豪雪の際の雪下ろしの際に,うっかり折ってしまったアンテナ修理の顛末記です。

アンテナ基台を見ると,ツライチ状態でどこがどうなっているのか全く分かりませんでした。

そこで友人のアイミーブのアンテナを外してよく見せてもらいましたら,基台の方はメスネジで,アンテナ側がオスボルトとなっていました。

つまり,基台の方にアンテナの折れたボルトがそっくり残っている状態であることが分かりました。

こんな時はエキストラクターの出番ですが,果たして極細のエキストラクターがあるのかどうかアマゾンで検索を色々とかけてみたところ,5本組で1000円もしないものが見つかりました。

最小経が1mmからなっていますので,細いボルトにも使えそうです。

早速注文したところ,翌日に届きました。(右下)

(上は電池式の電動ドライバーですがこれがなかなかの優れ物です。)

このビットは一方の側が穴開けの為の逆ネジのドリルビットとなっており,他方はエキストラクターとなっています。

これは使えるとの直感で買ったわけですが,肝心のドリルビットはナマクラで,折れたボルトには全く歯が立たず使い物になりませんでした。

一瞬,基台全体の交換が必要かという不安が頭をよぎりましたが,ダメモトでダイソーでジルコニウムコーティングという2mm経のドリルビットを買ってきて使ってみたところ,こちらの方でやると見事にボルトに穴を開けることができました。

ダイソー工具もバカにできませんね。

ともかく穴さえ開いてくれれば,あとはエキストラクターの出番で,こちらの方は見事に機能してくれて,スルスルとネジが抜けて来ました。

抜けたネジとダイソーのドリルビットと使ったエキストラクターの写真です。

ネジの頭に穴が空いているのがわかるでしょうか。

アンテナ基台の空いた穴に落ちたドリルの切り子をオイルスプレーで飛ばして作業完了です。

今,アマゾンの300円もしないショートアンテナを注文して到着を待っています。

中国から届くようなので,いつになりますやら。

しかし,送料込みで300円以下というのは日本では考えられません。

最後に先日取り付けたナビの工事の様子やバックカメラの写真を貼っておきます。

どなたかの参考になれば幸いです。

リーバース信号の取り出し部分。

ナビとバックカメラの為に,二股のメスギボシを付けました。

社外ナビの配線の様子。

ほとんど同じ色をつなげば良い感じ。

バックカメラ。

車に穴を開けなくても良いのは大きな利点ですが,角度調整ができないのがつらい。

バックの時の画面ですが,アイミーブの場合はかなり下向きの画角となります。

将来,カメラを改造するか,別のカメラに交換するか思案中。