いつかはＥＶさん、情報ありがとうございます。

大変恐縮ですが、記事中のグラフをお貸しください。

以前によこよこさんからバッテリークーリングシステムの使用電力量の問いかけがありました。

いつも大変貴重な情報をいただいているので、たまにはこちらも恩返しとばかりに、考えてみました。

グラフ上の赤の領域がバッテリークーリングシステムの電力量ですね。

ポイントは、横軸は時間ではないことです。

およそ5分で110Ａに電流が落ち、再度5分後にじりじりと電流値が下がり始め、さらに5分後に60Aを切って停止するといったパターンを考えてみます。

実際はもう少し早めに移行すると思いますが。

330Ｖスタートで、10分後に360Ｖだと、平均345Ｖ。

345Ｖ×10Ａ÷6＝0.575kWh

さらに360Vキープの5分間で60Aを切って、バッテリークーリングシステムが終了しますが、稼動中の消費電力は、

360V×10A÷12=0.3kWh

よって今回のバッテリークーリングにかかった電力量は、約0.9kWhですね。

0.06kWh/min. といった所でしょうか。

もちろん、だからといって、充電電力量が少なくなることはありませんね。

80％までの時間は、多少遅くはなるでしょうけど。

逆にそのせいで、61Ａで切れるものと考えます。

補足ですが、ここまでMAXボタンとバッテリークーリングシステムを駆使すると、色々な状況に出会います。

今日は三菱さんでQCしました。

おなじみニチコン製30kで、最大60Aです。

最大60Ａですので、バッテリークーリングシステムは作動しません。

しかし・・・。

46℃でQC開始→48℃でバッテリークーリングシステムが作動！→44℃で停止。

色々考えて設計されていますね。

18/7/30追記

ということで、バッテリークーリングシステムの消費電力は結構大きいです。

先日の電池容量は、バッテリークーリングシステム消費電力量分を差し引かなければならなくなりました。

60Wh/分ですね。

・・・

色々計算すると、90％そこそこの容量っぽいです。

18/7/30追記ここまで