中古車ではありますが、やっと新しい相棒がやってきました。

久しぶりのアイ、やっぱり良いデザインですね。これだけでも100点あげられます。

パワーについて言えば、どこかのレビューで「坂道登らない」とか書かれていたのでちょっと不安がありましたが（うちの周りは坂道が多い）、実際にはなんの心配もありませんでした。確かに少し踏み込まないと登っていかない感じはしますが、そもそもガソリンエンジンと違って踏み込んだところで効率がそれほど悪くなるわけでもないだろうし、踏み込む必要があるのはそれだけのエネルギーが必要だったからで、下りで取り戻すチャンスがあるだけガソリンエンジンよりマシと考えるべきでしょう。ラジコンやってたので（バッテリーの容量）＝（ガソリンエンジンでいうところの排気量）となる理屈はわかるため、MよりもXのほうがパワーはあるんだろうなぁと想像は付きますが、僕にはMで十分だという気がします。

それにしても驚いたのは、マップランプ、キーレス、電動ミラー、リアワイパーなどがすべて省略されていることで、初期型のiに全部付いていたことを知っている身としては意表を突かれました。まさかマップランプがないなんて…バックミラーの付け根あたりを手探りでツンツンした時の固く冷たい感触よ…

価格を少しでも下げるための涙ぐましいまでの努力の結果なのだとは思いますが、どれも付いてて欲しかったなぁ…無ければ無いでそれほど困らないものなのだけれども。

いい方に驚いたのは、残走行距離の予測値が表示されること。しかも、暖房入れると入れた瞬間に距離がガクッと下がるんですね。これは女房にもとてもわかり易かったらしく、多少寒いのは自分で我慢する気になったようです。

で、初めて電気自動車に乗った感想はただひとつ。価格以外は僕としては満点です。この車が新車で補助金引いて130万だったら普通に売れるんじゃないかと思います。

今見ると新車が200万ちょいなんですね。もう少しかなぁ…バッテリーの価格が下がって車の価格がガソリン車なみになったら、距離はその後で少しずつ伸ばしていけばいいのではないかと。

とにかく、少なくともi-MiEVの次期モデルが出るまではこの車に乗り続けようと思います。その日は意外と早く来るのか、それとも永遠に来ないのか…