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KAKUさんのBlog

*データ追記24kWhと30kWhの電圧比較* リーフのバッテリー、劣化曲線について考察 2016-12-25 17:52:10

皆さん、クリスマスはいかがお過ごしでしたか!

私は、23,24の2日間、Myリーフを車検に出したので、代車として30kWhリーフを貸してもらいました。
期せずして、長男がこの3連休に帰ってくるというので、じゃあということで、息子のいる筑波まで迎えに行ってきました。すごいぞリーフ!往復約300km走って、30kWhの実力を目の当たりにしました。

Myリーフだと、満充電で出発、丁寧に走って、30分を2回、しっかり充電するか、20分を3回に分けるなどしないといけませんが、30kWhだと15分程度の充電を行きと帰りで一回づつの2回、本当にトイレ休憩の合間の時間だけでQCのためだけの時間を意識せずに走れます。しかも、100-120km/hと、たまに追い越しかけるなど、流れに乗って走れます。充電時間も短縮できるし、走りにも余裕を持てるし、いやいいですね。 たかが6kWh、されど6kWh、たった6kWhですが別物です!これが、40kWhとか50kWhとなると、もやは航続距離の課題は無くなると真底肌で感じました。

さて、圏央道を使って相模原から筑波まで往復300kmの道程ですが、通常なら中央道、首都高、常磐自動車道の120kmの道をナビは案内します。圏央道経由はかなり遠回りで、距離的には30km増えるのですが、都内を突っ切っきるより時間的にはこちらの方が早いのです。

相模原IC→菖蒲PA(45%→85%:17分充電)→ 境古河IC→つくば駅・・息子をピックアップ・・つくば駅→ 境古河IC→狭山SA(たぶん10%だったか→50%:16分)→相模原IC→自宅という感じです。このペースだと、充電した!という感じをあまり受けないですね。

さて、この借り物のリーフ、内緒ですが、ちょこっとスパイしていました。
借りた時 SOH=96% Hx=91.59%


300km走って SOHは100%,Hx=101.83%に復活です。 なんとHxは10%近く持ち上げました!


端末の調子が悪くて、全ログは取っていませんが、こんな感じで、上がりっぱなしでした。


5月登録の走行距離5000km台なので、まだ新しいからですね。きっと。
Myリーフだと、2回目のQC後でないと上昇しないし、高速降りて下道走り出すと下降し始めますので、この代車のリーフは、上昇モードに入ると何しても上がっていくんですね。おそらくMyリーフでも新しい時はこのような状態だったと思います。

Myリーフのバッテリーは、SOHの値は100%で劣化していない数字ではあるが、いつでも転げ落ちる状態になっていて、本来の状態を表していないのではと感じています。


劣化の推移を図で描くと、本来は、赤点線のような劣化曲線となるのが、QC+高速走行により劣化させないようにしているだけで、ちょっと油断すると本来の状態に落ち込む。しかし、バッテリーが新しいと、本来の状態よりも落ち込んでも、上昇モードに入るや否や、直ぐ復活するのではないかと思っています。
Myリーフですが、今はQC2回位で上昇モードに移れるものの、そのうちそれが出来ない時がやってくるのでしょう。バッテリーのデータ取りはまだまだ続くということです。
 
 
*2016.12.26追記
 24kWhのMyリーフと30kWhリーフの電圧を比較してみました。
 Myリーフは、10000kmまでの走行データです。
 こうしてみると,30kWhリーフの方が電圧は低いですね。
 ちなみに、24kWhリーフの上の方を這っているデータは充電時です。
Myリーフの30000km以降のデータも比較してみました。
電圧のばらつきが大きくなっていますね。経時劣化といえるのでしょうか。
40%以下で使っていることも如実に表れていました。
 
 以上参考データです。

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