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KAKUさんのBlog

リーフ、真夏の長距離移動について 2014-08-14 21:45:24

LEAFで初めてのお盆の帰省(関東―関西往復)してきました。

これまで、帰省するときは大抵渋滞をさけるために、可能な限りピークをずらして夜走ることが多かったですが、リーフでも夜移動しました。充電待ちの確率も低いでしょうし。

ことしの4月末一人で関西往復した際に、気になっていたのはバッテリー温度の上昇でした。 そのGW時の気温と今の気温差を考えると、夏は、リーフの温度計がレットゾーンに入るのは必須だろうと思っていたのです。

予想は的中! 充電率80%以上のQCを4回位続けると、バッテリー温度は50℃を超え、レットゾーン一歩手前の状態となりました。 初日、自宅から姫路までの600Kmほどを移動しようとは思っていたのですが、5回目の充電は見送り、尼崎の実家で一日リーフを休ませました。

これは、行きの充電場所、充電率、充電場所等の走行データです。


自宅では、電気が残っていたので、高速に入る手前の日産部品センターでQCをして、出発しました。この時は、バッテリー温度にはあまり気を留めていなかったのですが、回数をこなすうちに、8セグ、9セグ、4回目はとうとうレットゾーンに少しかぶって見える10セグとなり、LeafSpyの温度センサーも50℃を超えていました。

これが、最後のQC直後のインパネ&LeafSpyの温度計



最初の日産相模原部品センターでQCせずに、家で200V満充電すべきでしたね。そうするとスタート時の温度上昇が抑えられるので、姫路まで行けたはずです。

バッテリー温度のLogです。53℃くらいまで上がっていました。また、20%→80%ほどのQCで、7~9℃上昇していたこともわかります。QC後、走行することで風によって冷却されるのでしょうか、走行することで3~4度下がっていることがわかります。温度が高いほど、冷却効果も大きいように見えます。





行きのことがあったので、帰りは、リーフスパイの温度計に注意しながらの充電作戦です。
まず、実家では電気は多少なりともあったので、吹田SAまで移動し、ここで初めての充電して関東にもどります。有効時間30分利用、80%以上充電し、御在所SAへ向かおうと思っていました。

吹田SAでの充電風景



30分充電時、SOC88%。バッテリー温度はすでに8セグです。リーフスパイの温度計は、43℃ほどです。(写真はありません。)
ムム! これは、この先3回QC行うと、50℃超えるかも、、、
行きの出発時、QC直後は33℃ほどでしたので、すでの10℃のハンディが!

吹田SA充電完了時のインパネ



急遽、最少充電回数で帰省という方針を転換し、充電効率の高い低いSOCの範囲で、こまめな充電での走行としました。具体的には、なるべくSOC70%以下となるように、進めてみたのです。急速充電の時間も、吹田SAは30分目一杯行いましたが、そのあと航続距離と次なるQCポイントまでの距離を計りながら、9分、15分と上昇を抑えながら進めてみました。

これは、帰りの充電場所、充電率、充電場所等の走行データです。



次の図はバッテリー温度のデータです。 出だしが40℃度超えていましたが、何とか、500km走行10℃程度の上昇に抑える走りが出来ました。



帰り4回目最後の充電(駿河湾沼津SA)時のインパネ

QC前、あと余裕は1セグ



QC後、50℃を超えたので手動で停止しました。



自宅到着時、多少温度が下がりましたが、9セグにはならず。これ以上進めるためのQCは控えた方がよさそうですね。


◇夏の長距離移動 教訓
 一、夏のお出かけは、前日に充電をすませましょう! 
 二、充電率は70%以下となるように効率の高いところを使いましょう。
 三、QC後は、なるべく車を走らせて冷却させましょう。時速80kmを超えない方がよさそうです。

 姫路まで一気に移動するには、前日に充電完了しておれば、大丈夫でしょう。来年に生かしたいと思います。

 

*おまけ*
関西帰省後、9644kmのLeafSpyのバッテリーステータス 相変わらずSOH, Hxとも100%を維持しています。

 


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