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いつかはEVさんのBlog

地震から二週間、電動車輌への期待 2016-04-30 08:54:34

熊本の地震から2週間が経過しました。
私の属する業界は停電時の対策が必要です。しかも数が半端でない。

14日夜、緊急地震速報。
「ウッソ~ッ、マークしとったつは南海トラフ地震ばい」
と半信半疑ながら会社に駆け付けて・・・
「アチャーッ いっぱい停電しとるばい、電池切れんうちに何とかせんと・・・」
ここからテンヤワンヤと思われるかも知れませんが、台風を毎年経験していますので、淡々

と進みます。

今度の地震でも可搬型発電機が大活躍でして、今も一部の場所で動き続けています。
で、必要な発電機は6kW~30kW、結構大きくて重いです。
いつも感じるのは、「車のエンジン出力は軽でも30kWはあるのに・・・」です。
当然軽負荷でしか連続運転は無理でしょうが、2000CCクラスなら20kWくらい余裕でしょう。

でも残念なこと発電機はついていない。

ここで、私がいつも考えるのが電動車輌です。
現地へ駆けつけて発電機に早変わり。(運転手は歩いて帰る? そこはまあ何とか・・・)
皮肉なことにピュアEVは対象外(^^)v、EVに搭載する程度の電池は用意されています。

まず考えるのはFCV。騒音を出さず理想的。でも、燃料補給に難があります。700kmの航続

距離としても水素の量は100kWhぶん程度。10kWの負荷で使ったとしても10時間後には

アウト。定期的に水素の充填が必要で、調達に難があります。
よく冗談で、
「エタノールで動く燃料電池車なら途中の酒屋で焼酎買って・・・」
と言っています。
(2台交互運用って手もありますね。FCVが普及したらこの手が正解カモ?)

最近「これは」と感じるのはシリーズハイブリッド車です。これなら最初からかなり大容量の発

電機を搭載していますので、(ECUのソフト変更は必要ですが)単相200Vや三相200Vに

変換する手間だけですみます。燃料のガソリンや軽油ならバックアップ体制が整っています。
当面はこれで凌いで、FCVの普及を待ってFCVへ移行。出来そう?

FCVF含めたEV応援の筋書き考えていたのですが、当面の策としてシリーズハイブリッド車

が割り込みました。ちょっと複雑な気分ですが、まあとにかく"電動"デス(^^)v。


ガンガレ電動車、ヤッチャエ電動車。


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