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よこよこさんのBlog

熊本地震の災害ボランティアへ!(往路移動2日目+滞在1日目)160618 2017-04-18 00:09:59

昨年6月に熊本地震の災害ボランティアへ行った顛末を熊本地震から1年が経過したこの時期にEVOCに掲載します。

熊本への往路移動2日目は、山口県の佐波川SAからスタート。

約4時間仮眠して74.5%で佐波川SAを午前6時30分頃に出発。

本州最後の壇ノ浦PAでは12分充電。

18.0%→64.5%

関門橋を渡りいよいよ九州へ!


古賀SAでは8分だけ充電。

16.0%→47.0%
充電の合間に声を掛けられました。

充電を終えて一般駐車スペースに移動させてからゆっくりと朝食。
ごぼう天うどんを頂きました。


かわいいカエルちゃんも見かけました。


昨年九州を訪れて以降にEV用急速充電設備が設置された基山PAで9分だけ充電。

20.0%→56.5%

今回はNCS(日本充電サービス)が熊本県における充電サービス無償化特別措置を実施していることと、山鹿市内で用件があったので、熊本県に入ってすぐの南関ICで下車。


料金所ゲートの手前を右折して事務所の駐車スペースに止めるとすぐに職員さんが登場。


「遠路はるばるお疲れさまでした。広島県の廿日市ICから事情は聞いています」と声を掛けられました。
「今日の所は手書き修正された証明書でOKですが、改めて廿日市IC-南関IC間の証明書の再発行を市役所にお願いできませんか?」と廿日市ICと同じ内容。
ここでも後日で良いので廿日市ICから南関ICの証明書を市役所で再発行して郵送で提出してほしいとのこと。

ただ今日は土曜日なので市役所へ連絡は月曜日以降になり、その後に郵送となるので日数の猶予をお願いして南関ICを下車。

山鹿市方向に車を走らせて最初の充電スポットである「Yショップ高口」に14%で到着。

日本充電サービス(NCS)が 熊本県における充電サービス無償化特別措置 に関する掲示もありました。

三菱電動車両サポートカードを認証させて充電開始!
ここで思わぬ誤算。充電電流がたった37A!出力的には15kW相当しかありません。

充電の合間にお茶を購入したのですが、9分充電して14.5%増えて28.5%で中断して出発。

車を走らせて山鹿市内へ。

熊本ローカルの垂れ幕を見て、改めて被災地熊本に来たことを実感。

熊本での第1目的地「熊本ダイハツ山鹿店」に到着。


ここでの目的は、MSくんとの再会。
現在は営業担当なんですが、一時は別支店でサービスフロントをしていただけあって、EVについても興味津々。
個人的にリーフを試乗したこともあるそうで、EVの特徴も既に理解してました。
私が持参したi-MiEV運用2年の実績ファイルを見て「これならEVも有りだよね」と技術者としての鋭い一面も見ることが出来ました。
その後は発表前にはWAKEバンと言われてた「ハイゼットキャディー」の特徴を現車を見ながら教えてもらい、後日の予定を確認してお店を後に。

昼食は近くのお蕎麦屋さんへ。

暑かったので、冷たいそばを頂きました。


昼食後はまずi-MiEVの充電。
「IDEX・セルフ山鹿SS」へ。充電設備は隣のコイン洗車場に充電設備は設置されていました。

12.5%で充電開始。106A流れ、17分33秒で80%に達して充電は自動終了しました。

今夜の宿に向けて移動。その途中で熊本の兄やん「Sさん」の職場前を通過。
ちょうど15時で休憩に向かう途中のSさんとニアミス。
2トーンカラーのi-MiEV+クラクションで気づいてくれ、走りながら挨拶。

