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よこよこさんのBlog

夏の自由研究2020(夏季SCiB移動検証)前日移動 200805 2020-08-10 17:58:58

・10万キロ使用時点でも劣化していない個体多数。
・気温が氷点下でも125Aで充電OK。
・電池残量(SOC)が多い領域まで大電流で充電OK。

とメリットの多い東芝製SCiB電池車なのですが、

冷却機構を搭載していないため、夏季は電池温度上昇に伴い充電電流が低下します。
冷却機構を搭載していないことに関して三菱の開発の方からの説明を要約すれば

「廉価版Mグレード(SCiB)では、1充電での走行距離が実質80~90kmなので、

使うユーザ層としてタウンユースを想定し、1日に何回も充電して長距離を走る事を想定から外した。

これにより冷却機構を搭載せず、価格低減への弾みになった」ということでした。
とは言え、具体的にどの位走れば電流が低下するか具体的に示したいと思っていたところ、

幸い東芝製SCiB電池搭載の「ミニキャブMiEVトラック(電トラ)」を貸して頂けることになったので検証してみました。

ミニキャブMiEVトラック(電トラ)と私のアイ・ミーブXを

イトーヨーカドー明石店で明日の夜まで交換して自宅を目指します。
イトーヨーカドー明石店出発時のSOC:95.5% 電池最高温度:34℃

「ハーバーランドumie」でCHAdeMO充電。
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(同じ位置で充電したので、以前撮影した写真を使用します)
60Aで16分充電 SOC:57.0%→96.0%  電池最高温度:38→39℃
充電していた8月5日17時の神戸市の気象庁観測値は32.6℃でした。
地下駐車場なので、外気温はあまり関係ないかもしれませんが。

神戸市東灘区内で相方と合流後に夕食。
夕食後にタイヤの空気圧調整。
今回は空荷で少しでも乗り心地が良くなるようにフロント:200kPa、リヤ:300kPaに調整しました。

相方は自宅で下りて「伊丹空港」でCHAdeMO充電。
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(同じ位置で充電したので、以前撮影した写真を使用します)
50Aで21分充電 SOC:52.0%→94.5%  電池最高温度:41→41℃
充電していた8月5日21時の豊中市(観測点は伊丹空港敷地内にあります)の気象庁観測値は28.8℃でした。

充電を中断する直前の状況
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帰宅途中の冷房の消費電力5分間平均で211Wでした。
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冷房の温度設定と風量はこんな感じ。
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21:12に帰宅し、23時から普通充電を開始して明日に備えます。
2時間弱で電池最高温度:41→39℃と2℃下がりました。
自宅から最も近い豊中市の8月5日23時の気象庁観測値は28.0℃でした。

今日の移動履歴を下記にまとめます。
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いよいよ明日は「夏の自由研究2020」(夏季SCiB移動検証)当日。
結果はいかに!


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