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KAKU(id=56)さんのBlog

奥多摩走行解析結果から・・・Start-Goalの標高差0では、往路復路どちらも同じ電力消費量になる! 2014-10-31 22:36:14

みんカラ友達のMatrix99さんが走行データのグラフを巧みに処理されていて、そのプロセスの物理的意味をいろいろ考えていましたら、勾配(斜度)の大小によって、回生の割合が変わるようなことはないとの仮説を立てることができました。

先のブログ「大菩薩ライン①青梅⇒甲州、②甲州⇒青梅、どちらが電費がよいでしょう?・・走行データの結果は!」では、、②甲州⇒青梅が良いと結論だしましたが、それは当然で、そもそも標高差が246mもありました。

最初のブログ「 同じ標高差、行きと帰りでどちらが電費がよいでしょう?? 」と記載してしまったのは、皆さんに混乱を招いたかもしれません。ごめんなさいです。

今一度、青梅ー甲州の走行データを改めて眺め、勾配(斜度)と電力消費率を求めてみました。

まず、特徴のある勾配となっている区間A、B、Cと、区間は短いですが、区間Dの4つの区間について、それぞれの区間で記録されているGiDs消費量をピックアップ、電力消費率&回生量を求めてみました。 なお、復路の横軸は反転しています。



グラフの傾きは、1km走行するのに消費するGidsを示しますが、1Gidあたりの電力が分かれば、電力消費率(kwh/km)が得られます。
1Gidあたりの電力算出は、前のブログ記事に示したとおり、N-linkデータと実際に走って消費したGidsの値から求めました。
勾配(斜度)はルートラボから求めました。

このようにして、A~Dの4区間往路復路の合計8つのデータをプロットしたのが下記の図です。


横軸の勾配が0未満は下りを意味します。
縦軸の電力消費率が0未満は回生した電力を意味します。

さまざまな変動要因、誤差が乗っているとは思いますが、ほぼ直線に近似に見えませんか~!^^ これが直線であると、とても簡単です。

2回の走行のデータなので、まだデータは十分とは言えませんが、直線上に乗るということは、標高差0の区間であれば、往路復路の電力消費率はかわらないということになるんです。

ほんまかいな~! 簡単なモデルコースで説明します。

***スタート地点と標高差が同じゴール地点を以下のようなコース、わたくしKAKUさんが、走行いたしました。どちらが電費がいいでしょう??***


距離0の地点:道の駅「とうげのふもと」 日産製のQCがあります。
区間Ⅰ:スタート地点が標高0m、勾配6.4%の登り距離10km
区間Ⅱ:勾配2.6%の下り距離24.6km
距離24.6km先の道の駅「峠のさきのふもと」 ここにも日産製のQCがあります。

なお、峠の標高は640mとなります。

往路です。
 KAKUさんが、道の駅「とうげのふもと」で80%急速充電してスタートします。
いきなり、6.4%の急勾配の登りです。 上記グラフから電力消費率は、0.356kWh/kmですので、どんどん電気が減っていき、10km走行後峠に到着したときには、0.356kWh/km×10Km=3.56kWの電力消費となりました。

やれやれ峠に到着、一服してスタートです。次は2.6%の勾配の下りとなります。緩やかな下りです。グラフより勾配が-2.6%では、電力消費率がなんと0ですので、KAKUリーフは電池の消耗なく、3.56kWの電力消費のまま24.6km先の目的地に到着しました~。
往路の電費は、36.6km/3.56kWh=10.28km/kWhですね。

復路です。
 またまた、道の駅「峠のさきのふもと」にも日産製QCがあり、80%QCします。
峠に向けては、勾配2.6%の登りが24.6km続きます。グラフより、2.6%の登りは0.206kWh/kmの電力消費率となっていますので、24×0.206=5.06kW消費して峠に到着します。結構消費するんですね。距離が長いからですね。
峠で一服し、今度は勾配6.4%の下りです。KAKUさんリーフはどんどん電気を回生し、グラフから回生量は0.15kW/kmとなるので、1km先の道の駅「峠のふもと」に到着すると、5.06-0.15=3.56kWの消費量に落ち着きます。

往路と復路の消費電力はどちらも3.56kWと一致しました。

つまり~ 標高差が同じであれば、途中の峠がどこにあっても、往路復路、どちらからアプローチしても電力消費率は同じ、電費は同じということが説明できました。

あ~っ、これでだいぶすっきりした~。

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