GOLD STOREHOUSEさんのBlog
ホンダ MC-β に乗ってきました in さいたま市 2014-10-26 00:00:34
さいたま市で行われている超小型モビリティのカーシェアリングの実証実験で使用されているMC−βを借りて乗ってみました。
MC−βを借りるには事前の登録と講習会の受講が必要です。(その時の様子はコチラ)
その後、スマートフォンより手続きを行えば借りて乗る事が出来ます。
(借り方はこちらをごらん下さい→「ホンダ MC-β に乗ってきました(予約編)」)
予約確認のメールを確認の後、貸出ステーションである「イオンモール与野」の駐車場4階へ向かいました。
イオンモール与野 立体駐車場4階 「ローズコート側エレベーター入口」側 4-2エリアに駐車スペースがあります。
ココには急速充電器が1基と、倍速充電器1基が設置されています。
MC-βに乗り込みます。
ドアは左右にありますので、どちらからでも乗り込み可能です。
天井に設置されたカードリーダーより「カード ヲ タッチ シテクダサイ」との案内が流れますので、タッチします。
タッチをするとセンターとの通信が行われ、承認が行われます。
※この時使用したカードは講習会の時に登録した物で、FeliCa(フェリカ)であれば任意の物が登録可能です。
自分はpasmo(パスモ)を認証用カードとして登録しました。
無事に認証が完了すると足元にある白いボックスから「カチッ」っと音がします。
その後、白いボタンを押すと白いボックスの蓋が開きます。
キーボックスの蓋が開いた所です。
中にはキーがあります。
頭に青いリングの付いた鍵(車両管理用)を左に回すとキーセットは抜けます。
キーボックスを閉め、鍵(車両本体用)をMC-βに挿し起動させます。
これで出発準備完了です。
イオンモール与野を出て待ち合わせ場所まで行き、そこからランデブー走行しました。
国道17号バイパスを走行しました。
時速60kmまで加速、ストレスなく流れに乗って走れます。
i-MiEVからMC-βを見るとこんなカンジ。
普通車の間に挟まれるとこの様な感じになります。
三橋総合公園に到着。
倍速充電用「EVチャージ」区画の隣がMC-βの返却スペースになっています。
駐車後は借りた時と逆の手順で鍵を白いキーボックス
返却し、FeliCa(フェリカ)をタッチすると「ヘンキャクカンリョウ」のアナウンスが流れます。
その後、返却を確認するメールが届きます。
このメールが届かないとセンター側で返却の確認がとれていないと言うことになり、ずーっと課金され続けるという恐ろしい状態になりますので「必ず返却確認メールを確認してください」と講習会の時にも念を押されました。
返却を確認したというセンターからのメールです。
利用時間、利用距離、利用料金が記されています。
1時間10分で1400円...(汗)
以下からはMC-βの気になるトコロのクローズアップです。
ドアをラッチ側から見た所。
タイヤはコンチネンタル社製Conti.e Contactです。
写真は前輪でサイズは 125/80 R13 です。
右ドアを開けた所にあるタイヤ空気圧、サイズ表。
パンク時はあきらめるみたいですね。
足元右側のリレーボックスです。
メーカー打刻の車体番号「U01A-3015」と、仮認可を受けた際の職権打刻「国-073144」があります。
車内には初心者マークと高齢者マークも常備されていますので、手ぶらで来ても大丈夫です。
MC-βのは二人乗りですので、後部座席があります。
運転席より歩道側にオフセットしているので、乗車中も前方を確認できます。
今回の走行ルートです。
車両の置いてあるポイント(つまりは貸し出し・返却場所)が限られているので、それ以外での場所でのお店へ行き買い物や食事をすると駐車している間ずっと課金されるので、細かくチョコチョコ返却できる様に車両ポイントが増えて行くと利用者としては嬉しいかと思いました。
MC-βに乗っての感想ですが、剛性、ブレーキ、乗り心地などは残念な感じでした。
もしかしたら走行距離も少ないので各部のならしが済んでいないからかもしれませんが。
ホンダ車という事で期待していましたが正直「う~ん」な印象を受けました。
「欲しいですか(買いますか)?」と聞かたら「買わない」と答えるでしょう。
同じ条件で乗った訳ではありませんが、先日乗ったトヨタのi-ROADに比べると色々な意味でトヨタに軍配が上がると思いました。
オマケ 走行中の後部座席からの動画です。
後ろの座席は座ると頭と天井の間に空間が殆ど無いので、車が跳ねると脳天直撃セガサターンします。
願わくば、同じ場所で各メーカーの車両が揃っているカーシェアリングがあればベストと思います。