2013-02-06 10:41:36smart EDに試乗!!
smart ED・・・正式には
smart electric drive
2010年10月に
smart surprise!として
プレス発表されてから約2年後の
2012年夏にいよいよ市販が開始される。
我々EVチャレンジャーはそのsmartEDに早速試乗を試みた!
場所は今話題沸騰の「柏の葉キャンパスシティ」
東京大学や千葉大学、様々な研究機関が集結する新学園都市だ。
三井不動産が開発する都市開発の一環で、駅前はららぽーとをはじめ
高層住宅が立ち並ぶ正にビッグニュータウン化しつつある。
そこで実証実験を始めたのが
柏の葉キャンパスシティITコンソーシアム(KACITEC)。
共通ICカードで、自動車、電動バイク、自転車と複数の移動手段を利用できるマルチ交通シェアリングサービスである。
その中に今回のsmartEDが1台のみ試乗可能となっているのである。
下記ご参考・・・・
http://response.jp/article/2012/02/15/170003.html
午前10時ごろ東京発、i-MiEVで外環道経由、三郷から常磐道で
11時過ぎに柏の葉キャンパス駅に到着。
すぐ前の「ららぽーと柏の葉」脇にあるポートBへ移動しsmartEVを確認。
試乗プログラムに関しての詳細は省略するが、興味のあるかたは下記へ・・・
http://www.mercedes-benz.co.jp/news/release/2012/20120214.pdf
念願のsmartEDを前にしてしばしお預けである。
以前からの情報で今日の午前中は、某TV局の取材でキープされていて
13時にならないと、予約できないのである。
その間暇なので、同時に試乗できるYAMAHAの電動バイクに乗ってみることに。
それほど期待するものでもないが、まあこれもエコチャレンジであることには
間違いないので、試乗することに・・・
「EC―03」というこの一昔前の「パッソル」みたいな不恰好な乗り物は
最高速度32Kmの原付バイクだ。加速は緩慢だがスムーズさは素晴らしい。
興味のある方は下記詳細へ・・・
http://www.yamaha-motor.jp/ev/action/kashiwa/
EC―03に乗って満更でもなさそうなカールさん・・・・
同時にガソリン車のSmart mhv にも試乗したが、EVに乗りなれた
我々にとってはもはや興味をそそられる部分は全くなかった。
そして13時を過ぎ、取材陣も引き上げたので早速携帯電話で予約完了。
キーボックスからキーを取り出し発進準備。
200V普通充電のケーブルを抜くのだが、コネクターにロック機能はない。
少々おもちゃっぽいコネクターをぐりぐりと抜きとり、車の中へ収納。
充電口には、ガソリンキャップのようなものがぶる下がっている。
大変残念なことにチャデモの急速充電には対応しておらず、200Vの普通充電
のみなのだ。だからあまり遠くにはいけない近所のシティコミュータに徹している。
さていよいよ出発。
最初はカールさんにドライバーをお願いして発進!
せっかくなので、高速も走行してみようと常磐道柏ICへ向かう。
これがメインのメーター
インパネ周りは以前のsmartより高級感が増していておもちゃっぽさが
改善されている。なかなかセンスの良いインテリアだと思う。
速度計は160km/hまで刻まれている。
ODOメーターは5990kmであまり走り込んではいないようだ。
左がバッテリー残量計、右はパワーメーター
電気を消費する場合は右に振れて、チャージの時は左に振れる。
アクセルを思いっきり踏み込んでも、鋭い加速はしてくれない。
トルクも思ったより力強さを感じないのは、実験車だからか・・・・?
緩慢な加速感、i-MiEV Gと比較すると、Ecoモードで走行しているのと
同じような感覚。
高速走行でも力強さは感じられず、最高速は102km/hが精一杯!
おそらくパワー・トルク共に抑制されている感じだ。
量産車になるともう少し動力性能を高めてくるだろうと思う。
ちなみにi-MiEVとパワーの比較をしてみると、i-MiEV Gが64psで
MグレードとsmartEVが41psで同等なのだが、i-MiEV Mグレードのほうが
断然動力性能が高い!
