こじたんさんのBlog
あ〜電欠・・・ギリセーフ(^^;; 2016-07-13 21:40:09
i-MiEVで休日の都内に出かけた時のお話。
神奈川西部に住んでいますので、小田原厚木道路〜東名高速〜首都高速で都内に向かいました。
出発時は家で満充電。往路は充電せずとも十分に電池は持ちますが、帰路の電池残量に余力が欲しかったので、首都高用賀PAで10分ほど充電しました。(ちなみに、ここは30kWで20分タイマーなので人気はありません)
というのも、、、
帰路は充電の為の寄り道をしない場合、東名高速 港北下りPA 海老名下りPA、小田原厚木 平塚PAの有料道路上の3箇所しかなく、特に東名の2箇所は休日はとても混雑するスポットな上、海老名下りは2台のうち1台が調整中の情報があったため、平塚まで戻れる可能性を残しておきたかったのです。
都内での用事を済ませ、帰路。
予定通り、寄り道せずに首都高速から東名に入ります。
私はcaniOnを使っているので、SOCとにらめっこしながら、平塚PAまで電池が持つように電力コントロールします。
港北下りPA
三菱アプリで充電器の満空情報を見ると(満)の表示。
電池残量は十分なので、余裕でパス。
海老名下りPA
できればここで家までの充電量確保で10分ほど充電したいところ。
再びアプリで確認すると、、、(満)の表示。。。
おそるべし、休日の東名高速
ここは故障していなければ、2台あるのでちょっと待てば空くと思うのですが、以前先客の2台が揃って充電完了しているのに帰ってこず、45分ほど待ったことあるので、SOCと平塚PAまでの距離を比較し、悩んだ末にパスを選択。
腹を決めたら、あとは平塚PAまでうまく電池残量をコントロールした走りでたどり着くのみ。
過去実績と距離、そして本日の電費状況から平塚PAにはSOC 5%残りで到着する計算。
余裕はないけど、大丈夫でしょ!
省エネ運転で平塚PAにあと1KmほどのところでSOCが6%表示。
「う〜ん、計算通り!」
と、悦に入っていると、突然駆動力がガクッと落ちました!?
「あれ〜???なんで???」
caniOnのSOC表示は5%残っています。
故障?電欠??などとメーター表示を見ても、READYは立っていますし警告灯も付いていません。(当然カメ表示ではあります)
???と思っているうちに、みるみる速度が落ち、アクセル踏んでも反応なし!
平塚PAは目の前ですが、入り口に登り坂があります。。。
「あとちょっと〜」
・・・ PAへの退出路に入り、道路が登り勾配になったところで力尽き、路肩に寄せて停めます。。。。
「マジか。電欠!?」
アクセル踏んでも、まったく動きません。READYは立っているので、完全な電欠とは違うと思いますが、駆動力は0です。
「あー、やっちゃったなぁ」
一瞬、車を押そうと思いましたが、1トンもある車を上り坂で押せるはずもなく。。。
さてJAFを呼ぶかと思いましたが、平塚PAの充電器まで、あとわずか数十メートル。
少し悪あがき。
IGをオフにして少し休ませてみまして、5分ほどしてからIGオンにすると、SOCは変わらず5%表示。
アクセルを恐る恐る踏むと、、、、
「動いた!」
ほんのわずかですが、駆動力がでて数メートル進みました。
しかし、また駆動力0に。
あと10mほどでPA入り口の上り坂を超え、そこから充電器までは下り坂です。
IGオフ → 休憩 → IGオン → 数メートル進む → 繰り返し・・・(^^;;
繰り返すこと数回。とうとう、山を越えました!!
コロコロと下り坂を下って、急速充電器にたどり着きました!
ギリセーフ!!(いや、アウトか、、、)
【教訓】
余裕をもって充電しましょう。
今回はcaniOnのSOC表示を盲信した為に起きた騒動でした。
本線上だったら、もう間違いなくレッカーのお世話になる状況でしたし、退出路とはいえ止まるのは危険なので、高速上での電欠は起こさないような運転を心がけるのも、EV乗りのマナーだと再認識した次第です。
お叱りの言葉も頂くかもしれませんが、恥を忍んでご報告まで。
(と言うか用賀で20分充電していれば、家まで帰れたんだな、、、と後から気づいても後の祭り)