たけやぶやけたさんのBlog
突貫工事で灯油ヒーターをENV200に取り付けました(その1) 2019-11-21 15:29:52
この冬は1000年に一度の大寒波が来そうな予感もしますが、手元にある廃材だけで取り付ける事が出来そうだったので、突貫工事で取り付けて、テスト走行もして来ました。
問題の排気管を外に出す穴ですが、今年、ENV200の最後部の左右にあるエアダクト(高級グレードのエアコンベンチレーション?)の中から、大きなムカデは出てきてパニックになった。
外からも出入り出来るムカデ穴と名付けたこのベンチレーションをふさぎたかったが、目の上のタンコブのような邪魔なタイヤハウスがあり、愛車に点数を付けるとこの2点の不満から98点の評価です。
これを満点にするアイデアこそ、邪魔なタイヤハウスの上に乗せられるのです。
以前、アイミーブで氷点下の長野県を縦走して深夜に急速充電所が故障していたら、凍死するかと思った事が何度もありますが、地方の冬のEVオーナーはシーズンオフとして諦めるしかありません。
そんなEVの欠点を穴埋めする救世主こそ、灯油ヒーターなのです。
ムカデが教えてくれたこの穴がどこに通じているかチェックしました。
ビス2本を外せば取り外しができるこの空間に、エアブローにつないだ配管でチェックしたら、バンパーの取り付け隙間から噴き出す事が分かり、面倒な穴あけをしなくても高温の排気を外に出せる事が分かりました。
水道管やアルミプレートの切れ端があったので、ベンチ穴をふさいで簡単な配管ルートが作れました。
100Vのコンセントは20ヶ所もあるのに12Vがなくて、廃棄バッテリーを使っていますが、有り合わせの突貫工事なので、これから改善する予定です。
架台だけはニトリで買った425円の流し台の鍋を置く伸縮できるステンレスのフレームですが、2本の配管を出す事ができます。
さらに、不要なねじ穴が3ヶ所あり、長尺ボルトを三等分して、本体を荷付けのゴムで固定しました。
山道でも走らなければこれで十分ですが、吹き出し口はダイソンの空気清浄機付の隙間から出して、送風機として運転席まで温風を拡散できました。
冬は温風の出るダイソンを後部打席で使っていましたが、電欠の心配ばかりしていました。
灯油ヒーターのリモコンはどの方向を向けても運転席から操作できますが、ダイソンは正面に向けないと反応しません。
一番心配だった事は、一時間以上ヒーターを運転するとバンパーが熱くなりますが、ほんの一ヶ所だけで、下からでしか見えないバンパーの角を少し曲げると排気が勢いよく出ますが、耐熱のフレキシブルパイプを見つけて延長する予定です。