ただし、足回りやハンドリングは全く別!
smartEVはドイツ車らしく、どっしりしていて軽さを感じない。
高速安定性や直進性もi-MiEVを上回っている。
まるでメルセデスベンツAクラスを運転しているような重厚感がある。
その代わりドイツ車特有のごつごつした硬い感じがあり、一見乗りごこちが悪い気にさせられるが、決して不快な硬さではない。
ボディ剛性感がとても高く感じられ安心感があるのは紛れもなくメルセデスの
一員であることの証明だと思う。
i-MiEVのほうが乗り心地は良いと思うが、逆にふわふわした柔らかさより
がちっとした硬い乗り味のほうが、自分としては好感が持てる。
操作系もすべて軽くはない。ハンドル、ブレーキ、アクセルなどなど
重厚な操作感は、smart EDが極小さい車であることを忘れてしまうくらいだ。
MMCのi-MiEVエコラン大会で知り合った双葉自動車さんに寄り道。
i-MiEV、minicab-MiEVとのスリーショット!!
smart EDのボディはポリカーボネイト製で、いわばプラスティックのような
ものでできている。
モノコックボディのフレームにあたる部分はもちろん鋼板でできているが
外観のほとんどはポリカーボネイト製なのだ。
エクステリア&インテリアはメタリックグリーン、ホワイト、ブラックでコーディネイト
され非常にセンス良くまとめられている。
アルミホイールのデザインまで統一されているのはお見事と言うしかない。
タイヤサイズはi-MiEVとほとんど同じ
前155/60R15 後175/55/15 フロントが1サイズ太いだけである。
その後、関東三菱阿見店にお邪魔し、200V普通充電を1時間弱。
60%から70%まで回復!
ちなみにsmartEDには、航続可能距離計なるものは存在せず!
あと何キロ走る・・・なんて表示はないのだ。
ある意味i-MiEVのようにころころ変わる距離計でどきどきするより、いっそのこと
ない方が良いかも知れない。バッテリーの残量計で判断しなさい!!
ドイツらしい割り切りの良さが自分には合っているのだ。
ここからまた常磐道を使って柏まで無事到着。
何事もなく今回のsmartEDの試乗を終えることができた。
●今回の走行距離>>96km
●使用電力(推測)60%+10%充電=70% 16Kw×70%=11.2Kw/h
●エアコン使用>>たぶん無し
●高速走行70%くらいで平均80km/hほど
●一般道は渋滞もアリ
まあまあの電費だと思う。 くまさん記
東京大学や千葉大学、様々な研究機関が集結する新学園都市だ。
三井不動産が開発する都市開発の一環で、駅前はららぽーとをはじめ
高層住宅が立ち並ぶ正にビッグニュータウン化しつつある。
そこで実証実験を始めたのが
柏の葉キャンパスシティITコンソーシアム(KACITEC)。
共通ICカードで、自動車、電動バイク、自転車と複数の移動手段を利用できるマルチ交通シェアリングサービスである。
その中に今回のsmartEDが1台のみ試乗可能となっているのである。
下記ご参考・・・・
http://response.jp/article/2012/02/15/170003.html
午前10時ごろ東京発、i-MiEVで外環道経由、三郷から常磐道で
11時過ぎに柏の葉キャンパス駅に到着。
すぐ前の「ららぽーと柏の葉」脇にあるポートBへ移動しsmartEVを確認。
試乗プログラムに関しての詳細は省略するが、興味のあるかたは下記へ・・・
http://www.mercedes-benz.co.jp/news/release/2012/20120214.pdf
念願のsmartEDを前にしてしばしお預けである。
以前からの情報で今日の午前中は、某TV局の取材でキープされていて
13時にならないと、予約できないのである。
その間暇なので、同時に試乗できるYAMAHAの電動バイクに乗ってみることに。
それほど期待するものでもないが、まあこれもエコチャレンジであることには
間違いないので、試乗することに・・・
「EC―03」というこの一昔前の「パッソル」みたいな不恰好な乗り物は
最高速度32Kmの原付バイクだ。加速は緩慢だがスムーズさは素晴らしい。
興味のある方は下記詳細へ・・・
http://www.yamaha-motor.jp/ev/action/kashiwa/
EC―03に乗って満更でもなさそうなカールさん・・・・
同時にガソリン車のSmart mhv にも試乗したが、EVに乗りなれた
我々にとってはもはや興味をそそられる部分は全くなかった。
そして13時を過ぎ、取材陣も引き上げたので早速携帯電話で予約完了。
キーボックスからキーを取り出し発進準備。
200V普通充電のケーブルを抜くのだが、コネクターにロック機能はない。
少々おもちゃっぽいコネクターをぐりぐりと抜きとり、車の中へ収納。
充電口には、ガソリンキャップのようなものがぶる下がっている。
大変残念なことにチャデモの急速充電には対応しておらず、200Vの普通充電
のみなのだ。だからあまり遠くにはいけない近所のシティコミュータに徹している。
さていよいよ出発。
最初はカールさんにドライバーをお願いして発進!
