私の勧めで二組の親戚がリーフに乗ることになり,大変喜んで乗っていました。

EVは乗り始めると病み付きになるのはご存じの通りです。

しかし,この数日間に二人ともリーフのトラブルに見舞われて途方に暮れています。

一人目は,走行中に警告灯が幾つも点灯して,電池の残りも少なかった為,近くのイオンで充電をしようとしたところ,エラーメッセージが出て充電不能となりました。

おまけに再始動できなくなり,そのままでは迷惑をかけるので,人力で別の駐車スペースに移動させるということがありました。

私に電話が掛かってきたので,補機バッテリーが上がったのでないかと,適当なアドバイスをしたところ,JAFを呼んで試しに補機バッテリーを交換してみたものの変化はありません。

結局,日を改めて,ディーラーにレッカー移動してもらい検査となりました。

ディーラーでは警告灯の解除はできて,取り敢えずは走れるようになったものの,警告灯が付いた原因は不明とのことで,今後同じ症状が発生しないとは言えないということでした。

この親戚は時々は長距離もするので,このまま乗り続けていいものやら思案に暮れています。

もう一人は,この親戚の近くに暮らす,別の親戚なのですが,このアクシデントを受けて,自分のリーフで駆けつけました。

結構車に詳しい者なのですが,やはり見当が付かず,結局その日は故障したリーフはイオンに置いて帰宅することになったのですが,親戚を家に送り届けて自宅に帰宅する途中で,突然,前輪タイヤが変な方向を向いて走行不能になってしまいました。

そしてこちらのリーフも即,レッカー移動となりました。

原因はロアアームの折損ということでした。

走行中に折れてタイヤが変な方向を向いたため,買ったばかりのタイヤもダメになり,また修理には30万円は掛かるという話でした。

普段は赤ちゃんも乗せて家族で利用しているのですが,この日は,親戚の救援で駆けつけて,その帰り道ということで一人で乗っていた時だったので,人身事故にはならず,不幸中の幸いということでホッとしていました。

その親戚は以前からフロントの異音には気付いており,ディーラーに点検依頼をしていましたが,異常を見つけることはできませんでした。

それで納得が行かず,別のディーラーにもセカンドオピニオンということで点検してもらいましたが,こちらでも異常無しという見解だったということです。

結果的にはロアアームに何かトラブルが発生していたのかもしれませんが,この手の物は折れるまで,点検で見つけるのは難しいのかもしれませんね。

そう言えば,新幹線の台車の折損の事故を思い出しましたが,重量のあるリーフを支える足回りは特に耐久性が要求されるのかもしれません。

ともかく,現状ではリコールにはなっていないということで,修理には多額の費用が掛かるということで,こちらも今後どうするか思案に暮れていました。

共に,私が強く勧めて,おまけに二人ともリーフの熱烈なファンになっていただけに,私も残念で仕方がありません。

何とか,日産本社の方で良い対応が期待できないもかと思っているのですがどうなりますやら。

二人とも関西在住ですが,何となく以前からそちらの方面のディーラーはリーフに対しては消極的な対応を取る印象を受けていました。

一応,二人には,日産本社に相談してみることを勧めてみたのですが,果たしてどうなることか。

ネットで検索してみると,ロアアームの折損は他にも事例があるみたいですので,皆様も念の為点検してみられるとよいかもしれません。