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KAKUさんのBlog

リーフ(ZE1)のSOH、98%の怪現象  2018-11-10 10:56:44

リーフ(ZE1)のSOH、98%の怪現象 納車から約2ヶ月半経過したリーフですが、SOHが急落しました。その量0.5%と一日0.005%低下と落ち着いていたさなかの出来事です。しかし、それは一時(一瞬)のこと、また安定期に入っています。
これまでの推移ですが、納車されてすぐは一日0.02%の割合で落ちていましたが、東京大阪往復時に3日で0.1%近く落とした後、一日0.01%程度と低下率が小さくなり、さらに直近の10月15日くらいから一日0.005%の低下と緩やかになっていました。こちらの記事に記載しています。
「SOHの低下度合いが緩やかになってきました 」

ZE1のバッテリー情報を公開なさっているnop_allさんも、最近同じ位の割合になっているようなので、おそらく、ZE1は同じような振る舞いをしているのではないかと思います。これが季節依存性があるように見えますが、12月、1月ともっと寒くなってもう少しデータを蓄積したいと思います。

今回は、突如SOHが低下した現象のレポートです。その量はなんと0.5%と、100日分を一瞬でなくしたことになります。特段使い方がその日が違っていたということはまったくありません。
nop_allさんも、突然急落するといった現象を確認されており、おそらく、ZE1のバッテリーSOH推定アルゴのなんらかの癖のような気がします。

こちらが納車以来のSOHおよび、Hxの推移です。
Hxは下がることは無く上昇の一途です。一方、SOHは上がることは知らず、下がるばかりです。
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SOHの変化は距離依存でないことは今まで述べていたとおりです。
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次に、バッテリー温度に注目してみました。なおバッテリー温度はLeafSpy起動時のみのデータです。当然、一日中キーオンしてLeafSpyでログ取っているわけではないので、日中は不明です。単に取得したときのデータをつなぎ合わせているだけです。また、私だけかも知れませんが、起動時に前回のデータを記録するようです。ですので、バッテリー温度は20回ほどの移動平均しています。

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ステージⅠは一日0.02%の低下です。納車時は8月末だったので、気温が30度近くとベースの温度が高かったので、バッテリー温度も25度を下がることがありません。

ステージⅡは0.01%/日に低下率が下がりましたが、バッテリー温度も25度~30度と少し下がっています。

ステージⅢは高速走行1000kmしましたので、45度近くまで上昇したこともあり、その影響があるのでしょうか、低下が少し大きいです。

ステージⅣになると、また0.01%/日と落ち着きます。温度も25度前後で落ち着いています。

ステージⅤが0.005%/日となった緩やかな低下となった期間です。バッテリー温度は20-22.5度くらいですね。

で、10月29日に突然の0.5%急落します。SOHはキーオンして更新されるので、0.01%刻みで低下するものと思っていたのが、キーオンするとなんと0.08%低下していました。えっつと思い、キーオフ、キーオンしてみると、さらに0.07%低下、わけ分からん状態です。結局、5kmくらい走行中に路肩に止めて7回キーオンキーオフ繰り返すたびに0.07%低下して、結局その日はトータル0.5%低下で落ち着きました。

その後、ステージⅥになりますが、ステージⅤと同じように0.005%/日と落ち着いています。11/6あたりにバッテリー温度がすこし上昇しているときがありますが、全体的には20度前後です。

いえることは、0.005%/日程度の低下に落ち着いている期間は、バッテリー温度20度前後で推移しているようです。だが、突如急落するときもある。なにがトリガーで急低下するのかは不明。

一つnop_allさんリーフとの共通点に気がついたことは、急落したときのSOHは98%を境にしていることです。 この98%に何かあるのかな。98%の怪現象と命名します^^ 

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