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dutchdulさんのBlog

ジャンプスターターとEV 2025-02-14 23:04:04

久しぶりに乗ろうとした拙宅のアイミーブMですが,リモートキーでドアの開錠ができませんでした。

キーの電池が切れたかと思い,鍵でドアを開けてキースイッチをひねっても始動しません。

補器バッテリーの電圧を見ると9V程度まで下がっていました。

補器バッテリーには中国製のサルフェーション防止装置(パルス発生器)を付けていたのですが,これが逆に電力を消費していたみたいです。

サルフェーション防止装置はすぐにはずして,こんな時のためにと思って,メルカリで中古のジャンピングスターターを購入していたので,早速使ってみたところ全くダメでした。

知り合いに聞いたところでは,この手のアイテムはガソリン車用でEVには適合しない物があるとか。

別の人の話では,ガソリン車の場合はエンジン始動の際に電圧が急激に低下するので,その変化を読み取って,ジャンピングスターターに内蔵されたリチウムイオンバッテリーが瞬間的に大電流を流して,エンジンを始動させるのだとか。

これが本当かどうかは分かりませんが,EVは始動には大きな電力を必要としないので,ジャンピングスターターがあれば,補器バッテリーが上がっても大丈夫と思っていましたが,どうもそうでは無いようです。

こんなことを現実に経験された方はおられないでしょうか。

もっとも,購入したジャンピングスターターが不良だったという可能性もありますが。

一応ジャンピングスターターの電圧を測って見ると12Vは確保できていたので,補器バッテリーを助けることはできるのかなと思った次第ですが,ダメでした。

もしかすると一時的に補器バッテリーを外して,ジャンピングスターターだけにすれば始動したかもしれません。

アイミーブはバッテリーの取り外しが結構面倒なので,これはやってみませんでした。

結局は,パルス発生器付きの充電器で一晩,補器バッテリーを充電してバッテリーを復活させることができて,その後は問題無く始動するようになりました。

今回の経験を通して,中国製のバッテリー延命装置の問題点と,EVとのジャンピングスターターの適合の問題に気付いた次第です。


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