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KAKUさんのBlog

リーフe+ の真冬の高速走行、航続距離 2019-01-10 19:30:24

ハイパフォーマンスモデル(リーフe+)が発表されましたが、60kWhよりも2kWh多い62kWhでしたね。バッテリーメーカーは私が伝え聞いていた噂によるとCATLということでしたが、40kWhと同じAESC製とも聞こえて来ました。さてどこでしょう。そのうち明らかになるでしょう。

この62kWhで関東関西移動はどんな感じになるか予測してみました。

24kWhリーフは、満充電時に実質使える容量として20~21kWh、40kWhリーフは37kWhほどです。すなわち3kWhくらいは使えない領域があるわけですね。この使えない領域も含めて24kWhだとか、40kWhだというのは本来ならちょっぴり過大表示だと言わざるを得ない気はしますが、それが許されている世界なのでしょうか。ハードディスク(SSD)やSDカードなどもシステム領域がある部分占めていて実質使える領域が狭くなっているのに文句を言われないのと同じかな。

話がそれましたが、リーフe+も隠れ領域があることでしょう。その領域が同じレベルの3kWhとすると、実際満充電では62-3=59kWhが使える容量となります。

先日、ZE1で真冬の東京大阪間を大人4名、暖房25度快適設定、速度は95-100km/h(ほぼほぼオートパイロット)で950km超走りました(詳しくはみんカラ記事をご覧ください)。ZE0の時、家族には“リーフは寒い”と言われていたのですが(少しでも航続距離を伸ばそうとして温度抑え気味にしていたせいです(^^;)、このZE1はよく暖房が効き、まったく不満は出ませんでした。運転も流れを大きく乱すことはなく(追い越しされることもありましたが)、快適な移動でした。そのような、不満のない運転環境にて、改めて、高速道路上での走行データをまとめ、リーフe+での状況を予測してみました。

まず、前日の東京大阪間の走行データ振り返りです。往復の総消費量は138.56kWh、走行距離908.7km。これはほぼ高速道路上の消費です。実際は、下道利用の距離もありますが、片道35km、往復70kmくらいですので、簡単のために計算には含めません。

総合電費は、6.59km/kWhでした。往路は6.44km/kWh、復路は6.69km/kWhと少し往路が高いですが、きっと渋滞がなかったからかもしれません。復路は渋滞1hあり、走行電費は上がるが、エアコン消費量が増えたのではないかと思っています。



いずれにせよ、辛く見積もっても真冬の関東関西移動は6.2km/kWhくらい見込んでいればいいかと思います。

で、そのリーフe+で満充電で自宅出発するとしたら、何km走れるかということですが、まず実質のバッテリー容量は、隠し領域3kWhあるとして59kWhとします。

経路充電は50kWのQCの1回を想定し、30分充電、効率80%として20kWhは入るだろうから、59+20=79kWh使える計算となります。

これだけの電力量があれば、電費6.2km/kWhでは、79×6.2=489.8km走れる算段となります。自宅(東京町田)から兵庫尼崎まで、新東名―伊勢湾岸-新名神経由した丁度の距離となりました。余裕を持たせて計算したので、途中残量を見ながら調整して走ることで十分対応できると感じています。

また、夏の場合はもう少し電費がよくなるはずですので、余裕があるでしょう。

実際は、QCの空き状況を見ながら、浜松SA、岡崎SA、刈谷SAあたりのどこかで一度充電すればいいですね。
1回の充電で490km、夏場はもっと走れるでしょうから、そう考えると、何度も充電する必要はなくなります。ですので、冷却機構がなくても十二分に使えるのではないかなぁと思えて来ました。一度に1000kmとか走るのは、ガソリン車時代から35年のカーライフ中、私の走行パターンの中には記憶がありません。
課題あるとしたら帰りですね。出先ではNC満充電はなかなか出来ないでしょうから、翌日の事を計算してQCしておくことをしないといけないかもしれません。
ただ、冷却機構があればいいことには越したことがないですが、犠牲になるのは結局のところコストでしょうから、何事にもバランスですね。

昨年夏に新型に乗り換えましたが、当時、リーフe+の登場をちょっぴり予測はしての決断でした。もし、その時購入に踏み切っていなければ、今回のリーフe+の見積書(まだもらっていませんが)を穴のあくほど見つめることになるでしょう。しかし、昨夏価格面ではかなりいい条件で40kWhリーフに出会えたことだし、今は補助金も底をついていて、出たばかりのリーフe+には値引きもほとんど期待できないことを考えると、実質出費に関して相当な差になるかと思います。それを考えると、コストパフォーマンス的には完成度が高い40kWhに乗り換えたことはそれはそれで正解だと思っています。何よりも、リーフの進化を順に味わうことができる機会を得られたことが貴重な体験だと思っています。

リーフe+はとっても気になるところではありますが、myリーフはようやく半年ですので、機嫌を損ねない様にまだまだ大事に乗ります! 

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