皆さんに色々とご指導を頂き,お蔭様でアイミーブに無事にシートヒーターの配線が完了しましたので,参考までご報告させて頂きます。

当初は純正風を目指し,既存の配線もできるだけ使用するという方針でしたが,純正スイッチ一つを取ってもかなり高価でしたので,結局はアマゾンで汎用品を購入して,それをそのまま使うという安易な方法に落ち着きました。

購入したのは次の商品ですが,スイッチ一カ所で運転席と助手席の温度制御ができるというのが選択のポイントとなりました。

Besond 車のシートヒーター,2-dial 5-level 長方形スイッチ

5段階切り換えのスイッチ,配線,2席分のシートヒーターが入って1万円というものです。

シートヒーターのリレーは割と安かったので三菱ディーラーで購入しました。

新版はナショナル製でしたね。

リレーを所定の場所に挿入すると,シートヒーターのスイッチのところのピンク線から電源を取り出すことができます。

この原理については皆さんに随分教えて頂き本当に有り難うこざいました。

電源取り出しは丁度合致するコネクターがエーモンから出ているようですが,地元のホームセンターには置いて無かったので,手元にあった平型端子を使いました。

(このあと,分岐回路を挿入しています。)

写真では見にくいですが,ピンク線の所に差してあります。

ところでピンク線は思いの外,細い線でした。

これで,運転席と助手席の,また将来的には後ろ席のシートヒーターの電源を賄うのはどうも心もとないので,思い切って,バッテリーから直接電源線を引っ張ることにしました。

たまたま手元にかなり太い線やヒューズの類がありましたので,それを使いました。

やってみて太線の有り難かったのは,室内の引き込みにアルミ針金のガイドを必要としないことでした。

つまり太線そのままでバッテリールームから室内に線がスルスルと入ってくれました。

バッテリーのプラス端子にはヒューズボックスが付けてありますが,入っていたのは20アンペアの平型ヒューズでした。

購入したシートヒーターの配線は,主電源はバッテリーに,リレーを駆動する電源はアクセサリー電源に,また照明はイルミネーションと指定されています。

それで,アクセサリー電源はシートヒーターのスイッチの所に来ているピンク電源を利用して,他は指示通りに配線しました。

なお,ピンク線の電源はシートヒーターの制御に使うだけではもったいないので,分岐線を付けて,自動防眩ミラーやドライブレコーダーの電源として使える様にしました。

今までは,分配シガーライターから取っていた電源でしたが,シガーライターは自然に抜けたりして具合が悪かったので,この際,ピンク線直結にしました。

今回購入したシートヒーターのスイッチはうまい具合に,既存のスイッチ穴に納まってくれましたが,若干スイッチが小さめで,ツメがうまく掛からないので,裏側から固定する方法を探っています。

今は少し浮いている状態です。

肝心のシートヒーターは,上にかぶせるシートカバーがまだ届かないので,おあずけです。

最近のシートカバーは自動車に合わせる為，一品生産みたいで,一カ月程度は掛かるという話です。

あとは,シートヒーターを両面テープで座席に貼り付けて,シートカバーをかぶせて配線を取り付ければ完了です。

今は暑くてシートヒーターどころでは無いので，冬が来るまでに完成すればと考えていました。

念の為,シートヒーターに接続する配線に電気が来ているかどうかテスターで測ってみましたら,スイッチのダイヤルに合わせて電圧が変化するのにはビックリしました。

小さなスイッチに何か電子回路が組み込まれているのでしょうか。

購入した方のコメントでは5段階の3でも十分暖かいということでしたので,希望に合わせて温度調整ができればいいなと考えています。

今回,アースを取るのには結構苦労しました。

足元にはボルトやネジがたくさんありますが,アースにはつながっているものはかなり少ないです。

それでオーディオの所にあれこれつないで,現在はこんな状態です。

正にアース線のタコ足配線です。

肝心のネジも効きが悪いので,エーモンのアースターミナルというのがあるそうなので,それで改修する予定です。

アースの取り方について良いアイデアがあれば教えて頂ければ幸いです。

また,シートヒーターのスイッチの所にあるピンク線がプラス電源というのは分かりましたのが,残りの線は何でしょうか。

座席下の配線につながっているのでしょうか。

また座席下の配線は三本になっていましたが,なぜ三本もあるのか,またそれぞれどことつながっているのでしょうか。

教えて頂いてばかりで恐縮ですが,御存知の方がおられましたらよろしくお願い致します。

将来的には,後席のシートヒーターの配線として利用できるかなと考えておりました。

最後に改めてお礼申し上げます。