とうがらしさんのBlog
働く電動三輪車 2018-04-23 01:09:46
国の「超小型モビリティ」の規格制定の話はどこへ行ってしまったのか?
一向に進展が聞こえてきません。
国内の電動モビリティを販売しようとしている会社も次々と撤退してしまっています。
そんな中、「国なんか待ってられない」と「働く電動三輪車」を制作、販売しているのが仙台のモービルジャパンさんです。
まずは、酒屋さんの配達に使えそうな電動三輪車の「伊達な奴」です。
通常は、後ろにビールケースなどを積んで配達に使えますが、シートを起こせば2人が乗れます。(積載は150㎏まで)
運転手と合わせて計3名乗車となります。
3人乗車が可能なのは白ナンバーだからです。
ミニカー(青ナンバー)は、原付扱いの為、モーター出力600W以下で1人乗り。
白ナンバー(側車付二輪車)なら、3人乗りが可能で、法定速度は60km/h(最高速度は、45km/h)、税金も3,600円/年です。
100V充電で、40〜50km走れます。
こちらは、作業(運搬)に使えそうな、電動三輪車の「武蔵」です。
畑仕事に使えそうですし、公園作業車も良いかも知れません。
簡易な屋根付もあります。
これら「働く電動三輪車」のバッテリーは、リチュウムイオンバッテリーも選択できるのですが、価格が高くなってしまいます。
かといって、汎用品の鉛バッテリーでは、劣化や電解液が希硫酸である事からメンテナンスに問題があります。
そこで希硫酸を使わない「シリコンバッテリー」を搭載しています。
バッテリー重量は変わらないものの、劣化が少なく希硫酸を使わないので、環境に優しくメンテナンスも容易です。