EVOCカンファレンスが近づいてきたので、会場の箱根までリーフで行くとどのくらいかかるのか試しに行ってきました。N-LinkのサイトやGoogleマップの予想到着時間を信用してないわけでもないんですが、その数字だけを信じて当日大遅刻したら大変ですからね。

行きは高速を使わず、16号経由で厚木まで南下してから246と1号で西に向かうルートを選択。距離は約120km。8:10に東上線の若葉駅前近辺を出発して、レイクアリーナに到着したのが12:30頃。途中、トイレ休憩も挟んだので約４時間ほどでした。バッテリーは82％からスタートして、到着時は27％。エコを意識せずにガンガン走る派なので、上り坂の多かったこのコースはかなりバッテリーを消耗しました。

帰りは御殿場ICから厚木ICまで高速を使い、そこからは16号経由で帰宅したんですが、15:30頃出発して家に着いたのが21時頃。途中、２回のトイレ休憩と夕食を挟んだので、その分を１時間半ほど差し引くと約４時間。高速を使わなかった往路と同じくらいの時間がかかってしまいました。高速は渋滞してませんでしたが、急速充電した直後に峠道を走りバッテリーの温度が高かったので、80km/hくらいでのんびり走ったせいでしょうかね。それとも、夕方で16号が混んでたせいかな。これだと高速は使わなくてもいいかなという気になりましたが、バッテリーは77％からスタートして到着時は34％。走り方は変えてないのに、往きよりも消耗していません。御殿場ICまで下り坂が多くて回生量が多かったのか、高速で思ったより電気を食わなかったのかわかりませんが、違いは結構出ました。

ちなみに、箱根での充電は道の駅箱根峠で行いました。かなり大きな充電器があって、30分で20％から77％まで回復しました。充電ケーブルが長いので充電器の正面だけじゃなく、その両隣に停めても十分に届く仕様なのは大変ありがたかったのですが、せっかくの３台分あるスペース全部にガソリン車が停まっていたのが残念でした。幸いにも１台だけドライバーの方がいらっしゃったので、声をおかけして場所を譲って頂いたのですが、全員その場にいない状態だったらドライバーを探して車を移動してもらうだけでも結構な労力だなと思いました。

今日の箱根はあいにくの雨模様だったので観光はあまりちゃんとできなかったんですが、お土産も買ったし、温泉にも入ったし、箱根らしい山菜蕎麦も食べたし、何よりも来週に向けての貴重な経験が得られたので、得るものが多い一日となりました。太いAピラーでもなんとか視界を確保してコーナーを抜ける方法や、シフトは峠でもＢモードが一番楽だなということなども判りました。ガソリン車に比べると複雑なドライブプランを汲む必要があるEVですが、そういうパズル的な面白さもまたEVならではの魅力なのかなと思います。