ちょと前に、近くの無料急速充電器が閉鎖撤去されました。

ここはタクシー会社が自社のEVタクシーや営業車に為に設置したものが一般にも解放されていたものでした。

思うに、、、

i-MiEVやLEAFが登場した当初、自治体の広報車やタクシーなどの交通機関がEVを積極的に導入し、同時に急速充電器を設置したものがほとんどかと思います。

当時、CO2削減を背景とした、EV普及に向けた手厚い補助金を利用し設置。補助金の条件で一般解放されて、尚且つ料金徴収の手間や、自治体ビジョンなどの理由から無料で解放されているという感じですよね。

その後の様々な情勢から、当時の勢いは何処へやら。

補助金の保有義務期間も過ぎ、EVタクシーや営業車も償却期間が過ぎ、この先設備を維持するには有料化して維持し続けるか、耐用年数で廃止される運命なのかと思います。

近隣の状況を見ていると自治体設置のものは無料を継続している所が多いながら一部有料化の方向。タクシー会社等の設備は有料化が進まない為、廃止されていく傾向なのかなと思います。

たびたび無料充電設備でのトラブルやマナー違反が聞こえてきますが、設置者に苦情が来ることも多いと想像できます。

管理の面倒な設備を、NCS加盟しても急速充電器で9.8 円/分の収入では、維持管理コストまでカバーすることは不可能。

私が管理者なら、迷わず廃止ですね(^^;;

NCSに加盟している設備でも、経済的に成立しなければ故障などで維持費が嵩めば維持する事が困難になることは容易に想像できるので、利用者側はできるだけ大切に、マナー良く使用するしかありません。

みなさんの周辺はいかがでしょうか？