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よこよこさんのBlog

熊本地震の災害ボランティアへ!(往路移動1日目)160617 2017-04-17 23:58:43

昨年6月に熊本地震の災害ボランティアへ行った顛末を熊本地震から1年が経過したこの時期にEVOCに掲載します。

このブログ で出発前の準備をご紹介していよいよ本日出発!
今回熊本往復+現地内移動用として「とある所」からアイミーブを貸してもらえることになったので私のアイミーブと交換。



私のアイミーブから荷室にある充電ケーブルや自作コード類、三角表示板などを積んでいるものを丸ごと積み直し

長期の借用となるので、テクトムの燃費マネージャーとCaniOn環境も丸ごと移設(仮設)して

借りたアイミーブも私のi-MiEVとほぼ同じ環境に。

一旦帰宅して荷物を積み込んで我が家で満充電。


我が家出発時の電池状態です。






暫定ルートはこんな感じ。

700km先の熊本1泊目の宿を目的地にして出発!

高速に入る前に「災害派遣等従事車両証明書(以下、証明書と略します)」を発行してもらった市役所総合防災課へ寄り道。
前回発行してもらった時は、鉄道の定期券のように考えられる最長区間で発行してもらい、

状況次第では手前で下車するつもりだったのですが、

確認すると乗るICと下りるICはピッタリ合わせないとダメとのことが解ったので2枚を再発行(交換)してもらいました。

いよいよ出発!なんですが、大事な物を忘れてたのを思い出し再度帰宅して改めて出発!

アイ・ミーブなので、兵庫県西部までは山陽道ではなく、

アップダウンが少なく播州エリアで充電しやすい阪神高速北神戸線+第二神明道路+R2バイパスを走ります。

中国道に入り、阪神高速北神戸線に乗り換えるために西宮名塩料金所で通行券と証明書を渡します。

渡した後でストップが掛かり上司さんが料金所ブースに登場。
後続車が来たのでクルマを閉鎖していた別の料金所ブースに移動。

状況を上司さんに説明。
市役所からは「料金所ごとに証明書が必要」との説明だったので、

料金所の職員さんに中国道と阪神高速と記載した証明書を1枚渡したのですが、

正式には「道路会社ごとに証明書が必要」だそうで、中国道用と阪神高速用の2枚が必要とのこと。

職員さんのご配慮で後日郵送で提出すればOKになったので、約1時間前にお邪魔した市役所の担当部局へ電話して

証明書の追加発行と郵送を依頼して料金所を出発してようやく阪神高速へ。

阪神高速から第二神明道路へ。
終点の明石西料金所に到着。左側の有人の料金所へ。


第二神明道路は通行券がないので、証明書だけを職員さんに提出。

証明書を見たのは初めてでは無さそうで、しばらく内容を確認して「はいどうぞ!」とすんなり通過。

加古川バイパス、姫路バイパスと走り今回初めての充電となる姫路三菱太子店に到着。


ココでmaehiroさん(軽貨物さん)と密会。
しばしショールーム内で歓談したあとで、ご自身のミニキャブMiEVバン(16kWh)と
お店から代車として借りているミニキャブMiEVバン(16kWh)が
一部改良の前後でREADY時の消費電力(待機電力)が違うみたいとのことで、
私のCaniOn+EvBatMon環境をミニキャブMiEVバンに仮設して2台の消費電力を確認。

およそ300W(2倍近く)消費電力が違っていたのでフロントさんを呼んで画面を確認してもらい
「数値はともかく同じものさしで測ると2倍近く消費電力が違うのは明らかなので良く確認してほしい」と要請。

「スマホのアプリでココまで解るんですか?」とフロントさんは驚くと同時に

「数値で示されると説得力がある」と調査してくれることになりました。

ココはあくまで熊本までの初充電スポット。
急いでいないとは言え、のんびりはしていられないのでmaehiroさん(軽貨物さん)とはココでお別れ。

充電そのものは30分充電して21.0%→87.0%で出発!

