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halさんのBlog

今の低燃費車の車のJC08モードカタログ数値は全メーカーおかしい 2016-04-22 23:47:48

三菱自動車の燃費不正についていろいろ考えてしまった。1980年代からにしておくと、1980年前半に買ったAE86レビンは10モードカタログ燃費かそれ以上の数値をたたき出していた。1980年後半に買ったセリカGT-FOURも10モードカタログ値の燃費でほぼ走行していた。1990年初頭に買ったホンダビート(今も所有)は10モード、10・15モードともにカタログ値は17.2km/lに対し、今も17-18km/lの燃費をたたき出している。ビートは特に高回転型なので5000-6000回転は回ってしまうにもかかわらずカタログ値を超えて走っている。1990年後半に買ったトヨタアルテッアも10・15モードカタログ値で走っていた。2000年初頭に買ったスズキツインは10・15モードカタログ値は26km/lであったがこの値は超えたことはなかった。10年平均で20-22km/lの数値であった。燃費競争が激しくなってきたのは2000年以降だったと記憶している。少なくとも私の経験では、2000年以前の車は実走行とカタログ値の乖離はなかった。そして、今の低燃費車はJC08モードのカタログ値もしくはそれ以上で走れる車はあるのだろうか?無理なのではないだろうか。自動車業界ではカタログ値の80%程度しか走れないと言われている。カタログ値のなんと20%落ちである。これって、はっきり言って車の燃費限界を実は超えていて、それを頑張って出した数値ではないんじゃないか、と思えてきます。まったく釈然としない訳です。私が持っているIMIEV-Xですが、バッテリーリセットしてもらったんですが、販売店に持って行ったときは電池残量4%で渡し、今日満充電で返してもらったのですが、最大走行可能距離は189㎞をたたき出していました。カタログ値を超えた数値です。IMIEVも不正とか言われてますが、実走行がカタログ値に届かないほとんどの車のほうがよほど罪が重いのではないかと考えてしまいます。もちろん三菱自動車の行ったことは罪であることは事実ですが、それ以上に自動車業界全体がおかしなことになっているとしか言いようがありません。(車好きの戯言)


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