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よこよこさんのBlog

トヨタが2021年3月期決算説明会で示した「年間200万台」売れる電気自動車とは 2021-05-21 15:06:29

トヨタが2021年3月期決算説明会で示した「年間200万台」売れる電気自動車とは
https://blog.evsmart.net/toyota/toyota-fy2020-earnings-highlights-for-electric-vehicles/

※上記 EVsmartブログにコメントを日を変えて2回投稿しましたが、

私の投稿時刻より新しい時刻に投稿されたコメントは次々掲載されるのに、

私のコメントは掲載してくれないので、個人ブログに記載します。

詳細は上記アドレスからブログ全文をお読み頂くとして、ポイントになりそうな所を抜き出します。
1)2021年3月期 決算・・・営業利益は2兆1977億円(三菱自動車の2021年3月期決算、953億円の営業赤字と大違い)
2)2030年の「電動車販売比率・台数見通し」・・・グローバルでBEV(バッテリー電気自動車)とFCEV(水素燃料電池自動車)で200万台
(FCEVが大きな台数を占めるとは考えにくいので、事実上、年間200万台のBEVを販売するという見通し)
3)2025年までにbZシリーズ7車種を含む15車種のEVを市場に投入する
(どう見ても「500万円以上なんだろうな」という佇まい)

上記を踏まえたうえでEVsmartブログのコメント欄に投稿した内容を転記します。
 
>500万円以上の高級車でも、トヨタがEVを発売さえすれば世界中でどしどし売れていくのか?
無理でしょうね。平均年収が増えていない現状だと500万円以上の高級車だと手を出せる人は僅かですから。
 
>年間200万台売れるEVのポイントは「斬新で安価な電気自動車」
各メーカーの担当者さんもチェックしていると思うので、

現EVユーザーが思う次期愛車を買う時のチェックポイントの一部を列記します。
 
1)価格・・・EPA基準で1km1万円。別の言い方をすると、EPA基準で200km走って200万円
エンジン車の燃費を実走行で達成できないことに文句を言う人はほぼいませんが、

EVの評価基準である一充電距離になると「カタログ値通りに走らない!」と文句を言う人が途端に多くなる印象です。
EPA基準で200km走れれば、充電する頃には「休憩しようよ!」となり、

休憩ついでに充電すれば良いのでEVの不満は発生しにくいです。
関西人なので、大阪駅基準にすると・・・

大阪駅-名古屋駅 非有料道路で164km 、大阪駅-岡山駅 非有料道路で187km。  
関東人に合わせて、東京駅に基準にすると・・・

東京駅-いわき駅 非有料道路で204km 、東京駅-静岡駅 非有料道路で173km。
満充電でこれくらい走れれば、ファーストカーとしても通用すると思います。
 
2)販売店の充電設備・・・24時間充電出来るCHAdeMO充電設備
自宅での充電を基本としても出先の充電も重要です。
その中で販売元メーカー販売店で充電出来るか?は重要な要素です。
一部のレクサス店でCHAdeMO充電設備の設置が進んでいますが、24時間利用出来るお店はごく僅かです。
年間200万台を売るなら、24時間利用出来るCHAdeMO充電設備を充電待ちが発生しないだけの数をお店で設置しないとダメです。
CHAdeMO充電設備なら何でも良い訳ではなく、今後を見据えると少なくともレクサス店と同等の125A以上流れる充電設備が必須です。
普通充電も1回2時間+24時間利用出来るようにして欲しい。
 
3)充電会員・・・普通充電の利用を促し、急速充電の利用を短めにして充電待ち回避に繋がる料金体系に!
PHEVはエンジンを積んでいることで、急速充電の必要性は低いことを考慮した料金設定にしてほしい。
三菱・電動車両サポート(プレミアム)を基本に・・・
月会費:EV/PHEVとも1500円/月程度
EV:急速75A以下の設備:5円/分、76A以上の設備:10円/分、普通:無料
PHEV:急速:15円/分、普通:無料
有効期限のない電池容量測定クーポンを1年に1枚配布。
 
4)駆動用バッテリーの保証・・・容量保証は10年もしくは20万キロ未満の早い方でSOH70%未満になったら新品に交換
EVの駆動用バッテリーはスマホのバッテリーとは違うものの、使用年数や走行距離に応じた劣化を避けることが出来ません。
駆動用バッテリーが劣化した時の日産の対応のまずさも現在のEV販売が伸び悩んでいる1つの要因だと思っています。
レクサスが海外で展開しているEVが100万キロ保証を謳っています。
国内においても海外と同等とは言いませんが、駆動用バッテリーの保証は容量低下、製造上の不具合の両方で、

「初度登録後10年以内(但し走行20万km以内)まで。容量がSOH70%未満になったら新品に交換」程度は

保証で対応してEVに対する不安を払拭してほしい。
 
5)EVの必須装備
1)とも関連しますが、EPA基準で200kmを達成するために電池を増やすと車両価格が高くなります。
天井、床、ドアに断熱材をビッシリ隙間なく入れて冷暖房使用時の航続距離の落ち込み(目減り)を小さくしてほしい。
自動ブレーキやシートヒーターなどは黙っていても装備してくれると思うので、EVならでは部分を列記します。
断熱材以外でも・・・少なくとも
【1】フロントガラスにも熱線を!(エアコンを使わずともフロントガラスの曇りが取れるように!)
【2】車内にACコンセント(1500W)を全車標準装備+CHAdeMOコネクタはV2H対応で!
【3】純正ナビは、SOH、電池温度、外気温、高低差、空調使用有無などを考慮して充電予定スポットまで充電せずに到着できるか否か解るように!
 
何だかんだで長文になったので、この辺りでコメントを止めておきます。


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