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たぼとさんのBlog

e-vino(いわゆる出川バイク)契約 2020-12-07 14:14:17

i-MiEVを購入した時から何とかバイクも電動化したいとずっと考えていたのですが、通勤の往復が50kmほどあることもあり、国産唯一のYAMAHA e-vino が購入対象から外れてしまうことで仕方なくずっと原付二種のAddress V125とアシスト自転車であるYPJ-Cを通勤に併用しておりました。

しかしこのコロナ騒ぎで完全なリモート勤務となり、通勤が必要なくなったせいで明らかに原付二種は日頃の足としてオーバースペックになってしまいました。

そんな話を行きつけのバイク屋で色々愚痴ったところ、店の奥からe-vinoの中古(2015年式で走行5km!)を引っ張り出してきたのでその場で契約、と相成りました。YAMAHA販売店の怨嗟が詰まったような個体ではありますが、これからは僕が可愛がってやりたいと考えています。

最近のエンジンは熱効率が上がったせいもあり、特に冬場短距離ばかり乗っているとエンジンオイルが結露して乳化してしまう問題が起こりやすく、近所のスーパーなどへの往復だけならevバイクの優位性は高いと思うのですが、こういう個体が中古市場に大量に流通している現状を見ても、YAMAHA(と販売店と出川哲郎)の努力も雲散霧消している感が否めません。

電動バイクの現状を見ていると、電子書籍、mp3プレイヤー、携帯電話(スマホ)でたどった国産メーカーと同じ轍に入ろうとしているように思えてなりません。今内燃機関で生活している人に気を使いすぎて移行が遅れ、気が付くと海外ブランドが圧倒的な資本力でなだれ込んできてユーザーがいざ欲しいと思ったときに海外ブランドの商品にしか魅力的な選択肢が無くなってしまっているというような歴史です。

i-Phoneが出た時に「バッテリーが一日しか持たないとかwww」などと言っていた人も、今では涼しい顔をしてスマホを使っている(しかも高い確率で海外ブランド)のではないかと思ってしまうのですが、ユーザーが手のひらを反すのは一瞬で、その時に国内メーカーが電動バイクのラインナップをそろえていないと今のスマホのように海外ブランドが半分以上を占めているような状況が当たり前になってしまいます。それはちょっと寂しい…

何とかそういう未来を迎えないよう、電動四輪ともどもメーカーと日本人にはゆっくり頭を切り替えていってもらいたいものです。

ところでevocに二輪部門ってありましたっけ?今のところ僕だけなのかな?


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