HOME > ブログ

GOLD STOREHOUSEさんのBlog

7年目に突入しました。  2016-07-06 22:47:41

2010年6月28日より乗り始めて丸6年経ち、現在18万キロとなりました。

7年目に入るにあたり、12か月点検をデーラーにお願いしてきました。

今回は2014年7月に駆動用バッテリーを交換してから約8万キロ走行したので現在のバッテリーの健全度(以下、S.O.H)を想定してもらい、新車時に搭載されていた駆動用バッテリーの約8万キロ時のS.O.Hと比べて旧バッテリーと新型バッテリーの劣化を比べることにしました。
(標準搭載されていた駆動用バッテリーはLEV50/株式会社 リチウムエナジー ジャパン製でしたが、新しいバッテリーはLEV50Nとなりました。)


↑ サービス請求書(点検時積算距離:180,624Km)

・エアコン消臭・除菌加工
i-MiEVは急速充電中に駆動用バッテリーを冷やす為にエアコン(クーラー)が動作するのですが、その際に使用する冷却装置は車内用と共用の為に汚れ(カビ)やすく、嫌な匂いが発生しやすいので消臭加工を定期的に行っています。
前回2年前に施工しました。

・トランスアクスルオイル交換
ミッション交換から1万キロ走行しましたので、交換致しました。

肝心のS.O.H測定結果ですが、


↑ MiEVコンピューター診断書

S.O.H測定をお願いすると今までは上記の物しかありませんでしたが、今回は下記の2枚も合わせて頂きました。


↑ i-MiEV電池容量測定チェックシート

手書きでのチェックシートです。

これには以前には教えて頂けなかったS.O.Hのパーセント(%)での記載がありました。

今までは「MiEVコンピューター診断書」しか頂けなかったので、過去に置いては時分でパーセント数値を算出していました。
SOH1回目測定:2013年6月/SOH=69.3%/積算距離74,075Km
SOH2回目測定:2013年12月/SOH=70.3%/積算距離89,937Km
 (駆動用バッテリー交換/積算距離105,278Km時)
SOH3回目測定:2015年12月/SOH=82.9%/積算距離158,954Km

算出方法ですが、自分はバッテリー容量が16kWh(三菱自動車ホームページより)、電圧は330V(三菱自動車ホームページより)と、設定してます。


これにより

W=A×V

16k=A×330

16000=A×330

16000=330A

48.484848......=A

で、

約「48.5Ah」となります。

これを新車時の容量としていました。

これを元に今回の「MiEVコンピューター診断書」に記載される「電池現在容量」の42.5Ahを使用すると...

(42.2÷48.5)×100=87.63%

となります。

今回頂いた「i-MiEV電池容量測定チェックシート」にはS.O.Hは88.1%とありますが、これはチェックシート2枚目の最下段にある数式を使用した為です。

自分の計算では新車時のバッテリー容量は48.5Ahとしていますが、メーカー(三菱自動車株式会社)か、デーラー(三菱自動車販売会社)では48.0Ahとしています。
この0.5Ahの違いがS.O.Hの違いを起こしています。

約8万キロ走行後の新型駆動用バッテリー(LEV50N)と旧型駆動用バッテリー(LEV50)の劣化の違いを検証すると、

・LEV50 :S.O.H=69.3%
・LEV50N:S.O.H=87.6%
となり、新型駆動用バッテリーの劣化は旧型より緩やかであるといえます。

個人的な意見(体感)を言いますと、旧型バッテリーで感じた「明らかなバッテリー劣化(容量減少)」は、現在では殆ど感じません。
新型は旧型より劣化に対して強いと言えると、自分は思います。

これから先、もっと走行距離が伸びるのと共にS.O.Hがどの様に変化するのか、新しいバッテリーの性能を見させてもらいます。

 

※余談。。。

チェックシートの右上に改定の日付があって、2014年6月16日とあるんですが、自分はこんな書類を初めて拝見しました。

2年以上も前にこんな書類があったなんて正直オドロキです。

なぜ、もっと早くに一般ユーザーに開示されなかったのでしょうか?(S.O.Hも含めて...)

謎だ...

 

2016年7月8日:追記

MiEVオーナーのまるさんが2014年9月に初めて容量測定をした時には開示されたそうです。

デーラー(販売会社や各店舗)によってサービス対応にバラツキがまだまだある様ですね。。。


▲ページの先頭へ