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KAKUさんのBlog

車載Androidの機能紹介  2017-12-05 21:46:11

車載Androidの機能紹介 i-MiEVのナビユニットを最新Android機に換装しました。ほぼ一月ほど使ってみましたので、使い勝手等を改めて紹介します。

この手の車載Android機を使い始めたのは2年ほど前です。購入時はスペック的には決して悪くなかったのですが、RAMが1Gしかないので一年経過したころから新しいアプリがメモリー不足で入らないことがしばしば。Yahoo!カーナビも当初から動かないので、タブレットを別途搭載して使っていました。使っているとしたら、三菱電動アプリと、GoogleMAPくらいで、あとは単なるカーオーディオ化となっていました。

買い替えの最大のきっかけは、Google音声入力がうまく働かなくなったからでした。度重なるGoogleの更新で、機能もアップし、CPUへの負担も上がってきたのでしょうか、音声認識エラーで強制終了するようになりました。この手のカーナビはタッチスクリーンの感度が悪く、文字入力はかなりやりずらいです。ですので、必然的に音声入力に頼らざるを得ないのですが、その機能が低下することは使い勝手の低下に直結していました。ということで、RMA2G クラスが値段も手ごろとなって来たので、買い替えをしたのでした。

前置きが長くなりましたが、ここ1カ月ほど利用しての、使い勝手を紹介したいと思います。

1.ランチャー画面(標準)
 標準搭載のランチャー画面です。上2/3が”日付け・時計”とオーディオウイジェットです。ちょうど81.3MhzのFM放送J-waveが流れている状態ですね。
 もし、MP3などの音楽ソース再生アプリが立ち上がっていると、周波数表示している場所に、再生アーティストのジャケットが表示されます。
 また、壁紙を好きな画面に替えられます。トップ画面は、e-エボリューション コンセプトを壁紙にした次ページの写真です。
 下側には5個のアイコンが並んでいます。メニュー画面は右側に次ページを設けられます(トップ画面が2ページ画面です)。下の5つのこのアイコンは、画面スクロールしても固定されたままですが、上2/3に好きなアプリのアイコンを配置できます。この標準ランチャーはとてもシンプルでいいのですが、私が気に入って使っているのは、タイル配置された次に紹介するスクエアーホームランチャーがもっとも使いやすいかと思います。
 



2.スクエア―ホーム2ランチャー
 Windows10のようなメトロUIを採用したランチャー。移動しながら確実にタイルをタッチできるので、車載用にはこれが一番使いやすいと感じています。タイルの大きさは横縦サイズを独立に替えられるので、好みに合わせてレイアウトが出来ます。このランチャーを既定にしたいところですが、それができない理由があります。それは、なぜか3Gドングルが認識されなくなってしまうのです。不思議ですが、標準ランチャ―に戻すと正常に通信が始まります。仕方ないので、一旦標準のランチャーで起動し、通信が確立したら、スクエア―ホームを起動することにしています。
 
 
3.Yahoo!カーナビ
  i-MiEVは、ほぼ自宅の近場での利用なので、ナビがないから困ることは、そう頻繁にはありません。ですが、たまのロングにはやはりナビが必要となります。何と言っても、音声入力が最大の武器です。曖昧な施設名を入力してもインターネット検索により、目的地をほぼ的確に探してくれます。音声認識力は素晴らしいものがあります。
 先日のMMF2017参加の為に、高速道路を利用しましたが、とても扱いやすいものでした。ルート案内の途中のキーオフにもレジューム機能があって、再始動後も自動でルート案内を再開してくれます。普通のナビには当たり前の機能でしょうが、以前の機種では出来なかった、かゆいところに手が届くようになりました。
  

4.三菱電動車両アプリ
 このアプリは、三菱電動車両メンバーにはパスキー入力によってアプリが使えるようになります。すでに何度か紹介しているので、説明は省きますが、象さんマークのQCの満空情報が見えるアプリです。
 

5.高速充電なび
 先日の滋賀県岡崎で開かれたMMF2017に参加には、往復東名・新東名を使いましたが、このアプリは重宝しました。三菱電動車両アプリでもいいのですが、高速道路上に限っては、こちらの方がルート上のSA,PAのQCが、リスト表示や地図上に、満空情報が一度に表示されます。また手動で更新しなくても1,2分で自動更新しているようです。
お気に入りのスポットを20個まで登録できるので、簡単に呼び出すこともできます。
 

6.Bluetooth接続(電話&音楽再生)
 最近のナビには当たり前の機能かとは思いますが、我がリーフでは出来ないことが、こいつは出来ます。それは、音楽用端末と通話用端末の別々の端末が、同時に2台接続出来ることです。
 caniOn専用端末にはたくさんの音楽ファイルを入れています。その音楽をBluetooth接続して再生しながら、別の電話端末でBluetooth接続でのハンズフリー通話が可能となります。通話は着信時に自動応答も可能です。これって結構便利です。



7.ミラーリング(もしかして、これさえできれば、本体には特別な機能はいらないかも。。。)
 あらかじめ接続儀式(USB接続してスマホ端末にアプリを専用アプリのインストール)を済ませておく必要がありますが、一旦実施しておくと、あとはUSB接続して、車載Android機のミラーリングアプリを立ち上げると、スムーズにミラーリングが出来ます。反応は鈍いですが、一応車載Android機のスクリーンでは、ミラーリングされているスマホの操作ができます。しかし、かなりもっさりしていますので、アプリを立ち上げるなどのタッチ操作くらいでしょうかね。
 実際、このミラーリング機能さえあれば、車載Android機にインストールするアプリは最低限とし、高機能なアプリは不要です。車載Android機では動作しないアプリがあっても、スマホで動作すればよいのですから。
たとえは、タイムフリー機能のある最新Radikoはこの車載Android機では動作しませんでした。このように、動作しないアプリがあったとしても、動作出来る端末をミラーリングすればよいのです。


8.その他細かなところでは、
 ・音楽再生中、ナビの割り込み音声を音楽にかぶせるのとその大きさを変えらる。


 ・バックに入れると音楽の音量を減衰できる。


 ・起動画面に、各社自動車メーカのロゴに替えられる。一応三菱マークのロゴにしています。


 ・自動スリープ機能を設定すると、上記ロゴは出ずに2,3秒で立ち上がる。直前まで聞いていたFMやMP3ファイルなど、立ち上がっていたアプリを記憶していて、自動に起動して続きを再生します。


・3GドングルをUSB接続して、ルーターやテザリングなしで常時ネット接続が出来る。 
 

・”オーケーグーグル”といって、”近くの急速充電器”と叫ぶと、リストアップして、、、、くれたらいいなぁ^^;   中央自動車道の石川PAを最初にリストアップされました。これはダメですね。EVsmartのような専用アプリにまだまだ分がありますね^^;


 と、結構いろいろとカスタマイズして使えます。
 一つ残念なのは、Bluetooth接続は、ボリュームキーや、Yahoo!カーナビ用リモコンが使えないことです。本機は、各社のステアリングリモコンにも対応しているようですので、もしかしてGならうまく接続できるかもしれません。

 また2年もしたらアプリの機能アップに伴って、本体スペックが追いつかなくなるのでしょうね。その時にまた、スペックアップしたAndroid機でほしくなるのでしょう。しばらくは、不具合が無い限りアップデートをせずに使っていこうと思います。

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