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よこよこさんのBlog

eKクロスEV(サクラ)より電池が25%少ないアイ・ミーブXで約400kmを走ってみた(夏の自由研究2022)220808 2022-08-17 15:45:48

今年発売が開始され、好調な売れ行きの「eKクロスEV(サクラ)」
とは言え、注文してもなかなか手に入らない中「軽のアイ・ミーブの中古車はどうなん?」とお考えの方もいらっしゃると思います。
そこで2年前の 2020年にミニキャブMiEVトラックで走った時とほぼ同じルート を1日で約400km走らせてみました。

※あくまで私の実績をまとめたもので全ての場合で同じ結果になるとは限りません。
 1つの実例として参考にして下さい。

自宅で満充電にして出発!
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今日の天気予報では鳥取の最高気温は36℃
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自由研究を行うには最適な気温と言うことにしておきます。
基本的に冷房ONで移動します。

ひとまず兵庫県佐用郡佐用町の「ローソン佐用インター南店」を目指します。
EVカーナビ by NAVITIME」でルートの標高を確認。
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我が家-西宮北IC間と山崎IC-佐用IC間に上り勾配が有り、標高差で見ると最大で約200m上るみたいです。

R175とR372の交差点付近で撮影。
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自宅から約68km走行しています。
冷房ONで純正メーターの残り走行可能距離と自宅からの1%辺りの走行距離から計算した残り走行可能距離はほぼ一致。

「ローソン佐用インター南店」に到着しました。
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ミニキャブMiEVバンが充電していました。

到着時の各数値です。
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電池残量:28%(カメマークまであと18%)
残り走行可能距離:約30km

ミニキャブMiEVバンが充電していたことも有り、ここでは充電せずに約20km先の岡山県英田郡の「西粟倉村役場」を目指します。
EVカーナビ by NAVITIME」でルートの標高を確認。
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ここからはひたすら上り勾配。標高差で見ると約200m上るみたいです。

走りだしてしばらく寒くなってきたので冷房OFF。
佐用平福ICから鳥取道で北上して西粟倉ICで下車。
西粟倉ICすぐそばに有る「道の駅あわくらんど」の充電設備は事前情報通り故障中。
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約1km坂を下って「西粟倉村役場」に到着。
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ここには2台同時に充電出来るのですが、1台はZE0リーフが使用中でした。

到着時の各数値です。
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電池残量:8.5%(カメマーク点灯)
自宅から140kmピッタリでした。

CHAdeMO充電設備は、2台とも最大で60A流れるニチコン製です。
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充電開始。
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充電設備からは定格通り放電してくれています。

カメマーク点灯から充電を開始したこともあり、30分間ずーっと60Aで充電してました。
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駆動用電池冷却は有りませんでした。

充電終了直前の各数値。
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充電中でもリセット後の実績値根拠の走行可能距離を計算してくれるので有益です。
出発前にリセットしました。

出発する時ももう1台の充電設備は先ほどと同じZE0リーフが使用中。
いくら2台同時充電出来るとは言え、マナーを守って欲しいと感じました。

次は鳥取県倉吉市の生長の家・鳥取教化部を目指します。
EVカーナビ by NAVITIME」でルートの標高を確認。
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ここからは少し上った後は下り勾配。標高差で見ると約400m下るみたいです。
また「西粟倉村役場」出発以降は、帰宅するまで冷房ONで走りました。

1車線区間が多い鳥取道&山陰道。
前に走っていたトラックに続いて走りました。

倉吉市手前の湯梨浜町にある「道の駅 燕趙園」でトイレ休憩。
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「西粟倉村役場」でリセットしてから約77km走りました。
このタイミングで「生長の家・鳥取教化部」に電話を掛けて充電設備が使えるか確認。
もし使えないとのことならココで充電しないとダメなので。

到着時の各数値です。
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無事に生長の家・鳥取教化部へ到着。
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充電するには奥に有る建物内の方に声を掛けて、体温測定してから日付と時刻、氏名、目的(「充電」と書きました)をノートに記載してコネクタホルダーのカギを借ります。
電源は入っているとのことで、CHAdeMOコネクタを車に接続して充電開始。

充電開始直後の各数値。
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充電設備からは、定格の110Aで放電されています。。
駆動用電池冷却を行っているので、駆動用電池には約100Aで充電します。

駆動用電池冷却でエアコンは能力最大で運転しています。
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駆動用電池最高温度が46℃になり赤色表示になると、駆動用電池には約80Aしか届かなくなりました。
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これでようやくeKクロスEV(サクラ)と同等のCHAdeMO充電性能になりました。

電流値を示すグラフで見るとこんな感じ。
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約20A電流が制限されました。

駆動用電池最高温度が47℃になると、駆動用電池には約66Aしか届かなくなりました。
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電流値を示すグラフで見るとこんな感じ。
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1分少し前に2回目の電流制限されているのがグラフでお解り頂けると思います。

充電している間に、次の充電予定スポットの「道の駅 奥津温泉」に電話を掛けて充電設備が使えるか確認。
「道の駅 奥津温泉」までの必要量を確保できたので15分で充電を中断しました。

CHAdeMOコネクタをホルダーにセットすると施錠され「LOCK」になっているのを確認して、カギを返却しました。
冊子を渡されたり等の布教活動は有りませんでした。

