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KAKUさんのBlog

LeafSpyの機能  2018-10-23 17:45:34

LeafSpyの機能

LeafSpyPro版は、現在v0.45.119がリリースされています。リーフのマイナー、メジャーチェンジによるバッテリーの容量アップに、そのつどアップデートされ、また新しい機能も随時追加されていて、とても有益なアプリとなっています。
リリース当時は1500円くらいだったと思いますが、1750円ほどと多少値上がり(円高の影響?)していますが、それでも対費用効果からすると、とてもリーズナブルです。

さて、最新のLeafspyの機能をおさらいしてみます。お使いの皆さんは、どの機能がお気に入りでしょうか?

LeafSpyProは全部で5つのスクリーン、表示のモードは9種類あります。

①Screen1はバッテリー情報です。バッテリー健全性を示すSOHはもとより、96のセル毎の電圧、偏差、温度などが表示され、多くのリーフオーナーが使っていると思います。
無料版のLiteでも表示され、バッテリー情報だけをみるのであればこれで事足ります。
極端に電圧が低くなって一定スレッシュを下回ると、赤字でweakcellと表示されるようですが、幸いにもそのようなことはなったことはありません。
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②次にScreen2です。
このモードでは5種の表示があります。中央をタップすると順番に切り替わりますが、私が1番使っているのは3番目のチャージの状況です。QC開始してからACC ONにするとOBDからCAN通信が始まって記録されます。ZE1ではインパネに残り充電時間が表示されるようになったのですが、ZE0ではそのような表示はなかったので、このLeafSpyの機能をタイマーの代わりに使っていました。
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③Screen3です。
この画面は簡潔表示モードです。必要最低限の情報を表示してくれます。最近のアップデートで表示項目をカスタム出来るようになりましたが、その2番目の表示をよく使うようになりました。上下スワイプして切り替えます。また、背景色、文字色もかえられ、差し色のブルーにしています。
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なお、全部の表示がこれです。


使い方はHELP画面に記載されています(英語ですが^^;)

④最後のScreen4です。
この表示は電費関連の多くの機能が詰まっています。ZE0ではこの機能がとても役にたちました。走行電費を実績で計算して、電気残量からこの先どれくらいの距離を走れるかを、自動計算してくれます。状況の変化を鑑みて想定電費をマニュアルで下げたり上げたりして調整も可能です。
ZE1では電気の心配がほぼなくなり、この画面に注視してカツカツで走るようなことは激減すると思いますが、情報はあったことに越したことはないです(^^;




設定でService Screen にチェックを入れると、第5番目の表示ができます。
ここでは、サービスメニューが現れ、ドアロックセッティングや、ヘッドライトのセッティング、そして故障診断情報を読み出すモードとなります。これに関しては割愛します。

⑤最後に、リモート機能を紹介します。
あらかじめLeaf-staus.comでアカウント登録し、LeafSpyでは定められた設定をしておく必要があります。この機能をオンにすると、LeafSpyが起動している間、Leaf-staus.comへ車両情報が設定したインターバルでアップロードされます。インターネットに接続した別の端末(スマホでもPCでも)で、Leaf-staus.comにアクセスしログインすると、リーフの充電状態や位置情報を表示することが出来ます。インターバルを数秒に設定すると、離れていてもほぼリアルタイムにリーフの状態が分かります。N-Linkの機能の一部(充電率、マイカーファインダー)とやっていることは同じです。
これらの設定もHelp画面に記載されています。英語ですか(^^;
ただ、あのかったるいN-Linkの遅さに比べたら、瞬時に表示してくれるので、ストレスフリーです。更新は5secから20secまで5sec刻み、30sec、1min、30minまで選択できます。私は0SIMを刺しているSIMフリー端末を結局LeafSpy専用としています。インターバルは1分ほどにしていますが、毎日1時間ほどの使用でも、通信量は500Mにはならない感じです。

リモート側ではこんな感じで表示されます。充電率(SOC)とリーフの場所です。
家族との待ち合わせなどで重宝します。
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機能ONにしていると、そのときだけの走行履歴が記録されていて、最新10Tripまで閲覧できます。
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先日日曜日に河口湖までドライブしましたが、その片道の経路です。たまに距離が0kmとなったりしておかしくなるときがあるので、この不具合を連絡すれば対応してくれることでしょうが、何せ英語なので^^;
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このアプリを利用するには、OBDスキャンツールが必要ですが、代表的なドングルとして、ELM327がありますね。これがもっとも安価でしょう。Ver1.5が必須です。決してv2.1を買わないように。Verが上なら下位互換のような気がするのですが、受け付けるコマンドが削減されたのでしょうかね。
また、iPhoneでもBluetooth接続が可能なLElinkがサポートするようになりました。より省電力タイプのようです。また、もっと高級機能のより高速通信が可能なOBDLinkMX,LXも使えます。そこまでの通信速度をアプリは要求していないので、OBDLinkにとっては役不足です。ちなみに、i-MiEVはこのOBDLinkシリーズでないと類似のアプリ(caniOn)が使えません。ELM327では役立たずです。i-MiEVとは、リーフより高速通信を行っているということですね。

左から順番に ELM327 LElinK OBDlinkMX です。すべて持っています^^;


日産では、車両診断ポートに通信機器をつけないようにと告知はしていますが、何処にあるかは誰でもすぐ目に留まるところではアナウンスはしているとは言いがたいですが、気になる方は利用されないほうがいいですね。この記事もご覧にならなかったことにして下さい。
なお、i-MiEVにもMXを常時つけていますが、三菱からはそのようなアナウンスはなんら聞いたことはありません。これらのツールを使うと、ユーザにとってとても有益な情報を得られますし、充実したカーライフを送るためにも、必要なアイテムですので、今後も正しく利用していきたいと思います。   

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