そこから割と近い学生時代お世話になったアルバイト先のガソリンスタンドへ。
約1年ぶりの訪問。まずは経営者の奥さんにご挨拶。
「いらっしゃーい!あれ?このクルマはよこよこくんのi-MiEVでは無かよね?」と
何も言っていなかったのにあっさり気付かれてしまいました。
ガソリンスタンドを経営されているだけあります。
聞いてみると「ボディの輝き」と「わナンバー」で気付いたそうです。

「時間があるなら洗っていきなっせ」と声を掛けてくれたので敷地の端っこでi-MiEVを洗車。
昨夜遅くにも走行していただけあり、フロント部に虫がたくさん付いていました。

その後、20日月曜から益城町へボランティアへ行くことを伝えると、地震後は地震前と比べて交通渋滞が酷くなったそうで、「益城のボランティアセンターまで事前に試走して確認おいた方が絶対良かよ」と強く助言を頂き、試走することに。

ちなみに今回の熊本行きの準備で一番苦労したのが宿の確保。
ボランティアに来て、知人宅に居候するわけにもいかないので。
昨年と違って空きは少なく、また価格も昨年より約2割も高い状況でした。
そんなこともあり、今回熊本県内で5泊するのですが、結果的に4つの宿を予約しました。

今回ボランティアに行く中で宿からの距離が最も遠い明日の宿近くから計測開始。
北バイパスから東バイパスへ。
TVでも報道されていた「倒壊の危険があるビル」が面している東バイパスは中央分離帯を削ってビルとの距離を確保していました。


ビルそのものは・・・


東バイパス→県庁通り→第2空港線と走り、益城町ボランティアセンターがある井関熊本製造所グラウンドに到着。

明日の宿近くから16.3km、45分、電池は14.5%消費しました。

ある程度シミュレーション出来たので今夜の宿を目指します。
今夜の宿では充電できないので、宿近くの「総合交流ターミナル施設さんふれあ」で充電。

熊本ナンバーの白リーフが充電中で充電開始後約20分経過して残り10分、SOC:90%以上でした。
被災された方かもしれないので、声は掛けずに近くにクルマを止めて待ちました。
充電が終わるとと共に黙ってクルマを移動して立ち去りました。
声は掛けていないものの明らかに「充電を待っているよ」と態度で示しているのですから一声掛けて欲しかったです。

三菱電動車両サポートで認証。
HA4W・i-MiEV(X)でSOC:27.0%から充電を開始したのですが、
日産製充電器で三菱i-MiEVを充電したためか81Aしか流れませんでした。

情報によると日産製細型充電器は放熱が悪く、熱がこもると充電器側で電流を81A(30kW相当)に制限しているようです。
今回の熊本は無料なのですが、もし通常課金だったら三菱電動車両サポート・ベーシックだと正直高く感じます。
21分充電、27.0→86.5%になり出発。
ほどなく今夜の宿、グリーンリッチホテルあそ熊本空港にチェックイン。


部屋に入り、しばし休憩。
Sさんから連絡が入り、今回の滞在中だと今夜しか予定が合わないので一緒に夕食することに。
二人なのでSさんに宿へ迎えに来てもらい、浜ん小浦光の森店 へ。

(翌日に写真撮影しました)

クルマを置いてきたので、私はビール、Sさんはノンアルコールビールで乾杯♪


今の熊本の状況、Sさんの仕事内容などを聞いていると、グラッと余震に遭遇。
すると他のお客さんが「この揺れなら震度3ばい」との声が。
しばらくして確認すると公式発表でも震度3とのこと。
同じ直下型地震の阪神淡路大震災より余震が多いとの報道通り、熊本県民全員が地震博士になっているようです。

宿に戻ってからも駐車場で色々とお話して0時過ぎにお開きになりました。

最後に この日の移動記録は下記の通りです。


P.S
これまでにボランティアを経験された人にとっては当たり前のことかもしれないことも含めてブログに書きました。
これからボランティアに参加する方にとって少しでもお役に立てば幸いです。
また、全ての災害ボランティアが上記と同じ体制、支援策が有るかどうかも解りません。
一つの例として参考にして下さい。


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