HOME > ブログ

KAKUさんのBlog

SOHの変化 7ヶ月半  2019-03-13 22:03:34

SOHの変化 7ヶ月半 ZE1に乗り換えて7か月半経過しました。ZE0では上昇することもあったSOHは、ZE1では何をしても上昇することはなく順調に低下しています。しかも、90日間の使用状況に応じてなのかわかりませんが、SOHの調整が入るか如く、SOHが大幅に低下します。
こちらの現象です。
http://ev-owners.jp/blog/blog.cgi?id=7207

電池の専門家からすれば、瞬時にSOHを正確に出すことはできないそうで、内部抵抗やら、温度やら、電流値などから、あくまでも推定値だという。その推定のアルゴリズムに、技術ノウハウがあるようです。 リーフのバッテリー容量推定アルゴですが、90日ごとに急落するなんて、素直に考えると、おかしいですよね。それ自体が本当にSOHを正しく表しているかどうか疑わしくなってきます。
しかしながら、SOHは、まぎれもなくリーフが吐き出す値です。我々ユーザーは、バッテリーの劣化の度合いを客観的に評価する数値は、このSOHの値にしか拠り所がありません。

さて、今日までの、SOHはどうなっているかおさらいです。2回の急落は、それぞれ▲0.5%と▲0.35%ですが、前後の日の変化とは比べて非常に大きな変化です。
ここで、90日を一つの期間として、工場出庫された時から90日経過の期間を第Ⅰ期、次の90日を第Ⅱ期、さらに次の90日を第Ⅲ期とし、それぞれの期間の低下分をみてみますと、第Ⅰ期の落ち分が2.2%と大半を占めています。そして第Ⅱ期は0.66%とその落ち分は小さくなっています。現在第Ⅲ期の中間地点ですが、この調子で推移すると、きっと第Ⅱ期よりも小さな値になるのではと予測したくなります。

alt


この2回の急落でグラフの変化が見づらくなっています。もし二回の急落がないとすれば、どうなるのか急落分をなくしたグラフを引いてみました。下のグラフの青のラインです。

12月から1月にかけて気温が低かったせいなのかわかりませんが、8日に0.01%低下するといったとても緩やかな低下から、最近は、6日に0.01%とか、一日に0.01%低下が連続したりするなど、低下の割合が増えたようだと感じていましたが、どうやら、それも一時的なようです。

alt


これは、急落分を除いたSOHと気温の状況を一つのグラフにしたものですが、なんとなく気温が低いと低下率が穏やかになって、気温が高くなると低下の度合いも大きくなるような雰囲気ですが、、、、まだ何とも言えないですね。

alt


ちなみに、リーフスパイはバッテリー温度も記録していますので、気温の代わりにバッテリー温度(3つのセンサーの内Maxの値)をプロットしてみました。上に大きく振れているのは急速充電時ですね。関西往復、東北往復などのロング、富士山や、茨城、甲府などのプチロング時と重なります。こうしてみると、バッテリー温度が低下に影響しないとは言いませんが、すくなくとも支配的とは言い難いです。

alt


次に、90日の期間を一つの区切りとし、調整が入った初日を100%に置き換えて、劣化の様子を引き直してみました。
こうしてみると、第Ⅰ期より第Ⅱ期、第Ⅱ期よりも第Ⅲ期になるにつれ、だんだん緩やかになっていることが明確になりました。どうやら気温やバッテリー温度が低下の割合にさほど影響してはいないような雰囲気です。やはり、時間(日)のファクターが支配的な感じがしますね。

alt

次の急落日は4月末ですが、今から楽しみです(笑)

▲ページの先頭へ