龍野西ICから山陽道へ。


冷房が必要なほど暑くなかったおかげで吉備SAはパスして道口PAで山陽道初充電。


到着したときのNHKニュース7で燃費不正に関するニュースが・・・。




19時を過ぎていたので夕食はココで。

豚肉のピリ辛味噌炒め定食を頂きました。男の夕食です。23分充電して14.5%→85.5%になりました。

福山SAはパスして小谷SAで11分充電。


次の充電予定スポットまでの必要分で充電を停止。

21.5%→64.0%

次の充電は宮島SA。


充電を試みるが充電できません。




認証器にもエラー表示が。


クルマ側の異常?道口PA、小谷SAと同じメーカーの認証器&充電器で充電できているのに??
22時を過ぎていたので三菱販売店も営業を終了しているので、この方 にヘルプ電話。
「接触不良の可能性もあるので色々と試してみては?ダメなら途中下車も検討してみては?」と助言をもらいました。

山口県内で 蜜さん と密会の約束をしていたのですが、時間が全く読めない状況になったのでキャンセルして作業続行。
色々な角度や強さで充電コネクタを接続して充電を試みたもののいずれも不発。
手詰まりになったので充電器に掲示してあるジャパンチャージネットワークのコールセンターに電話。
電話を繋いだ状態で改めてコネクタ接続→カード認証を行ったところ、クルマ側でなく充電器側の不良であることが解りました。

電池残量的に最寄りの廿日市IC近くの三菱販売店までレッカー車を呼ばなくても自走出来そうですが、

途中下車しないといけません。と言うことで、次にNEXCO西日本のお客様センターに電話。

今回は自己都合ではなく、充電設備に異常が無ければ下車しない状況なので、
廿日市ICに事前にNEXCOから連絡してもらい料金所でトラブルにならないように要請。

しばらくしてNEXCOから電話があり、廿日市ICと事前調整したとのことで宮島SAから出発。
24.5%で到着して23.5%で出発。充電できず。

廿日市ICに到着。料金所手前の駐車場に車を止めて料金所本館へ。


事前にお願いしただけあって状況は理解してくれてました。
料金所の職員さんに渡した証明書をコピーされ、

コピーしたものを手書き修正+料金所の印鑑を押印したものを廿日市ICへ仮提出。
証明書原本に廿日市IC料金所の印鑑を押印したものを「下車料金所にはコレを提出してください」と返してもらいました。
また、廿日市ICから下車料金所にこの後FAXして状況を説明しておいてくれるとのこと。

ここでも後日で良いので、龍野西ICから廿日市ICの証明書を市役所で再発行して郵送で提出してほしいとのこと。
ただ金曜日24時近くだったので市役所へ連絡は月曜日以降になり、

その後に郵送となるので日数の猶予をお願いして廿日市ICを下車。

そんなこんなでようやく広島三菱廿日市店で充電開始。

三菱販売店での充電で、充電希望者(車)が無かったので規定時間一杯の30分充電。20.0%→86.5%

通り道沿いでコーヒーを購入して再度廿日市ICから山陽道へ。


再度山陽道に入る時は事務所に立ち寄らず、通行券を取ってください。
とのことで廿日市ICで改めて通行券を取って高速に入りました。


廿日市での充電から102.0kmをノンストップで走り、山口県の佐波川SAにカメマークが点灯して8.5%で到着。
午前2時を過ぎていたので、仮眠している車が多く、駐車出来る所を探すのに一苦労。一工夫して仮眠しました。

最後に この日の移動記録は下記の通りです。


P.S
これまでにボランティアを経験された人にとっては当たり前のことかもしれないことも含めてブログに書きました。
これからボランティアに参加する方にとって少しでもお役に立てば幸いです。
また、全ての災害ボランティアが上記と同じ体制、支援策が有るかどうかも解りません。
一つの例として参考にして下さい。


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