HOME > ブログ

leafoitaさんのBlog

新型リーフで,高速道路走行テスト,充電量の確認をしてきました. 2017-11-08 05:29:04

九州よかよかドライブパス2017(4日間 8,000円で高速乗り放題)を使って,新型リーフの高速道路走行テストをしてきました.
4日間で約 1,500km 走りました.

高速道路走行時の電費は,80km 走行のとき 8.0km/kWh程度,100km 走行のときは 7.0~7.5 程度,流れに乗って走ると,6.5~7.0 と,速度が上がると電費が落ちます.
下道の郊外を 60km で走った時の電費は,8.5~9.0 程度でした.

最長の走行距離は,制限速度(約半分が 80km,クルーズコントロールON)で走って, 255kmでした.残りは 29km でした.

バッテリ残量低下の警告は,残り 9%, 25~30km 程度で出ました.
残距離が --- km表示になるのは,残り 3%, 9~10km 程度でした.

初期型リーフの時には,バッテリーが少なくなってからかなり余裕がありましたが,新型では表示通りの残距離しか走れないようです.

---
このテストで,非常に残念なことが判明しました.

急速充電器での充電量が,非常に少ないことがあるのです.

30分の急速充電を合計12回しましたが,バッテリー残量の増加分は,少ない順に +21%, 24, 26, 26, 30, 34, 36, 43, 46, 49, 50, 55% でした.
30分の充電量は,充電量が表示されない充電器3台を除いて,少ない順に 8.5, 9.4, 9.6, 10.7, 12.6, 17.4, 17.4, 18.2 kWh でした.

18.2 kWh は,40kW 充電器の性能いっぱいだろうと思いますが.新型リーフが持つバッテリーの半分しか充電できていません.
高速道路のSAや日産の店舗に,150kW の超高速充電器の設置を急いでもらいたいところです.

悲惨な事例では,30分で +24%, 9.6kWh しか入りませんでした.( +21%の事例は充電量不明)
おかわり充電をして,60分で合計 +52%, 18.1kWh 入れて出発しました.
これでは,初期型リーフの末期の充電の状態と変わりません.

また,同じ充電器でも, +77%,+55%, +34% と充電量が異なりました.

どなたかのブログに,高速走行をすると,電池の温度が高くなって,充電できる量が少なくなる,という記事がありました.
私の走行テストでも,大分~長崎往復(500km)で5回の充電をした時のバッテリー残量の増加分はそれぞれ +50%, 36, 26, 24, 21% とだんだん少なくなっています.

日産の技術の方は,バッテリークーラーは不要だと言われていますが,現実的に,高速を長距離走ると,充電できる量が極端に少なくなっていくのは,期待外れで,大変困ります.

改善をお願いしたいところです.
 


▲ページの先頭へ