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KAKUさんのBlog

過去のQC比較(24kWhリーフと10.5kWhのi-MiEV) 2018-04-06 22:13:09

電池の特性が異なる24kWhリーフと10.5kWhのi-MiEVですが、充電出力と充電量を比較してみました。

同じ季節での比較がいいでしょうから、PCに残っている写真から、充電器のオペパネ写真を過去の写真から探し出してみました。EVに乗り始めて6年半を超えましたが、最初の頃はQCの記録を残していたのですが、最近はほとんどカメラにもおさめなくなり、結構探しまくりました。

 

◇まずはリーフ編です

リーフを購入して初めて高速を走行した記録です。3月の春分の日の頃でしょうか。東京から兵庫に向けての帰省時、最初の足柄SAで充電した時のショットです。382Vで120A出ていましたね。電力は381V×120A/1000=45.84kWで充電されています。このまま30分(0.5h)続けば45.84kW×0.5h=22.92kWh充電されるのですが、残念ながら50%超えたあたりから電流が絞られるので、スタート時の残量にも寄りますが、写真のSOC40%くらいから始めると、30分で大体この半分の12kWhくらいしか入りません。具体的な記録は探せなかったのですが、記憶の範囲では、ほとんど空の状態から30分充電して17kWh位が最高だったような気がします。あと気温(バッテリー温度)が低いと電流がすぐ絞られてしまうので、益々遅くなってくるのが特徴ですね。但し、私の24kWhリーフは、QC30分一回で7℃ほど上昇するので、2回ほど我慢すれば、3回目くらいからQCは早くなります。

その点、40kWhの新型リーフだと、SOCが30-40%でも30分あれば20kWhくらい入る、といった情報をお聞きしました。電池も懐深いと同じ30分でも全然入りが違うということでしょうね。

 

◇次にi-MiEV(M)の記録です。これも3月頃のデータですがご覧の通り125A流れます。但し、電圧が265Vとリーフの382Vよりもかなり低いので、その比265/382=69%だけ実質の充電量は少なくなります。単純計算だと、125A×0.69=86.7A相当となります。実は、5分10分と短時間ならリーフの方が電力量は沢山入りますね。

i-MiEV(M)のいいところは、50kWのQCだと70%くらいまで125Aが続くので、10.5kWhという少ない電池の容量がゆえに、10分もすれば充電量も70、80%になり、短時間で満腹感を得やすいのです。あと寒くなってもそれほど落ちない点でしょうね。難点といえば、連続高速走行、連続QCすると温度上昇により充電速度が遅くなってくるところでしょうか。

 

以上、24kWhリーフと10.5kWhのi-MiEVの比較でした。

なお、決してどちらがいいとか、悪いとかそういうつもりで記載したつもりではありません。それぞれの特徴をよく理解して使いこなしています。

 


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