EVにとってバッテリーの温度上昇は、非常に問題です。

急速充電の充電スピードが遅くなったり、アクセルを踏んでもスピードが出なくなったりします。

9月1日(日)に筑波サーキットで「日産リーフチャンピオンレース第3戦」が行われました。

1周2kmのコースを7周走るとバッテリー温度がかなり高くなります。

朝の予戦レースから夕方の決勝レースまでの間にバッテリー温度を下げなければならないのですが、これがなかな下がりません。

車体を上げてスポットクーラーで冷風を当てたり、リヤワイパーのノズルを外してバッテリーケースにウィンドウオッシャー液の代わりにペットボトルに入れた水をかけたりします。

また、車のエアコンの冷気を吹き付けたりします。

更にロックアイスを撒いて温度が下がるようにします。

それでもバッテリーケースの外側からの冷却ではなかなかバッテリー温度が下がりません。

これはレースでのお話しですが、日常においても暑い日に高速走行を続けるとバッテリー温度が上がってしまう話を良く聞きますが、一度温度が上がってしまうとなかなか下がらない様なのでご注意を・・・。