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みどりのKEROさんのBlog

dc-dcコンバーター異常の考察 2019-07-01 10:20:32

オンボードチャージャーと同じケースに入っているdc-dcコンバーターの異常について

トランク部分下にあるオンボードチャージャー内部に2枚の基板がスタックして入っていて、上がオンボードチャージャー、下がdc-dcコンバーターです。

その下側の基板に側面シールドして鳴き防止樹脂でリード部分が埋められた電源部分があり、緑色か茶色のフィルムコンデンサがシールドギリギリにあります。

それが今回の異常を引き起こしているフィルムコンデンサです。

リップルの規格が不明確なのとショートモードで故障すると怖いのでセラミックコンデンサーでなくフィルムコンデンサーを使ったのだと思います。

現実にはショートモード故障しないまでも絶縁低下が発生してしまいます。高電圧部分ですから絶縁低下でそこそこ直流成分が流れて横にあるヒューズ切断につながります。

オープンモード故障ではヒューズが切断されず電源部分ノイズのためやはり異常警告が出ますし、上の基板の電源部で同じようなことがおこったり、今回の部分の故障の前初期症状では徐々に使えなくなる普通充電器が増えてきます。

村田製作所などが作っている電源部分用の単層リード式のセラミックコンデンサーの方がこの部分には良さそうです。

1nF 1000v DC 105℃以上のセラミックコンデンサー2個と交換すると直ります。1個100円から200円位ですね。

積層タイプのチップセラミックコンデンサーでなくリードのある単層型はリップルによる振動にも強いです。

電極間が近いのでショートモード故障が怖かったですが、村田製作所のホームページなどにもあるように、フィルムコンデンサーをセラミックコンデンサーに置き換えることもできます。

フィルムコンデンサーは寿命が長いものの、高温にしたりリップルが大きすぎる不適切な部分で使うと弱いです。

 

ここからは、10型i-MiEVで充電できない普通充電スタンドがある話です。

モード1のケーブル接続を判定する5pinの様子です。

ここはDC5vが車側から供給されて、コネクターがささると電圧が下がるようになっているはずです。

測定器の電源からノイズが乗らないように電池式のポータブル機を使っています。

使える充電器と使えない充電器が出ている10型i-MiEVですけどDC5vはどこに行ったのかなあ?

正確には分圧していて4.5vですがきていません。

ラッチまでプラグを刺すと1.6v位になってACの受け入れとケーブル接続されている状態になるはず何ですけど。

ラッチ解除のボタンで3vちょっとになるのかな。

でもうちの車はほぼ0v

10年10万キロ保証があるうちに直さないといけませんね。


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