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2013-03-02 23:08:50三菱アウトランダーPHEVに試乗!

去る2013年1月19日(土)

袖ヶ浦フォレストレースウェイで開催された

三菱アウトランダーPHEV試乗会の模様をお伝えする。

もうすでに納車が始まっている三菱アウトランダーPHEVだが

かなり販売好調となっているようだ。

すでに5000台を超える受注をしているようで、当初の年間販売予想を

とっくにオーバーした模様!

EVOCサイトでも納車された報告が数件寄せられている。

さて試乗会当日だが、午前と午後に合計5グループ数百名規模で招待されたようだ。

我々は午後1時スタートのグループで、EVOCメンバーも数名参加していた。

 まず、仮説テント内で概略について説明後、少数グループに分かれて順番に試乗だ。

助手席にはジャーナリストプロドライバーが同乗し、解説しながらサポートくれる。

写真はプロドライバーによるサーキットランの模様。

 

自動車ジャーナリストも大勢参加していた!

左から川端由美さん、清水和夫さん、竹岡圭さん 皆さんいい人だった!

 

すでにご存知の方も多いかと思うが、世界で初めての本格的SUV4駆のPHEVだ。

RAV4-EVなど中途半端なEV-SUVもあるが一般的でないし、手に入らない代物。

 

一言で言うと、素晴らしい出来である。

前後に60kW高出力のモーターを2個搭載し、モーターのみで164PSを発生する。

EV特有の最初からから最大値を発生する強大な初期トルクにより、強烈な発進加速を

味わえる。メインバッテリーは、このために新開発したGSユアサ製リチウムイオンバッテリーを

12kWも搭載しており、バッテリーのみで60kmほどのEV走行が可能だ!

詳細なスペックは、メーカーのサイトにてご覧いただきたいが・・・

http://www.mitsubishi-motors.co.jp/outlander/

 

ここでは、試乗のインプレッションを簡単にお伝えする。

まず、アウトランダーPHEVはプリウスPHVと圧倒的に違う点は、EVがベースとなっている

点である。つまりガソリンエンジンで走行するシーンは極めて少ないと言うこと。

変速ミッションを搭載していないので、ガソリンエンジンで走行するパラレル走行モードで

走行するのは、高速域のみ。

バッテリーの容量さえあれば、常にEVとして走行するのである。

ただし、バッテリーの容量が低下した場合や、急激なアクセル操作でフルパワーをかけると

エンジンが始動するが、それはシリーズモード走行の発電のためであって、エンジンからの

動力を得ているわけではない。いわゆるレンジエクステンダー的なEVなのである。

車重が1800kgもあるので、相当もったりしているかと思うと大間違いで、強大なトルクにより

きびきびとした走りで大きさや重さを感じない。

また前後の重量バランスがトヨタ86(スポーツカーだ!)と全く一緒というバランスのよさと

バッテリーの重量により重心が低く抑えられていることによるハンドリングは絶妙だ!

サーキットをプロドライバーがドリフト走行しても、挙動はまったく乱れないし、安定した

コーナリングを見せ付けてくれた。

近所のチョイ乗りでも、きびきび走るし、ワインディングでもコーナリングを思いっきり楽しめ

電欠の心配なくどこまででも走り続けられる・・・まさにオールマイティなSUVの誕生だ!

自分はピュアEVのファンだが、事情があって1台の車しか所有できないとすれば、

間違いなくこのアウトランダーPHEVを選択すると思う。しかも大変リーズナブルでお買い得な

PHEVであると確信した。ただし唯一難点は大きすぎる事!!これはどうにもならない!

プリウスPHVとは比較するべきでない、全く次元の違う車である。

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