EV総合研究所 ev_miharunoさんのBlog
真夏の急速充電1回でバッテリー温度がレッドゾーンになったけど優しく走ったらすぐに下がりました 2018-08-13 10:49:18
先週の土曜日に、高速道路を使って往復445kmを、日帰りでドライブしてきました。
新型日産リーフは、バッテリー容量が、40kWhに増えましたので、今まで乗っていた第1世代の初期型リーフ(24kWhの8セグ)と比べると、長距離の移動が楽になりました。
こちらが、移動時の時系列でのバッテリー温度や、外気温、残走行可能距離、累積走行距離のデータになります。
当初の計画では、1日に2回の急速充電してもバッテリーをレッドゾーンにすることなく、普通に450kmくらいの移動ができると思っていたのですが、たまたま、駐車場で車をぶつけられてしまい、1時間以上の間エアコンをつけたままで炎天下の駐車場に停めっぱなしにして、その直後に急速充電したら、1回の急速充電で、バッテリー温度がレッドゾーンに入ってしまいました。
こちらが、走行距離とバッテリー温度の相関関係のグラフになります。
2度目の急速充電でもレッドゾーンに入りましたが、充電の入りが悪くなったり、出力制限の影響で、走行に影響が出るようなことはなく、結論としては、レッドゾーンにはなりましたが、全く困ったことはありませんでした。
こちらは、外気温とバッテリー温度のグラフになります。
実際に走行したのは、455kmで、途中普通充電のチョイ足しもしていますので、家に着いた時の残走行可能距離ではなく、出発時点での走行可能距離と、2回の急速充電で増えた距離を足すことで、計算上は、529kmの走行が可能ではないかと思われます。
出発時点での残走行可能距離 255km
1回目の急速充電 19.3kWh分 141km分( 6%=>60%)
2回目の急速充電 14.4kWh分 133km分(34%=>75%)
急速充電2回での走行可能距離 529km(計算上の数字ですが。。。)
それでは、時系列に、前日の夜から振り返って見ましょう。
長距離を移動する時は、まずは、前日からが大切です。
こちらの、Nissan EV Blogにも、「電気自動車「日産リーフ」夏に高速道路を使って遠出をする際の、上手な使い方・走り方」というブログが掲載されており、その中で、前日に普通充電で満充電(100%)にしておくことをお勧めしてありました。
前日の夜の状態がこちらです。
21:47
バッテリー% 92%
残走行可能距離 231km
当日の朝出発する時のメーターの状態がこちらです。
移動は、プロパイロットを使って、東北道は、90km/hの設定で、外環などの80km/h制限の道路は、制限速度の、80km/hに設定して、バッテリー温度の上昇を抑えます。
この写真は、助手席から撮っているので見にくいですが、プロパイロットを使って80km/hで走っているのが、お分かりいただけるのではないかと思います。
こちらは、東北自動車道 上河内SA下りで、トイレ休憩した時の写真になります。
ここでは、急速充電をしませんでした。
10:52
東北自動車道 上河内SA下り
外気温 33℃
開始時
バッテリー温度 7メモリくらい
走行距離 153km
残走行可能距離 130km
想定走行可能距離 283km
バッテリー残量 44%
当日のランチは、こちらで、大田原牛のハンバーグを食べました。
見た目も美味しそうで、決してまずいわけではないんですが、期待が大きかっただけに、少し残念だったかも。
食事が終わって、お土産を買いに来た時のメーターの状態がこちらです。
自宅から、高速を使って、234km走りましたが、まだバッテリーの温度は、7メモリ分程度です。
このまま、急速充電すれば、バッテリー温度が、それほど上昇することはなかったと思うんですが、残念なことに、駐車場で停まっている時に、隣のクルマのドアが私のリーフのドアに当たってしまい、警察を呼んだりして、真夏の炎天下の中1時間以上もの間、エアコンをつけたままで停まっていましたので、バッテリーには厳しかったのではないかと思います。
まだ、3月から乗り始めて、4カ月半しかたっておらず、日産ディーラーで一番良いコーティングをしてもらって、一度も洗車気に入れていないクルマだったので、小さい傷でしたが、ショックでした。
事故の処理も終わり、お土産を買って、急速充電に向かいます。
やはり、那須へ来たら、五峰館のチーズケーキを買わずに帰れませんね。
16:17
店名 日産プリンス栃木 黒磯店
機種 44kW急速充電器
外気温 32℃
充電開始時 16:17
バッテリー温度 7メモリ
走行距離 242km
残走行可能距離 22km
想定走行可能距離 264km
バッテリー残量 6%
充電中
電流 107A
電圧 361V
出力 38.6kW
充電時間 30分
充電終了時 16:48
バッテリー温度 11メモリ
残走行可能距離 162km
バッテリー残量 60%
充電で増えた量
バッテリー温度 4メモリ
走行可能距離 140km
バッテリー% 54%
充電容量 19.3kWh(想定)
ここで、バッテリー温度が、レッドゾーンに入りました。
出力制限もかかっていました。
実は、この時点では、出力制限が掛かっていることに気が付いていませんでした。
帰って来てから、その時に撮影した写真を見直してみて、ピンクの四角で囲ったところをよく見ると、モーターのパワーの部分の少しの部分、(3メモリくらい)が消えているのが見えると思います。
これは、アクセルを踏んでも、モーターがここまでのパワーしか利用できないというものになります。
リーフに乗っている方ならお分かりいただけると思いますが、普段走るうえでは、ここまでパワーを使うことはあまりなく、高速を使ったとしても、100km/hで普通に流れに乗って走ることに、全く支障のないモノだと思います。
レッドゾーンに入ってから、7分後には、レッドゾーンから普通のところまでバッテリー温度はすぐに下がりました。
20:13
店名 東北道 羽生PA上り
機種 40kW急速充電器
外気温 30℃
充電開始時 20:13
バッテリー温度 9メモリ
走行距離 355km
残走行可能距離 109km
バッテリー残量 34%
充電中
電流 81A
電圧 355V
出力 28.8kW
充電時間 30分
充電終了時 20:45
バッテリー温度 11メモリ
残走行可能距離 242km
バッテリー残量 75%
充電で増えた量
バッテリー温度 2メモリ
走行可能距離 133km
バッテリー% 41%
充電容量 14.4kWh
ここで、バッテリー温度が、本日、2度目のレッドゾーンに入りました。
出力制限も、先ほどではありませんでしたが、若干かかっていました。
実は、この時点では、出力制限が掛かっていることに気が付いていませんでした。
帰って来てから、その時に撮影した写真を見直してみて、ピンクの四角で囲ったところをよく見ると、モーターのパワーの部分の少しの部分、(1メモリくらい)が消えているのが見えると思います。
これは、アクセルを踏んでも、モーターがここまでのパワーしか利用できないというものになります。
リーフに乗っている方ならお分かりいただけると思いますが、普段走るうえでは、ここまでパワーを使うことはあまりなく、高速を使ったとしても、100km/hで普通に流れに乗って走ることに、全く支障のないモノだと思います。
いろいろありましたが、日帰りで、445km走ってきました。
以前乗っていた、第1世代の初期型リーフだったら、7年目の8セグでしたので、だいぶ厳しかった気がしますが、新型リーフでは、楽に移動することが出来ました。