寒くなるこの時期，ZE0で長距離通勤の身には経路充電問題がつきまといます。もともと条件のいい時期でも少しだけ経路充電しないと自宅まではちょっと厳しいのですが，冬場はどこでどれくらい充電するかという問題が発生します。

米子の職場についた時，概ね45～55%の残量が残ります。職場すぐ近くにQCがあるので，出勤までの空き時間に帰りに足りない分を充電することが多いのですが，この時期は無難に帰り着くのに65%くらいまでチャージする必要があります。ZE0だと44kWのQCでもフルパワーで充電できるのはわずかで，電池温度の低いこの時期は60%から先は結構時間がかかります。

米子～倉吉間の約50kmの間にもQCが4箇所あるので，米子では充電せずに帰り道で充電したほうが適度に電池が減っていて充電効率もいいのですが，先客がいることなどを考えると米子で少しは充電しておきたい気持ちになります。

最近思うのは，1回のQCでまとめて充電するのと，手短に済ませて複数回とどっちが電池に良いのかということ。

1.米子で朝QC45→55% 5分，帰り道でもう1回QC35→50% 10分

2.米子で朝or夕方QC45→70%　15分

QCが電池の負担になるというのは周知の事実ですが，回数としてみれば1の方が負担になります。ただ，電池は温度上昇が寿命に大きな影響を与えるとも言われていますので，一度に沢山充電する2の方が負担になるような気がします。

個人的には充電回数を抑える2の方がよいと考えていましたが，温度上昇を考慮すると回数が増えても１の方が良いのかなと思うところもありますし，結局どっちでも変わらないのかなと思ったり。無料充電器だったりZESP2のおかげで，現時点では回数を気にする必要がないのは幸いですが，電池の寿命と効率的充電を考えると，なんだか悩ましいところです。