次は岡山県苫田郡鏡野町の「道の駅 奥津温泉」を目指します。
EVカーナビ by NAVITIME」でルートの標高を確認。
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ここからの約2/3はかなりの上り勾配。標高差で見ると約600m以上を上るみたいです。

特別速度を気にすることも無く、速度速めの地元車両に続いて走りました。

無事に「道の駅 奥津温泉」へ到着。
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到着時の各数値です。
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上り坂で負荷が掛かる状態でしたが、最高電池温度はほぼ同じでした。

道の駅にて氏名、携帯番号、開始時刻を記載して充電を開始します。

充電開始して間もない状況です。
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生長の家・鳥取教化部での充電終了直前と同じ66Aで駆動用電池を充電します。

充電開始して約5分後にもう1段階電流に制限が入りました。
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電池残量(SOC)が約80%になったので、20分で充電を中断します。
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エアコンの消費電力グラフ。
駆動用電池冷却でエアコンは充電中ずーっと能力最大で運転しています。
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電池の平均温度を示すグラフです。
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道の駅手前の峠をピークに下り坂で温度が下がり、更に充電中の冷却でも温度は下がっています。

充電を済ませて車を一般の駐車スペースに駐車してお昼ごはん。
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ランチバイキングなので、1回おかわりして提供されていたもの一通り頂きました。
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どれも非常に美味しかったです。オススメです!

ゴールのイオンモール加西北条までは普通充電で1時間程度補充電すれば到達できそう。
この日営業していた岡山県津山市の「ネッツトヨタ山陽・津山店」を目指します。
EVカーナビ by NAVITIME」でルートの標高を確認。
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ここからはほとんどの区間で下り勾配。標高差で見ると約300m程度を下るみたいです。

無事に「ネッツトヨタ山陽・津山店」へ到着。
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到着時の各数値です。
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ほとんどの区間で下り坂で負荷が掛かりにくい状態でしたが、一度熱くなると電池温度はなかなか下がりません。
最高電池温度は、「道の駅 奥津温泉」出発時とほぼ同じでした。

三菱・電動車両サポートカードで認証させて普通充電。
人車ともに休憩。女性スタッフさんが「何か飲みます?」と聞いてくれたので、アイスカフェラテをお願いしました。
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コーヒーマシン内のコーヒー豆が切れた薄ーい水っぽいものが出てきました。
サービスで出してくれたものなので、ここでは何も言わず30分でお店を離れました。
普通充電30分 SOC:68.5% → 75.5%

どちらかと言えば人間の方が休憩不足気味なので、兵庫県神崎郡福崎町の「兵庫トヨタ・福崎店」を目指します。
EVカーナビ by NAVITIME」でルートの標高を確認。
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グラフの見た目は結構ギザギザになっていますが、高低差は100m程度なので割とフラットです。

通り道近くの充電スポットの写真撮影をしつつ東へ移動。
「兵庫トヨタ・福崎店」に無事に到着。
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三菱・電動車両サポートカードで認証させて普通充電。
このお店は自動販売機を使ったセルフ式だったので、スタッフに気を遣うこと無く休憩出来ました。
普通充電42分 SOC:17.5% → 28.0%
 
「兵庫トヨタ・福崎店」から約8km走って「イオンモール加西北条」に無事に到着。
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明るいうちに到着しました。

到着時の各数値。
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到着時に後ろに写っているZE1リーフが認証していたので、オーナーが店内に入った後で充電器を確認すると、充電を始めてすぐなのに残量76%でした。
ZESP2利用者だと思いますが、76%なら普通充電で充電するべき残量だと感じました。

充電を待つ間に夕食を済ませます。
イオンモール加西北条から割と近い位置に有るイタリアン「ごっつお (gottuo) 」に行きました。
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以前行って美味しかったので、今回2回目の来訪です。

ピリ辛ナスとトマトのアラビアータ(大盛)、ノンアルコールビール
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写ってはいませんが、パスタの前に生ハムサラダも頂きました。

夕食を済ませてから再度イオンモール加西北条に行って次の充電予定スポットまでの不足分をCHAdeMO充電しました。
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「30kW制限中」と記載が有ったものの、充電設備からは80Aが放電しているのをMiEVモニタで確認しました。
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今日の移動履歴をまとめました。(クリックすると大きくなります。)
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※あくまで私の実績をまとめたもので全ての場合で同じ結果になるとは限りません。
 1つの実例として参考にして下さい。

今日の移動ルートは下記をご覧ください。
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今回約400kmを走るのに、急速充電を3回(30分、15分、20分)と普通充電2回(30分と42分)行いました。
急速充電は毎回30分行わないといけない訳ではありません。
次の充電予定スポットまで冷暖房を使っても辿り着ける残量まで充電すれば良いのですから。

eKクロスEV(サクラ)より25%も電池が少ないアイ・ミーブXでも長距離ドライブは問題ないことがお解り頂けたと思います。

下記も参考にしてください。
三菱 eKクロスEV 試乗レポート〜これなら長距離でもイケる【諸星陽一】
https://blog.evsmart.net/test-drive-reports/2022-mitsubishi-ek-x-ev-morohoshi/


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