knight-さんのBlog
桜の植樹活動(東日本大震災復興活動の一環)へ参加 2016-12-25 21:41:16
実施日より1か月が経過しておりますが、遅ればせながら、
桜ライン311主催の、桜の苗木を津波の到達点に植樹する活動に参加してきました。
【桜ライン311のHP】
http://www.sakura-line311.org/
東日本大震災あるいは熊本地震の復興に関わるボランティア活動に、個人的に継続的に参加しており、
自車あるいは実家のガソリン車を使って現地入りしてきましたが、
今回は過去最長の1,860kmを無事に走破することができ、
EVは決して短距離専用ではなく、考え方を変えれば、工夫次第でどこへでも行けることを改めて痛感しました。
25~27日の充電履歴です(岡崎~浦和間は除く)。
25日は実家(浦和)から、宿泊先のある岩手県大船渡市までの移動日、
26~27日は現地での活動&実家までの移動日です。
25日は、岩槻ICより東北自動車道に乗りましたが、
2度の事故渋滞および濃霧のため、少々時間をロスしてしまいました。
気を取り直し、国見SAまでは順調に進めたのですが、
次の充電スポットである菅生PAで充電しようとしたところ、充電器がエラー表示されるではありませんか!
3回充電ガンを挿し直してみましたが、相変わらずエラー表示されるだけ・・・。
挿し直している最中に充電ガンを覗き込むと、端子が1本ないことが分かりました・・・。
そこで菅生PAでの充電を諦め、10km先の仙台宮城ICで降り、三菱の販売店へ到着!
(菅生PA到着時点でまだ5seg残っていたので良かった!)
その後は予定変更し、石巻~気仙沼~大船渡の各三菱販売店で充電し、宿泊するホテルへ到着しました。
所要時間は、ほぼ12時間!
菅生PAで昼食を済ませる予定でしたが、想定外のトラブルにより昼食をとらなかったので、
私があやうく電欠するところでした(;^_^A
26日の活動時の写真です。
2年前に参加したときは民家の庭や土手での植樹でしたが、今回は急斜面での植樹でした。
水の入ったタンクや黒土などの資材を、苗木を植える箇所(斜面に人がいる)まで
持っていくのもかなりの重労働です。
中央が私です、両側におりますEVOCメンバーからは写真の掲載許可をいただきました。
今回の桜ライン311の植樹活動参加にあたって、個人的にお世話になっている、
岐阜県を拠点にしているNPO法人 KIプロジェクトと共同で参加し、
参加者を私たちの車両に乗せて送迎することになっていたのですが、
現場のリーダーに話を聞いてみると、
私からKIプロジェクト事務局へ伝えた情報が、リーダーまで降りてきていなかったらしく、
事務局で情報の流れが止まっており、
私たちの車両で参加者を送迎するということが上手く伝わっていなかったようです(申し訳ございません)。
それでも数名の参加者の方々を送迎させていただきました。
次回は、自車では会場まで遠くて行けないけれど、
乗り合いで行きたい参加者をEVOC内で募集することも検討しようと思います。
活動終了後は、気仙沼で充電し、西郡街道を経由して古川ICから東北自動車道を利用、
途中の安達太良SAで充電中に睡魔に襲われて寝てしまいましたが、ブラックのコーヒーを飲んで、
その後も睡魔と闘いながら、ひたすら南下して実家に到着しました(27日の午前3時)。
さて、帰る途中で奇跡の一本松を車内から眺めたのですが、
2年前に見た、上空を縦横無尽に走るベルトコンベアは姿を消し、
一本松の背後に巨大な堤防が姿を現していました。
津波による被害を最小限に食い止めることはできるのでしょうが、
果たして巨大な堤防という人工物が必要だったのかと個人的に疑問を感じています。
これしか方法がなかったのか、景観を損ねない別の方法はなかったのか・・・。
復興への道のりは待ったなしの状況ですが、人手が全く足りていません。
東日本大震災から間もなく6年になろうとしており、ボランティア参加者の人数は刻一刻と減少しています。
しかし、まだ復興は終わっていません、完全復興という名の終着駅にはまだたどり着いていません。
現地(特に太平洋側)に行くと、「復興はほぼ終わっているんでしょ? だったら、もう人手は要らない」という考えは
通用しないことを思い知らされることとなるでしょう。
2017年も、都合のつく限り、何と言われようと、自分がやるしかないと自身に言い聞かせ、
桜の植樹活動に限らず、熊本での復興活動、福島や宮城での植樹活動(桜ではないですが)にも、
継続的に参加していきます。
2016年も間もなく終わりますが、引き続き2017年もよろしくお願いします。
私はまだ仕事が・・・。