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よこよこさんのBlog

これからの電気自動車に必要なものは? 191101 2019-11-01 15:53:05

マイナビニュースの この記事 を読んで、目に留まった一文が「100キロ100万円」です。
もう少し具体的に書けば、「1回充電して100km走れる電気自動車(EV)の価格が100万円」です。
私が以前から考えて訴えている「庶民が思う損得分岐点200km200万円(=1km1万円)」を正面から訴える人が出て嬉しくなりました!

これまでEVが普及しない理由として挙げられるのが「1回充電して走れる距離が短い」「車両価格の高さ」の2つ。
そのうち「1回充電して走れる距離が短い」に関しては、上を見れば1000万クラスのテスラを始めとする輸入車や

国産でもリーフの+e辺りを購入すれば不満を言う人はいないと思われる車が登場しましたが、

リーフ+eだと400万円以上と誰でも買える値段ではありません。
「1回充電して走れる距離が短い」と言う人で「実際のところ普段よく使っている車の行動範囲は?」と聞くと、

その範囲しか移動しないのならEVで十分では?と言う人も多くいます。

私自身でアイ・ミーブを所有して5年半で11万キロ以上走って「これだけ有れば満足」と言えるレベルは、

先ほど書いた「200km走るEVの車両価格が200万円」です。
具体的には、時速100km/hで2時間走れば計算上200km。2時間ごとに休憩しましょう。

と言うのであれば休憩している間に充電出来れば問題ないと考えています。
実際の運用を高速道路を考えても150km辺りと200kmの2ヶ所のうちどちらかが空いてれば

待つこと無く充電出来るのでファーストカーとしても問題ないレベルだと考えています。

別の見方をすれば、アイ・ミーブが軽自動車から小型車になった時に

軽のアイ・ミーブの高年式中古車があっという間に売れました。
アイ・ミーブで言えば、「100km走るEVが100万円」と納得できた人が相当数いたことの裏返しです。

皆さんEVには関心が有るんです!!
・メーカーの皆さん(特に三菱と日産の皆さん)ユーザーが何を求めているのか?
・本気でEVを普及させるには何が必要か?
・クルマだけでなく、店舗での充電設備や充電会員もどうすれば関係する全員が納得する形になるか?
などをトータルで考えて、新軽EV予約受付開始時までに見通しをユーザーに示してほしいです。

クルマだけで言っても車両価格を下げるため&

EVに対する懸念(一充電走行距離のカタログ値と空調使用時の実走行距離との乖離)を払拭するために、

最低でも・・・
・シートヒーター、ステアリングヒーター標準装備。
・天井、床、ドアなどあらゆる所で断熱材増強。
・フロントガラスにも熱線を入れ、空調使用しなくてもフロントガラスの曇りを取れるようにする。
・走行中でも1500Wまで使用できる100Vコンセントを装備して家庭用セラミックヒーターで暖房できるように+非常時には給電車両に。

上記程度は実現して欲しいです!!


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