せっかくなので、高速も走行してみようと常磐道柏ICへ向かう。
これがメインのメーター
インパネ周りは以前のsmartより高級感が増していておもちゃっぽさが
改善されている。なかなかセンスの良いインテリアだと思う。
速度計は160km/hまで刻まれている。
ODOメーターは5990kmであまり走り込んではいないようだ。
左がバッテリー残量計、右はパワーメーター
電気を消費する場合は右に振れて、チャージの時は左に振れる。
アクセルを思いっきり踏み込んでも、鋭い加速はしてくれない。
トルクも思ったより力強さを感じないのは、実験車だからか・・・・?
緩慢な加速感、i-MiEV Gと比較すると、Ecoモードで走行しているのと
同じような感覚。
高速走行でも力強さは感じられず、最高速は102km/hが精一杯!
おそらくパワー・トルク共に抑制されている感じだ。
量産車になるともう少し動力性能を高めてくるだろうと思う。
ちなみにi-MiEVとパワーの比較をしてみると、i-MiEV Gが64psで
MグレードとsmartEVが41psで同等なのだが、i-MiEV Mグレードのほうが
断然動力性能が高い!
ただし、足回りやハンドリングは全く別!
smartEVはドイツ車らしく、どっしりしていて軽さを感じない。
高速安定性や直進性もi-MiEVを上回っている。
まるでメルセデスベンツAクラスを運転しているような重厚感がある。
その代わりドイツ車特有のごつごつした硬い感じがあり、一見乗りごこちが悪い気にさせられるが、決して不快な硬さではない。
ボディ剛性感がとても高く感じられ安心感があるのは紛れもなくメルセデスの
一員であることの証明だと思う。
i-MiEVのほうが乗り心地は良いと思うが、逆にふわふわした柔らかさより
がちっとした硬い乗り味のほうが、自分としては好感が持てる。
操作系もすべて軽くはない。ハンドル、ブレーキ、アクセルなどなど
重厚な操作感は、smart EDが極小さい車であることを忘れてしまうくらいだ。
MMCのi-MiEVエコラン大会で知り合った双葉自動車さんに寄り道。
i-MiEV、minicab-MiEVとのスリーショット!!
smart EDのボディはポリカーボネイト製で、いわばプラスティックのような
ものでできている。
モノコックボディのフレームにあたる部分はもちろん鋼板でできているが
外観のほとんどはポリカーボネイト製なのだ。
エクステリア&インテリアはメタリックグリーン、ホワイト、ブラックでコーディネイト
され非常にセンス良くまとめられている。
アルミホイールのデザインまで統一されているのはお見事と言うしかない。
タイヤサイズはi-MiEVとほとんど同じ
前155/60R15 後175/55/15 フロントが1サイズ太いだけである。
その後、関東三菱阿見店にお邪魔し、200V普通充電を1時間弱。
60%から70%まで回復!
ちなみにsmartEDには、航続可能距離計なるものは存在せず!
あと何キロ走る・・・なんて表示はないのだ。
ある意味i-MiEVのようにころころ変わる距離計でどきどきするより、いっそのこと
ない方が良いかも知れない。バッテリーの残量計で判断しなさい!!
ドイツらしい割り切りの良さが自分には合っているのだ。
ここからまた常磐道を使って柏まで無事到着。
何事もなく今回のsmartEDの試乗を終えることができた。
●今回の走行距離>>96km
●使用電力(推測)60%+10%充電=70% 16Kw×70%=11.2Kw/h
●エアコン使用>>たぶん無し
●高速走行70%くらいで平均80km/hほど
●一般道は渋滞もアリ
まあまあの電費だと思う。 くまさん記