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直之介さんのBlog

コンセント工事DIY(翌週 土曜日 3日目) 2021-06-11 12:32:28

先週末から引き続き作業で、コンセント設置と、配電盤に接続だけなので、それほど時間がかからないだろうと思っていました。ところがどっこい、いろいろやり始めて時間がかかってしまいました。
まずは、電線を小屋に取り込んだ場所がドアから見ると一番奥で、電動工具用の100Vコンセントなどに結線しているのはその天井付近なので、作業の為に小屋に入っているものを半分出し、作業できるようにしました。電動工具とこまごましたもの多数、作業ができるまでにそこそこ時間がかかりました。
 
エアコン裏のコンセントから接続している線を取り外し、電動工具用の100V線を接続。最近の電気工事はコネクタを使い、被覆を剥いて刺すだけですが、既存の配線は1.6mmのコネクタを使用していたので、当然2.6mmの線は刺さりません。昔ながらのスリープで圧着して1.6mmにしてからコネクタに接続しました。この時点で1.6mmを使用しているために、用意していた20Aのサーキットブレーカーではまずい事に気が付きました。分電盤の作業をする前に15Aのブレーカーを買ってこなければなりませんでした。
 
 
写真左 エアコン裏コンセントから小屋に行っている100Vを撤去
写真右 小屋内部の結線しなおし。
 
ここから、本命のEVコンセントの設置です。設置する場所はカーポートの柱に、製材コア(丸太から柱を製材したときに出る端材)を貼り付けて、そこにコンセントを設置します。手元にある製材コアは短いので、そのうちに長いものに交換しようと思います。皮をはぎ、ディスクサンダーで磨き、コンセント取付場所を平らに加工、配線の穴あけ、溝掘りをしてカーポートの柱に固定しました。
 
小屋からコンセントまでVVF線を引かなければなりません。この間はVE管16mmを使い折板屋根のカーポートの天井付近を通し、引っ張ります。細めの16mm管を使い、コーナー継ぎ手で曲げますが、角度を90度→120度程度に変更したいため、電気工事屋さんに教えてもらった方法で(ガストーチバーナーで炙って柔らかくして)曲げました。パーツが準備できたらVE管にVVF線と、アース線を通して設置しようとしますが、やはり2.6mmVVF線を通すと重くて、設置したいカーポートの天井付近に配置するのが大変でした。最終的にはカーポートの梁に角材を通し、その上をまたぐようにVE管を這わせました。
 
配線をコンセント取り付け場所まで通し、コンセントを取り付けました。アース線は多芯線なので、棒状の圧着端子を付けてコンセントに差し込みます。なかなかいい感じ。と自画自賛している暇はありません。かなり時間がかかって急がないと作業が今日中に終わりません。
 
  
写真左 製材コアを加工
写真中 小屋上部から折板屋根沿いにVE管で駐車場中央まで配管
写真右 加工した製材コアをカーポートの柱に固定
 
次の作業は配電盤です。浴室天井裏の配線を脱衣室の配電盤まで這わせて接続。なかなか配電盤の思った場所にVVF線が通せなくて浴室天井裏にもぐったり、配電盤を見に降りたり、を3回ほど繰り返し1本どうしても思った場所に出てこないので、配電盤から呼び線を突っ込み天井裏でテーピングして配電盤側から引っ張りようやく思ったところに出せました。今思えば最初からやっていれば時間が短縮できたと思います。ブレーカーに接続する前に、どちらが200Vかをチェックするために、EVコンセントをショートさせた状態にしてテースターでチェック。その後ショートさせた状態を外して、配線がショートしていないかチェック。ブレーカーを200Vに切り替えて接続、配電盤に設置。100V側のブレーカーも、ショートチェック後、接続、設置してブレーカーON!
駐車場に行って電圧をチェックしてEVコンセントに200V、電動工具用のコンセントに100V来ているのを確認しました。
 
右下のブレーカー2つ(15Aと200V漏電ブレーカー)を追加
 
最後にアース抵抗の測定です。電気工事屋さんにアーステスターを借りてきてコンセントのアースと、約5m、10m先にテントを張るときに使うペグようなものを地面に打ち込み、テスターに接続して測定します。規格は500Ω以下ですが、通常は100Ω程度のようです。測定結果は410Ωで、あまりよくありませんが何とか規格内です。時間が有るときにアース棒をもう1本打って100V側のコンセントにも接続しようと思います。
 
作業途中で不足している材料を買いに行ったりして、この時点で日も落ち真っ暗になっていました。物置小屋から出した電動工具などを片付けて、配電盤回りも片付けて終わった時は9時近くになっていました。この翌日に、アイミーブを迎えに行きました。
 

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