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よこよこさんのBlog

三菱/日産とも「軽自動車EVを2022年度初頭に発売」をニュースリリースで発表&ちょこっと考察。 2021-08-29 12:35:43

2021年08月27日、三菱&日産から「軽自動車EVを2022年度初頭に発売」をニュースリリースで公式に発表しました。

2021年08月27日「三菱自動車、軽自動車EVを2022年度初頭に発売」
https://www.mitsubishi-motors.com/jp/newsrelease/2021/detail5545.html?intcid2=top-pickup_0029

2021/08/27「日産自動車、軽クラスの電気自動車を2022年度初頭に発売」
https://global.nissannews.com/ja-JP/releases/210827-01-j

2つのニュースリリースから要点になりそうな部分を列記します。
1.全長/全幅/全高は、3395mm/1475mm/1670mm
2.総電力量20kWhの駆動用バッテリー
3.実質的な購入額が約200万円から(車両本体価格から補助金額(今年度と同額と想定)を差し引いた購入額)
両社のニュースリリースには一充電走行距離(航続距離)に関する記述は有りませんでした。

それぞれの項目についてちょこっと考察してみます。
1.全長/全幅/全高は、3395mm/1475mm/1670mm
比較対象として、現行のeKワゴン、eKスペース、アイ・ミーブのスリーサイズは下記の通りです。
現行のeKワゴンの全長/全幅/全高 3395/1475/1640
eKスペースの全長/全幅/全高 3395/1475/1780
アイ・ミーブ(i-MiEV)の全長3395mm、全幅1475mm、全高1610mm
上記から新型軽EVは現行eKワゴンと同等のハイト型のカテゴリーになりそうです。

さらに関係しそうな車種の全高だけをまとめました。
新型軽EV全高:1670mm
現行のeKワゴン全高:1640mm
eKスペース全高:1780mm
ワゴンRスマイル全高:1695mm
ムーブキャンバス全高:1655mm

大きめのターゲットと思われる「子育て世代カー」だと車の条件に「スライドドア」が結構上位に挙がってきます。
多くの願望を少ないボディで賄うなら、

「全高約1700mm+スライドドア」でハイト型とスーパーハイト型を兼用させる形は有るかもしれませんね。
別の書き方をすれば、ボディ1つでハイト型とスーパーハイト型を兼用し、

さらに乗用と貨物も兼用する形はコストダウンを考えると可能性は有りそうに思っています。


2.総電力量20kWhの駆動用バッテリー
この部分に関しては正直期待外れです!!

私のアイ・ミーブXを含めて2009年当時から16kWhの駆動用バッテリーを搭載していることから単純比較で仮定の計算をしてみます。
20kWh÷16kWh=1.25 → LEJ製電池のアイ・ミーブと比べると総電力量は25%増量。
私のアイ・ミーブXの一充電走行距離(航続距離)は、JC08基準で172km。
MX-30 EVのカタログ値から、JC08 → WLTC=256km÷281km=0.911→0.91とします。

参考アドレス
実質200万円以下のEV軽自動車、日産と三菱自動車が2022年にも発売へ。210312
https://minkara.carview.co.jp/userid/183214/blog/44938801/

(軽の)アイ・ミーブX 一充電走行距離(航続距離)WLTC基準だと、172km×0.91=156km
新型軽EVはLEJ製電池のアイ・ミーブと比べると総電力量は25%増量であることから・・・
新型軽EVの一充電走行距離(航続距離)WLTC基準(予想値)は・・・156km×1.25=195km??

ただEVがWLTC基準を満たすことは、エンジン車がカタログ値通りの燃費にならないのと同じくなかなか難しいです。
私のアイ・ミーブの実績だと、実際に走れる距離は「JC08の約70%」です。
私のアイ・ミーブの実績に当てはめると、172km×1.25×0.7=150km
新型軽EVが満充電で実際に走れる距離の予想値は、150km程度になるかも?
私のアイ・ミーブが満充電からざっくり100km走れるので、よこよこ基準だと1.5倍長く走れる形になる??

下記、産経新聞の記事によると、1回の充電での走行距離は約170キロと記載されています。
軽EV、令和4年度初頭に発売 日産、三菱自が共同開発
https://www.sankei.com/article/20210827-KLMKFHKPZJMG7GCRRQJLUBED6A/


3.実質的な購入額が約200万円から(車両本体価格から補助金額(今年度と同額と想定)を差し引いた購入額)
私がアイ・ミーブXの購入契約を行った2014年1月の時点で消費税5%込み実質205万円でした。

以前からの情報で、LEJ製新型EV用電池が

アイ・ミーブ搭載品と比べて同じ体積で2倍の電力量を貯め込めると聞いていたことから・・・
同じ体積で2倍の電力量

  ↓

総電力量30kWhの駆動用バッテリー

  ↓

実際に走れる距離は私のアイ・ミーブの2倍=実測200km?
この内容で200万なら良いな~と思っていましたが、

「総電力量20kWh」「実際に走れる距離の予想値150km」だと個人的な購入意欲は少しトーンダウンです。


あとは実際に発売されて車両と充電会員の詳細な内容と価格設定が解らないと詳細な評価はしにくいです。
個人的には、2024年発売と社長が公言したホンダ製軽EVの車両と充電会員の詳細な内容と価格設定などが解らないと次期愛車は決めにくいと考えています。

下記NHKの情報だと・・・
・1度の充電で走れる距離は170キロ前後
・国の補助金が今年度と同じだった場合、購入価格はおよそ200万円
(都道府県や市区町村が独自に設けている補助金制度をあわせて使った場合は、さらに下がる)
・ホンダは2024年にスズキは2025年までに市場に軽EVを投入する計画

2021年8月27日 19時45分
軽サイズのEV 日産と三菱が共同開発 補助金使用で約200万円
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210827/k10013227801000.html

NHKなので、それなりに信頼性は有る情報だと思っています。
そう考えると2025年が次の一つの目安になるかも?


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