がきれいな温泉クアオルトのまちづくり”を掲げ、観光施設や宿泊施設で、人も車 も思いっきり充電できる、ゼロエミッション型観光まちづくりをめざしています。
モーダルecoシフト イメージ図
EVサムライInterview 参の巻 (2012年4月19日up)
準備に余念の無いお二方
スタートは日産レンタカー練馬駅前店。
普段はi-MiEV乗りのくまさん、CARLさんとナビの使い方などゴソゴソ。
CARLさんと私はTwitterの投稿についてなどを確認。さて、12セグのフル充電状態で颯爽と走り出して行きました。実際に通ったルートは下記のとおり。
A.スタート:日産レンタカー練馬駅前店
B.経由地点:足利銀行本店
C.経由地点:㈱日産サティオ福島白河店
D.経由地点:ふくしま磐梯熱海温泉 四季彩一力
E.経由地点:福島日産自動車㈱会津一箕町
F.ゴール:上山市役所
充電回数は3回(!)。かかった料金は、のべ1,050円(日産ZESP非会員料金525円×2回、足利銀行本店は無料)でした。
旅程詳細は、くまさ~んのブログに譲ります。ドキドキが伝わってきますよ!
雪の壁が延々続く
そして2日目。米沢をパスし、二人は一路かみのやま市役所を目指します。
外気温は3度、小雨の南陽市を過ぎ、残目盛り2、残距離35km、目的地まで23km。到着予定は、計画より1分早い14:59の見通し!
そして南陽市北部、最後の坂を残1コマで登り切って・・・着いたど~!かみのやま市役所。
練馬から426.9km。残距離12km点滅。会津若松で85%充電からのエコ運転で、かみのやま市役所まで来ちゃいました!
かみのやま観光協会の二戸さんがお出迎え
EVサムライInterview 参の巻 (2012年4月19日up)
取り組みについて語る二戸さん
その後、町の取り組みについてなど、上山市観光物産協会 事務局長代理 二戸さんに、しばしインタビューをさせていただきました。
具体的な活動内容としては、どのようなものがありますか?
それぞれ関係各社様の協力により、様々な活動を行なっています。
まずは日産リーフ9台を、上山市観光物産協議会がモニターへの無償貸出車両として利用しています。加えて、三菱i-MiEV1台を協議会事務局に提供いただき、営業車両として運用しています。
市役所でも近く、くまさんもお乗りのi-MiEVを導入しますが、道の狭いこの町で使う営業車として重宝すると思います。
それに伴い、宿泊施設9箇所にに普通充電設備を、設置場所にEV車を配置しています。
また、滞在型のお客様に対して、観光地周遊のアクセス手段として12台の電動自転車を配備しています。
市役所には、まさに次の週末に急速充電器が設置されます。これには太陽光も利用しています。そしてこれは、24時間対応となります。
昨年は大きなシンポジウムを開催されたようですね。
はい、10月に県内外の企業や行政関係者など、170余名を集めまして、『電気自動車EVを使った旅づくり』をテーマにパネルディスカッションなどを行いました。
一般参加者からの質問も多く、非常に有意義なシンポジウムになったと自負しております。
将来的な構想などはありますか?
そうですね。
これは私個人の夢でもありますが、街ナカは全て歩行者天国にして、輸送はEVバスで行うなどとなったら理想的です。
例えばここは蔵王が近いのですが、有名な『蔵王のおかま』までお客様をEVバスでお連れできたら最高ですね。
実際、EVマイクロバスの実証実験を行いたいというメーカー様があれば、是非アピールしたいと思っています。
二戸さん、休日にも関わらずありがとうございました!
お疲れ様でした!
夜は、かみのやま温泉のあづま屋さんにて、美味しい料理と優しいお湯に癒されて。
かみのやま温泉あづま屋さん、お世話になりました!
PS 実は東京への帰路は1日で完全0円を達成しました!後日談も機会があればお知らせしますね。