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KAKUさんのBlog

夏のリーフの高速走行、バッテリー温度レットゾーン一歩手前ではSA各駅停車で乗り切ります 2017-08-17 00:26:22

夏の高速走行、バッテリー温度レットゾーン一歩手前ではSA各駅停車で乗り切ります 2017年お盆は、毎度のことで関西実家にリーフで帰省していました。
行きは自宅で普通充電して温度も外気温に馴染んでいるため、比較的低い温度からの出発が可能です。ですので、3、4回のQCを繋いで、500km位はさほどバッテリー温度を気にせずに走れます。

しかし、帰りは出先なのでそう思ったようには行きません。出発24時間以上前にQCしておればいいのですが、出先ではどうしても慌ただしくなるので、充電管理を思い通りに出来ず、どうしてもバッテリー温度は高い状態で出発となります。

実家からの帰りですが、40℃からの出発となりました。インパネ写真は撮り忘れましたが、おそらく7セグ以上にはなっていたかと思います。

6回のQCを繋ぎ、その最後の充電は足柄SAでしたが、充電開始前にはすでに10セグ、50.6℃となってしまいました。
レットゾーンに入らないでくれ!と願いながら、自宅まで70kmを十分走れる容量の60%ほどになるまで充電を見守りつつ、最後4回のQCは、全回15分ほどで切り上げて、なんとか出力制限を出さずに走破しました。

これが、足柄SAに到着時のインパネ+リーフスパイ画面です。


充電直後より少し時間が経つと温度が上昇します。おそらく温度センサーの取付いている箇所に熱の伝達遅延があると思っています。
これが、最高値の52.9℃です。この時リーフのインパネの温度計は10セグのままでした。


実は、浜名湖SA到着時に既に9セグとなっていて、自宅到着まで、まだ200kmも残していました。レットゾーンまであと一セグしか上げられません。

下のグラフは帰りのバッテリー温度推移です。40℃スタート、尾張一宮では6.3℃48℃近くまで上昇させてしまいました。
浜名湖までの走行中に1.6℃ほど下げはしましたが、低SOCの領域を使い温度上昇を抑え、200km超を乗り切りました。
15分のQCで2~3℃上げ、80km/hの速度で走行して1℃ほど下げるの繰り返しです。


これは充電データです。浜名湖SA以降は40%程度(大体15分)の充電です。


今回、比較的気温が低い夜の走行なので、53℃未満で走りきれたのでしょうが、日中だったらどうだったでしょうね。初の11セグ(レットゾーン)入りになったかもしれませんが、11セグに入るとすぐさま出力制限がかかるのでしょうか。

取説を見てみました。
・リーフのインパネの温度計の正式名称は「リチウムイオンバッテリー温度計」のようです。温度表示が赤色の付近にある場合は、減速してリチウムイオンバッテリー温度を下げてください。
・温度表示が標準範囲を超え、出力制限表示灯が点灯している時は、走行用モータに供給される最大電力は制限されます。。。。。
と記載がありましたが、結局出力制限がかかるのは、11セグからなのか、12セグなのかはわかりません。
少なくとも、10セグまでなら標準範囲のようですね。インパネの写真を見る限り、10セグはレットゾーンに被って見えるのですが、、、。



今まで、リーフで何度も帰省していますが、夏の走行が一番気を使いますね。
対して、冬は電費が上がらず、走行距離が伸びないですが、それもSA,PAを一つとばして充電回数を大きく減らすまでの差ではないので、バッテリー温度に関しては気が楽な季節です。

新型リーフでは、盛夏それも日中であっても、関東ー関西の500kmくらいは、バッテリー温度を気にせずに走れるようにしてもらいたいものです。9月の発表が楽しみです。

■おまけその1
行きのインパネ写真と、バッテリー状態です。SOH100%を維持しているMyリーフですが、あまり見ない180km台を出しました!GIDsは285です。



こちらは行きのバッテリー温度です。出発時は27度ほどでしたので余裕ですね。



■おまけその2
N-linkの電費データです。 行きの足柄SA⇒浜松SAの145kmを、24kWh中型リーフで走破できることに初めて気が付きました。

 

■おまけその3
今回、姫路へ墓参りにも行きました。総走行距離は1,200kmです。行きのHxは低下の一途です。結局800km走ってもバッテリー復活モードに入りませんでした。帰りのバッテリーの温度を気にしながらの走行時に、ようやく復活モードのスイッチが入り、自宅到着時に辛うじて100%に戻りました。スタート時は102%でしたので、2%低下です。とうとう劣化モードに入ったのかもしれませんね。


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