たぼとさんのBlog
さらば内燃機関 2017-05-16 17:02:39
i-MiEVを購入して、外構にコンセントを付けてもらってからずっと「バイクも電化できないかなぁ」と考えていたのですが、国産の電動バイクはどうもまだ僕の用途では実用範囲に入っていないように思えます。
僕にとってのバイクの用途はほぼ「通勤」で、都内までの20kmを朝晩走るというものですが、この距離を無充電で安心して走りきってくれる電動バイクは国産ではなさそうだなぁと。
そんなことを考えている折、勤務地が変わって25kmと少し遠くなり、バイクを置ける場所もなくなってしまいました。
もはや躊躇の時間はなく、自転車でハァハァ言いながら通勤するか、満員電車で痴漢と間違えられて線路に飛び込むかの二択を迫られる状況に。
そこで折衷案として電動アシスト自転車を検討しました。
電動アシスト自転車は、子供が小さかったときに一度買ったことがあるのですが、当時のアシストはまだ弱く、家から最寄りのスーパーまでの坂道を女房が上がれないという始末でほとんど使われずに女房の実家に引き取られていきました。
しかし改めて調べてみると、今売られている電動アシスト自転車は全然別物のようです。
国産の電動アシスト自転車を色々物色して、なるほどこりゃ電動バイクが売れないわけだと思いつつ、1週間ほどニヤニヤしながらあれこれ眺めて、YAMAHAのYPJ-Cという、スポーツ自転車に近い電動アシスト自転車を選びました。
https://www.yamaha-motor.co.jp/pas/ypj/ypj-c/
バッテリー容量は少ないものの、基本アシストなしで走り、漕ぎ出しや上り坂など必要なときにだけアシストをかけるようなコンセプトの自転車です。電動アシスト自転車の中ではかっこいいし。
ビックカメラで金曜にオーダーして月曜日に納車。その後家まで25kmを走ってバッテリーの消費はたった60Wh(25.2V/2.4Ah)のバッテリーの30%ほどでした。
それでいて、同じ道をカーボンロード(僕はいわゆるロードレーサータイプの自転車も持っていまして)で走るのに比べると全然疲れない。25kmはロードレーサーで走れない距離では全然ないですが、毎日は辛いし、しかも働くことが本来の目的なのであまり通勤で疲れたくはないのです。
その点電動アシスト自転車は素晴らしい。通勤に限れば、これは十分にバイクの代替になると思われます。
さらば内燃機関。さらば出光カード。
20万もする自転車買ったことはまだ女房には言えてないけど。