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KAKUさんのBlog

リーフの出力制限警告表示から3km走行  2017-03-20 16:49:34

2017年3月18日午前6時31分、自宅から無充電で128km走行、清水PA手前3kmの地点で、二度と会いたくないと思っていたカメ様が、私とMyリーフの前に、またもやお出になられました。
i-MiEVの亀さんは10kmの執行猶予をもってお目見えされるので、心の余裕が持てるのですが、リーフのカメ様は、”即実刑判決”をお下しになると云われていましたので、SA手前3km時点では、もう駄目だと覚悟を決めました。
しかし、無意識にハザードボタンに手が伸び、最低速度を維持、アクセルを踏む足先に全神経を集中して3kmを耐えしのぎ、なんとか、清水PAにたどり着きました~。安堵感が無限に広がり、ああ、もう二度と無理なことはしないぞと誓いを立てる自分がおりました。

これが、電気絶え絶えに清水PAに到着したリーフのインパネ表示です。
パワーメータの◎印、走行中は一つしかついていませんでしたが、停止すると2つに増えています。自宅から131.2km走行しています。
リーフスパイの画面では、残5GIDs、Remain0.4kWhでした。これを見る限り、昨年12月の浜松SA到着時は3GIDs(Remain0.2kWh)でしたので、それよりも余裕があったのですが、ちょっと違うのは、SOCの値が今回10.6%と、前回13,2%に対して低いです。なんか変ですね。

 


充電器の表示は、ご覧の通り残量0。本当にぎりぎりだったようです。


助手席のカミさんとリアの息子2人は、リーフの静寂性のおかげで、ぐっくりとお休みでした。数分間のオヤジの格闘を、家族に誰知れることなく、自分の心の内にそっとしまい込んでおきます(笑)。

さて、LeafSpyのログを引っ張り出して走行状態を見ると次のような充電率の推移でした。
まず出発時ですが、久しぶりに満充電です。航続距離は変わり映えしない160km台です。
 

実は、途中、足柄SAに寄ったのです。足柄SA一基は充電始めたばかり、もう一基は故障中!、そして次の駿河湾沼津SAも、SAに入る手前まで、満空情報がわかる三菱電動サポートアプリでは”満”状態でしたので、清水SAまでの距離<航続距離だったので、行けると判断してパスしたのでした。それがそもそも判断ミスだったんですね。


これは、108km以降の残量警告が出てからの状況です。

バッテリー残量低下警告表示の25.5km走行し、充電率が6%を切るいわゆる”ダブルヘビ(---)”表示が出た時点では、SAまではまだ7.5kmもありました。そしてみるみるうちにRemain値が少なくなってきて、気づけばモータ出力制限中の警告が出ていました。それからは3kmは時間が長かった!よく粘ったと思います。

前回のカメさん登場は、昨年12月、駿河湾沼津SA~浜松SAの区間(約120km)を走行中でした。浜松SAへの入る登り手前1kmぐらいだったと思うのですが、今回は3km走れたのです。本当にたまたまだと思います。

駿河湾沼津で、充電待ちを恐れず待つ判断を決断する勇気が必要です。一歩間違えば、高速道路上での電欠!自分だけならいざ知らず、路側帯に停止していても、大事故を引き起こす引き金になるかもしれません。EVに乗りはじめて5年半、リーフには3年付き合ってきましたが、狎れを慎み、侮るべからず、身を引き締めていきたいものです。

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