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GOLD STOREHOUSEさんのBlog

GLMトミーカイラZZに自分も同乗試乗させて頂きました。 2016-04-19 17:51:18

今まで六本木の「Le Garage」(ル・ガラージュ)にあったモックアップを見に行ったり、幕張で行われたCEATEC JAPAN 2014のニチコンブースに展示してあった物を拝見したりしていましたが、やっぱり乗って見たいと思っておりました。

そんな折、GLM(グリーン ロード モータース)社のトミーカイラZZの試乗を予約試乗.comにて予約が出来ると知り、早速予約して自分も試乗してきました。


試乗出来る場所はここ一か所のみ、「スーパーオートバックス東京ベイ東雲(しののめ)店」に併設される「カーズショー東雲」。
店舗内には常設展示されるパールホワイトのトミーカイラZZがあります。

試乗車はオートバックスグループの企業カラーであるオレンジに塗装されたZZです。(まじまじと見るのに忙しくて写真を撮るのを失念しました...)

走り出す前に運転席に座らせて頂きました。

ドアの開閉ハンドルはインナーのみ


インパネ周り。
ディスプレイは液晶です。


足元にはアクセルペダルとブレーキペダル



ダッシュパネル
緊急停止ボタン(E-STOPボタン)、ハザードスイッチ、シフトモードスイッチ

以前に比べてスイッチがコンパクトになりました。


走行時はこのつまみをひねってDレンジにします。


分厚いドアと太いサイドシル


3点式シートベルト(何かの流用品なので、フツーな感じです)


フロントボンネットの内部
アルミのポッカリ開いた空間に補機類とこれまたフツーなバッテリーがど~んと鎮座してます。
手前の白い箱はウォッシャー用タンク、奥がブレーキフルード用タンクです。


リアボンネットの内部
目立つのはインバーターとコンバーター。
奥の黒い箱の中にバッテリーがあるとの事。
ちなみにお聞きした所、バッテリーはGSユアサ製で容量は18.0kWhとの事でした。


リアボンネットには普通(200ボルト)充電口と、チャデモ対応の急速充電口がありますので、遠出も安心?


車輛に付属する普通充電器です。
本体にGLMのロゴがありますが、日産製との事でした。(入っていた箱にNISSANとあったそうな...)


で、出発!
駐車場の退出口にある料金箱の高さから車高を想像してみて下さい。

残念ながら運転は出来ず同乗のみでしたが、加速感は電気自動車のそれ、その走りはカートに近い感覚でした。(で、試乗に夢中で写真が無い...)
アルミフレーム+FRPのボデーは跳ね上げる砂利の音をダイレクトに伝える程に薄い印象を受けますが、マンホールや段差、車線変更やカーブではボデーの捩れは一切感じさせず、不安感は感じませんでした。

いや~、しかし乗り心地(?)はハードです。
15分ほどの試乗で思った事は「この車で毎日会社へ通ったら、痛勤だな~」と言う事でした。
試乗後に自分のi-MiEVに乗ったら、i-MiEVが極楽カーに感じた程でした。


試乗後、店舗内でお話しをさせて頂きました。
ついでに車検証とオーナズマニュアルも拝見させて頂きました。


ZZには電気自動車には普通にある(?)残距離計がありません。
電池が無くなったときに「カメマーク」出るのかな~と思いましたが、赤く見えるリング部分が赤白と交互に色が変わってお知らせする様になっているみたいです。


充電性能に関するページです。
急速充電時、125Aでの入力が出来る事がわかりました。

ZZには屋根や窓はもちろん、ラジオなどのカーオーディオやヒーター・エアコンと言った快適装備、トラクションコントロールやABSすら装備されていません。
思い切った所では回生機能が装備されていない所でしょうか。
そんなわけで公称後続可能距離は150Kmとの事です。
800万円する車に屋根や窓が無いなんて!とおしゃる方も居るとはおもいますが、自分はこのスペック(シャシーの溶接精度、剛性、GFRPのボデー等々)では安いと正直思いました。(買えませんが...)

この手の車は「800万円する車を買った」のでなく、「欲しかった車が800万円だった」と言うのが清々しいと思うのでした。


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